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【第385回】 示唆に富む「私の履歴書」(日経朝刊)

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12月、日本経済新聞朝刊「私の履歴書」はジェラルド・カーティスコロンビア大学名誉教授! (題字はご本人書とのこと)

第1回は「曲折の道のり」として「間近で観察した日本政治」。そして「夢にも思わなかった学者の道」と始まり、プロの音楽家になるつもりの高校時代だったが、国際政治に興味を持ち、ふとした縁で日本語を懸命に勉強することになった。人生はわからない、若い人に捧げるという自分史は冒頭からワクワクさせる。

第2回では「一家の歴史」として、「父、ウクライナ逃れ移民に」「ロシア侵略で重なった運命」と続く。

そして第3回は「(故郷)ブルックリン」。地元の誇りDodgersが、しかし、ロサンジェルスに移動し(1988年)ガッカリ。が、現下の大谷翔平選手の大活躍で、再度ファンになった。

この点は野球の本場アメリカならずとも、一種の文化論でもあり示唆的だ。         【第76回】 大雑把なBall Park Figure - 浜地道雄の「異目異耳」

そして、次第に日米関係と政治論につながっていく。

第12回は「国際結婚」。グローバル環境で育った深井翠(みどり)さんとの出会い。夫婦喧嘩、これは「文化」のせいと、ホノボノ。

第13回は「三木武夫氏」で、日米関係を論じたことから、三木武夫(当時)首相から声がかかり、政治論、自宅での懇談の様子。「電話で聞いた政争の裏側」、「着物にたまるピーナツの殻」。それを仲介したのが、三木首相の右腕同時通訳の国弘正雄氏。

【第72回】 同時通訳の大御所、逝く - 浜地道雄の「異目異耳」

と、筆者(浜地)にとって、個人的にも実に興味深い論考が次々に展開される。

ロシア・ウクライナ、日米関係、トランプ次期大統領、と目を離せない世界情勢下、この碩学がどのように物語ってくれるのか、毎朝楽しみである。

関連拙稿:

【第73回】 Speak-up ⇒ Engineering (創造) - 浜地道雄の「異目異耳」

そして、この「私の履歴書」で最初の外国人フルブライト上院議員を取材、掲載したのが畏友勝又美智雄元日経編集委員国際教養大学名誉教授。 

風狂盲人日記 (22) 日経「私の履歴書」を楽しく読もう会

そこからのつながりで縁あって、この政治、経済、文化、スポーツなど様々の領域での活躍者が語る「私の履歴書」の過去記事の集大成を知ることができた。人生の豊富な教材とも言える。 

HOME - 吉田勝昭の「私の履歴書」研究 ー 私の履歴書から得られるもの

年末から新年。じっくりと読もう。




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