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寝耳にラジオ

今週のお題「ラジオ」

ワイヤレスイヤホンでくりぃむしちゅーのANNを垂れ流しながら寝ている無職である。寝返りで外れたイヤホンが転がって背中で潰すことがあり、朝起きた時に絶妙に痛い。

今となっては情報伝達といえばテレビが主流になったが、ラジオによる情報収集は使う脳の領域が違うとはっきり感じられる。もちろん起きている現象をそのまま映し出すテレビのほうが情報は正確だが、音だけを頼りに自分の脳で情報を組み立てていく楽しさはラジオにしか無い。

野球中継でも実況が慌ただしく状況を教えてくれることで興奮度が更に高まることもある。未経験だが競馬の実況もラジオのほうが楽しいという人がいるかも知れない。足りない情報を想像で補うのが人間の優れた能力だ。

 

そしてラジオの楽しさは何よりも、番組に手紙やメールを送ったリスナーが番組構成の一つになれる部分だと思う。

約15年前の高校時代、芸人が日替わりでパーソナリティを務めるラジオ(名前は忘れたがスクールオブロックの前の時間帯だった気がする)をよく聞いていて、今はテレビで見ないザ・パンチがパーソナリティの時に初めて送ったメールが読まれた上に、その回の優秀賞に選ばれたことがある。

スタッフのチェックに合格し、有名なお笑い芸人が自分の書いた文章をそのまま読み上げ、更にネタがしっかりと伝わって大笑いしてくれた時の嬉しさは半端なかった。

ノベルティグッズとして送られたサイン付きクリップセットは使いどころの無さともったいなさで押入の奥深くに眠っていると思うが、自分の人生で自己肯定感が上がった数少ない成功体験だと思う。

 

技術が進んだ今の時代はYouTubeのスパチャやニコ生のコメントという映像付きの類似システムがあるので、これはラジオだけの特権とも言えなくなっている。どんだけラジオスターは悲劇を受けるのか。

ただ、ラジオに投稿して読まれるかどうかを待っている時のワクワクや、読まれた時のパーソナリティの反応を待つ緊張感は実際に経験してみないと分からないので、未経験の人はぜひラジオを試してみてほしい。

ながら作業にも向いているし、今はスマホのアプリでもラジオを聴ける。ただ個人的にはラジオ単体で持っておくほうが何だか味があるし、災害対策として手回しラジオを一つ持っておくのも便利だと思う。




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