2日しかない休日に身体が慣れてしまったのか、今日は日中すこぶる眠かった。
幸いにも好きなタイミングでトイレに行ったり席を外せる会社なので、意味も無く外の空気を吸いに行ったり休憩時間に更衣室のベンチで寝転がって何とか生き延びた。
今は同じ姿勢で黙々と作業したり座学を受けているから眠くなってしまってるだけで、いざ現場に配属されたら立ちっぱなしで眠ることはできないだろう。
もう会社の一員になっているが、仕事自体はまだまだ楽なほうだ。その状態が続いていると、自分としても何かしら役に立ちたいという気持ちが湧いてくる。新人とはいえ34の独身おじさんなのでね…。独身は関係ないか。
というわけで、誰でもできる挨拶や掃除は手を抜かないように更に意識し始めた。
年数が経って仕事に慣れてくると、どうしても日頃の習慣はおざなりになってくる。特に工場は簡単に汚れが溜まるので、先輩方の個人ファイルも結構黒ずんでいる。
業務用洗剤を染み込ませたウエスでファイルを拭いていくと、面白いように汚れが落ちた。
今週末にはISOの初更新に伴う監査が行われるため、細かい部分も綺麗にしておいたほうがいいと上長が言っていた。棚やブックスタンドも綺麗に拭いて上長に褒められただけで自己肯定感が上がる単純な奴は私です。
「綺麗にしなきゃいけないけど忙しくてやってる場合じゃないんだよ」という部分を暇な自分がやればちょうどいい。代わりに自分は仕事を教えてもらう。これぞビジネスの関係よ。
後は年齢に関係なく自分が一番下なので、とにかく挨拶は必ず先手を打つ。
「お疲れ様です」の一言を告げるのは一番簡単ながら十分効果がある。数ある仕事の中でもコスパは最高だろう。今時の若者がコスパタイパ至上主義になっているなら彼らは挨拶も積極的にするのかしら。
大きなことは任せられていないので、小さなことだけコツコツ積み重ねるのがひとまずの目標だ。
会社も自分に仕事を教えるのはある種の義務だが、どうせなら『教えたくなる新人』であるほうがお互い気分がいいだろう。
残念ながら自分の見た目は人にプラスの感情を与えるとは思えないので、せめて言動で巻き返していきたい。