1年と5か月ほどを迎えた姪の体重は現在約8キロ程度である。
母である義姉は小柄(自分が言うのもおこがましいが)なほうで、身長も150弱ぐらい。毎日姪を抱っこしたり下ろしたりを繰り返すとそれなりに体力を使うので、抱っこひもを使うこともしばしばある。それでも体勢の維持には背筋を使うし、常に身体のどこかに力が入っている。
同じ8キロでも肩車のように重心が真上なら全身で支えられるが、少し離れた部分に重心があると身体の一部だけで支えなければならない。
好奇心旺盛な年ごろのせいか、姪は深めの洗濯かごの中に入りたがる。次男が言うには、かごに入った状態で上げ下げしたら喜ぶらしい。向こうで同じことをしているのだとか。姪もそれを期待してるのか、かごに入ると縁を持って準備万端のご様子。
意を決してかごの取っ手に指を通し、姪ごと持ち上げるとめちゃくちゃ喜んだ。外を向いているので自分からは顔が見えないが、文字通りキャッキャという笑い声が聞こえてくるので相当ご満悦なのだろう。
兄に「膝と腕を使ってもっと上下したらもっと喜ぶぞ」と言われ、体力の続く限り人力アトラクションを続行。姪の楽しそうな声を聞いているとそう簡単に止めることもできず、結局腕がプルプルするまで何十回も変則スクワットをさせられた。
途中で長男に交代してもらったが、一定の高さまで上げないと姪は喜んでくれないようで、さながら東京フレンドパークのクイズボディ&ブレインのランナーだった。(超古いたとえ)
ほんの一部分しか経験していないが、それでも育児の大変さは十分すぎるほどに伝わった。世の子供を育てた全ての親御さんに敬意を払うと同時に、我が家の三人兄弟を育てた両親も改めてすごいと思った。
昔の『地域で育てる』というスタイルが非常に理に適っている分、それができなくなっている現代での子育てもまた大変だなと思う。便利な子育てアイテムがたくさん発明されていても、子供をしっかり見られる人手が足りないとやはり難しい。
己の身体すら万全でない自分には『子供を育てる』という直接的な貢献はできそうにないので、せめて仕事を通じて次代の子供達が生きる日本の経済維持の礎になりたいと思う年始であった。