今の時代では『オーオタ』というとオーディオオタクじゃなくて大谷翔平オタクになるのだろうか。
まあそれはいいとして、今日はヘッドセットのイヤーパッドを交換した。
今は5年ほど前に買ったロジクールのASTRO Gaming A40TRというヘッドセットを使っている。ゲーミングと言っても光ったりはしないし、退職してからはボイチャでゲームもしていないのでただのヘッドホンに成り下がっているが。
長いこと使っているうちに、左のイヤーパッドが接続部から少しずつ剝がれてしまい、首の皮一枚繋がっている状態になってしまった。イヤーパッドは簡単に取り外せる上にそれぞれの型式専用のイヤーパッドが単品で売ってあるため、昨日のうちにAmazonで注文して今日届いた。

商品ページではイヤーパッドの素材を指定できるのだが、よく分からないし大差無いだろうと思って一番レビューの多かったフランネルという素材を選択。他にはレザーだったりフットボールネット(?)だったり全部で6種類もあった。
届いたイヤーパッドを触ってみると、冬服やカーペットにありそうな暖かい手触りだった。触る方向によって色が変わるようなやつと言えば伝わるだろうか。純正のものより固めで、付けた時の密着感は今までより強い。これは時間経過で変化するかも知れない。
とりあえずぴったり付いたからいいやと思って何気なく音楽を流したら、音痴の自分でも分かる程度には音が変化していた。まさかイヤーパッドの素材でここまで変わるとは。
密閉感が強くなったのと素材の吸音性が上がった影響か、今までより低音を強く拾っている感じがした。良く言えばライブ会場のような音色で、悪く言えば少し籠っている感じ。もちろん音が悪くなったとかそういうマイナスな方向性ではなく、「イコライザーで少し弄った?」という違和感である。
これはこれで魅力が更に上がる音楽もあるだろう。再びボイチャをすることになっても影響は無さそうだし、むしろ「イヤーパッドで想像以上に音が変わる」という新しい発見はオーディオに対する興味を深めてくれた。
元々ヘッドホンは「開放型と密閉型がある」程度の認識しか無かったため、今後ヘッドセット自体を買い替えることがあれば更に細かく調べてみようと思った。オーディオコーナーで時間をかけて色々試聴している人の気持ちが分かった気がする。
とはいえオーディオ界隈も結構な沼具合で、いい物はお値段が文字通り桁違いだったりする。そして値段が高ければ自分の耳に合うのかと言うとそうでもなく、自分を見失うと音の波に呑まれて戻れなくなってしまう可能性を秘めている。
「絶対にこれが正しい」という思い込みこそが一番の『ノイズ』なのだ。オーディオだけに。