昨日一昨日と映画を観たが、「やっぱり映画は一人暮らしの誰も来ない空間で観るものだ」と思った。
というのも、現在は長男と同じ部屋で思い思いに過ごしている。自分はヘッドホンを付けてパソコンで動画を観るかブログを書くか資格の本を黙読し、兄はテレビを観ながらスマホを弄っている毎日だ。
相互不干渉のような状態だが決して仲が悪いのではなく、朝はテレビでMLBが放送されているのでオオタニサンの打席では兄と盛り上がっているし、昼はテレビ体操の担当者を当てて盛り上がっている。
ただ、唯一自分が映画(サメ映画とかは除く)を観る時だけは最初から最後まで何の妨害も無く観たいのだ。誰かに話しかけられるのも嫌だし、スマホの通知も全て無視する。なんなら自分の尿意すら邪魔になる。
自分がどのタイミングで映画を観ているかなんて兄には分からないので、決して兄が悪いわけではない。しかし、割とどうでもいいことを話しかけられて視聴を中断されると割とカチンときてしまうし、そうなる自分自身にも腹が立つ。
この極端な性格が自分の数多ある欠点の一つなのだろう。ただ「集中している」と言えば聞こえがいいが、実際のところ自分勝手なだけである。
なかなか治りそうにない上に、実家にいると家族の帰宅や何気ない会話が発生する可能性がある以上、こういう観点からも一人暮らしを急がなければ。
なお、食事時にテレビで流れる映画に関しては、既に食事という妨害要素があるので全く集中せずに観て(眺めて)いる。
というより、登場人物の一挙手一投足に母が必ずコメントを残すので結構イライラしている。特に邦画は誰か新しい人が出る度に「あ、〇〇(その人が他の作品で演じている役名)じゃん」と反応するのでもう滅茶苦茶である。
全員初めて観る映画なのに「これ結局どうなるん?」とか、数分前に話した内容を忘れて「え、今のどういうこと?」とか逐一聞いてきて、懇切丁寧に説明しても「ふーん(聞いてない)、あっこの人結構老けたわぁ」と暖簾に腕押し状態。
このド天然な母についての愚痴を挙げると枚挙に暇がないのでこれにて解散。
「映画を観る時はね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで、静かで、孤独で……」と、心の中の井之頭五郎が囁いている。