去年逆流性食道炎になってからは『食べ物をよく噛む』ということを意識するようになった。そうでなくてもテレビやネットで「よく噛みましょう」と言う識者は多い。
「よく噛めって具体的に何回ぐらい?」と調べると大体30回が目安になっている。
30回と聞くと多そうに感じるが、実際に数えてみると全く噛みきれていない部分が多いことに気づく。特に今の自分は嘔吐の感覚が怖くてとことん細かく砕こうとするため、口に運んでから飲み込むまで50~60回は噛んでいる。
もちろんその分食べる時間は遅くなっているが、以前多かった食事中のしゃっくりが全くといっていいほど出なくなったので、早食い(あくまで自分の身体基準で)が直ったと思われる。
また、よく噛むことには『満腹中枢が刺激されて少ない食事量で満腹感を得られる』というダイエット的に嬉しい効果もある。自分の場合は胃が弱くなったことによる食事量の減少も相まって全盛期の半分以下にまで落ち込んだので、1年で20キロ近く体重が落ちた。
もちろん食べすぎで余計なエネルギーを蓄えて太るのは良くないが、自分のように食べなさすぎだと身体を維持するエネルギーにすら届かず、主に筋肉が減ってしまって貧弱な身体になってしまう。
人間は内臓に近い位置(つまりお腹)から太りだす。そこから身体の末端に向けて太くなるので、痩せる時はその逆で進行する。筋肉が無いまま痩せてもお腹の肉は最後の最後でしか落ちないため、いわゆる餓鬼体型(身体が細くてポッコリお腹)になりやすい。
見た目も悪いし服も合わないし筋肉が減ると日常生活にも支障をきたすので、体重を減らしたい人は極端な食事制限からではなくぜひ筋トレと有酸素運動から始めて『代謝の増加による体重減少』を目指してほしい。
食事もいきなり健康志向に舵を切ってもストレスが溜まっては本末転倒なので、『漫然と口に運ぶのではなくしっかり噛む』ということを意識するだけでも効果はあると思う。
闇営業で干された宮〇さんも得意のセリフを変化させて「ちょっと待って、・・・今噛んでないよね?」とかやればテレビに復帰できるんじゃないかな。