南米、北部の国、ベネズエラ。
筆者(浜地)は、(元)石油担当中東駐在の商社マンとして、OPEC(石油輸出国機構)設立5国の一つとして認識はしていた。が、それ以上の仔細は無知識と告白せねばならない。
それが、ノーベル平和賞2025が同国の反政府活動家マチャド女史に授賞(10月10日発表、オスロ)ということで、突如無関心ではいられなくなった。
殊に、「同女史はトランプ米大統領を阿諛追従し、ネタニアフのガザ侵略を支持してる人物である」との告発を知己のCODE-PINK平和運動家(ヴェネズエラ系アメリカ人)から知り、疑念を持った次第。
【第423回】ノーベル平和賞2025(ヴェネズエラ反政府活動家)への疑問 2025-10-31 | ISF独立言論フォーラム
そこから、拙稿中段の通り、10月22日、明治学院大学PRIMEでの「ヴェネズエラ研究会」に出席、多くを学んだ。
貧困の烙印(らくいん)を押された人々が「コムーナ」という地域共同体を通して、「自分たちの道」を切り開く。
【PRIME主催研究会】ベネズエラ情勢とコムーナ(共同体):国家による戦争の時代に地域共同体はいかなる意味を持つのか | PRIME 明治学院大学 国際平和研究所
カリブ海で何が起きているのか?――ベネズエラ情勢とコムーナ(共同体) 駐日ベネズエラ大使 セイコウ・イシカワ | 長周新聞
加えて、本年1月10日、AALAのウエブ・セミナーでその思いを深くした。
緊急ウェブセミナー ベネズエラの現状報告 1月10日(土) 終了しました (最高423アクセス 約500人の参加でした。) 資料は順次掲載します。 – 日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
そして、1月26日。
【PRIME主催研究会】トランプ政権のベネズエラ攻撃は何を意味するのか: 平和構築を目指す視座獲得のための議論 | PRIME 明治学院大学 国際平和研究所
トランプ政権のベネズエラ攻撃は何を意味するのか:平和構築を目指す視座獲得のための議論」と題するPRIME主催のセミナー。

ベネズエラのセイコウ・イシカワ駐日大使は、米軍は軍事施設だけでなく、住宅や研究施設、人工透析に必要な器具の倉庫なども爆撃し、民間人を含む約100人が死亡したとし、「大統領夫妻を取り戻す」をスローガンに市民によるデモが続いたと説明した。
また、米国の行為を「歴史的汚点」と非難した上で「武力ではなく、対話による平和的解決を目指そう」と訴えた。
その上で、イシカワ大使は「強大な力をもつ国が、新たな植民地時代を作ろうとしている」と懸念を示し、国際法が踏みにじられる中、国連は沈黙していると批判した。
東京外国語大学の西谷修名誉教授は「(トランプ政権による)今回の介入は狂気の状態」と指摘。「(トランプ氏の)個人の欲望が、国家権力として遂行される公私混同の状態にある」と喝破した。

さて、これをもって、筆者(浜地)の想いは「トランプ米大統領の不行状」に行き着く。
【第426回】 トランプ米大統領の不行状の根にあるもの - 浜地道雄の「異目異耳」
また、上記二度にわたるPRIMEでのセミナーでは、(熱心な聴衆として)出席の駐日キューバ大使と席が近くで、会話を交えた。同時に、ラテンアメリカ研究者新藤通弘氏の知己も得、以来、詳細緻密な教えを頂き、想いを更に強めている。
【JCJオンライン講演会】ベネズエラと米国―現状と行方 講演:新藤通弘氏(ラテンアメリカ研究者)1月25日(日)午後2時から4時|橋詰雅博 焦点