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12月、日本経済新聞朝刊「私の履歴書」はジェラルド・カーティス米コロンビア大学名誉教授! (題字はご本人書とのこと)

第1回は「曲折の道のり」として「間近で観察した日本政治」。そして「夢にも思わなかった学者の道」と始まり、プロの音楽家になるつもりの高校時代だったが、国際政治に興味を持ち、ふとした縁で日本語を懸命に勉強することになった。人生はわからない、若い人に捧げるという自分史は冒頭からワクワクさせる。
第2回では「一家の歴史」として、「父、ウクライナ逃れ移民に」「ロシア侵略で重なった運命」と続く。
そして第3回は「(故郷)ブルックリン」。地元の誇りDodgersが、しかし、ロサンジェルスに移動し(1988年)ガッカリ。が、現下の大谷翔平選手の大活躍で、再度ファンになった。
この点は野球の本場アメリカならずとも、一種の文化論でもあり示唆的だ。 【第76回】 大雑把なBall Park Figure - 浜地道雄の「異目異耳」
そして、次第に日米関係と政治論につながっていく。
第12回は「国際結婚」。グローバル環境で育った深井翠(みどり)さんとの出会い。夫婦喧嘩、これは「文化」のせいと、ホノボノ。
第13回は「三木武夫氏」で、日米関係を論じたことから、三木武夫(当時)首相から声がかかり、政治論、自宅での懇談の様子。「電話で聞いた政争の裏側」、「着物にたまるピーナツの殻」。それを仲介したのが、三木首相の右腕同時通訳の国弘正雄氏。
【第72回】 同時通訳の大御所、逝く - 浜地道雄の「異目異耳」
と、筆者(浜地)にとって、個人的にも実に興味深い論考が次々に展開される。
ロシア・ウクライナ、日米関係、トランプ次期大統領、と目を離せない世界情勢下、この碩学がどのように物語ってくれるのか、毎朝楽しみである。
関連拙稿:
【第73回】 Speak-up ⇒ Engineering (創造) - 浜地道雄の「異目異耳」
そして、この「私の履歴書」で最初の外国人フルブライト米上院議員を取材、掲載したのが畏友勝又美智雄元日経編集委員、国際教養大学名誉教授。
そこからのつながりで縁あって、この政治、経済、文化、スポーツなど様々の領域での活躍者が語る「私の履歴書」の過去記事の集大成を知ることができた。人生の豊富な教材とも言える。
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年末から新年。じっくりと読もう。