鹿児島に行っている父と兄が明日帰ってくることになった。
当初は今日の予定だったが、兄も10年以上鹿児島に行ってなかったし、今後も頻繁に行けるか分からないのもあって他の親戚への挨拶回りや父方の祖父のお墓参りもすることにしたのだろう。
まあゆっくりしていけばいい。俺もプチ一人暮らしを満喫するからよぉ!(開放感)
一昨日二人を岡山駅へ送った時は高速道路を使い、帰りは下道でのんびり帰った。
自分は県北出身なので必然的に岡山県を縦断する形になるのだが、県の中央のほうは寂れちゃってまあ何も無い。まあ実家周辺もいい勝負なんだけども。

岡山市も合併しまくったので端の方は緑の比率が高いが、それ以外(倉敷やギリギリ津山は除く)は何とも微妙な感じである。県内なら移住もしやすいので田舎民が更に大きい市に移動して今日に至ったのだろう。
中央の辺りを車で走っていると、一応南北を繋ぐ国道ということもあって交通量はそれなりにあり、山や工場に向かうであろう大型トラックや地元民っぽいお年寄りカーが列の先頭を引っ張っている様子が何度も見られた。
実際に自分が帰っている時も前に3台トラックが並び、40km/hの先頭が途中で曲がったと思ったらその次は45km/h、最後のトラックは50km/hだった。バックミラーを覗くと長蛇の列…。
「こんな隊列の先頭は走りとうない!」と公衆トイレの駐車場に逃げたのは内緒。
道中、道路横にぽつぽつと建っている民家を見て「一軒一軒の土地が広そうだなぁ」と眺めていたが、空き家や廃墟もかなり多かった。
大きな看板だけが残されたパチンコ屋、お婆ちゃんが一人でやってそうなとんがり屋根のタバコ屋、昭和か平成初期が全盛期だったであろう独特な当て字のカラオケスナックetc...
行ったことも経験したこともない場所なのに何故だか妙なノスタルジーを覚える風景が広がっていて、少し物悲しい雰囲気を感じた。
初めから田舎という範疇を出ることは無かったのだろうが、きっとこれらの建物があった時はもっと活気があったのだろう。別の場所でも、寂れたドライブインを見て親が「昔はあそこに若者が大勢いたよ」と言っていたのを思い出す。
その若者が年を取り、次代の若者は実家に残らず大きな市へ別の都道府県へ移動し、やがて「そっちは不便だからこっちに引っ越しなよ」と説得されて皆離れていったのだろう。誰が悪いとかではなく、ある意味自然な流れと言える。
人がいないから公共事業の優先順位も低く、町が発展しないから更に若者が出て行って…のループに陥っている自治体も多いと思う。ただでさえ少子化が騒がれる昨今、若者という貴重なパイは奪い合いの対象になっているだろう。
無職の私もホワイト企業で奪い合ってください。