今週のお題「ドラマ」
洗濯物をファンヒーターとサーキュレーターで部屋干ししすぎてニオイが気になる無職である。
それはさておきお題だが、昔放映されていた『三國志』のドラマが印象に残っている。
日本でも、「特段歴史が好きというわけではないが戦国時代の流れは好き」という人も多いと思う。だからこそ大河を中心としてドラマや映画が多く作られているわけだが、個人的には中国の三國志のほうがよりワクワクする。規模が桁違いだからだろうか。
自分が三國志にハマったきっかけはコーエーの『三國無双』シリーズからである。ゲームの仕様上イケメン&美女だらけなのは置いといて、当時の資料を参照して大まかな歴史の流れには則っているので勉強になる。
まあ映画やドラマですら正史からずれてる部分もあるし、後々の研究で正史そのものが違ってました、なんてパターンも多いので目を瞑るべきだ。そういう意味では、日本の戦国時代のほうがより新しいので資料が発見されやすく修正されることが多い。
だが、それは個人的に言い方は悪いがつまらないものになりつつあるようにも感じる。「予想外の奇襲で勝った〇〇の戦いは実は何でもない正攻法で…」とか「実際の兵力差は殆ど無かった」とか、真実が発覚した分だけロマンが失われている気がする。学者的には正しい情報こそ正義だが、見えない部分だからこそ想像する余地も生まれ得る。
ゲームから三國志の世界に入ったが、ある程度の知識はついたので北方謙三の『三國志』の小説を読むのも苦にならなかった。個人的に官渡の戦いの辺りが印象に残っているが、一般小説ということもあって急に濡れ場をぶち込んでくるのは当時中学生だった自分には些か刺激が強かった。
逆にタイトルのセリフが有名な漫画の横山三国志は読んでいない。だが、絵柄は緩いので年齢を問わず三國志に興味を持つことができる作品だと思う。
漫画や小説、映画にゲームなど、様々な媒体で三國志が扱われているが、三国のうち呉が主人公になる作品は少ない気がする。人材マニアかつ圧倒的なカリスマ性を持つ曹操率いる実力主義の魏、小国ながらも稀有な人材を次々に集める劉備率いる仁義の蜀と比べて、一族経営で領地を守り抜いてきた孫堅(後に孫権)率いる呉はいわゆる主人公属性が弱いのだろうか。
もちろん黄蓋のような歴戦の老兵や周瑜・陸遜といった切れ者の軍師もいるが、孫堅が早く死にすぎるのとピークの赤壁の戦いが蜀(特に諸葛亮)にフォーカスが分かれているのも痛いのかも知れない。
とはいえ自分も正史に詳しくはないので、今後更に面白い作品が出ることを期待する。
結局自分も有名な戦いや武将の逸話に尾ひれ背びれがついた派手な与太話が好きなので、いつの世も人の噂というものは絶えないのだろう。
