RealtekのLANアダプタとAtermでハマりまくり、速度がまったく出ない事象に陥った話です。chatGPTによる詳しい事象解説もありますよ(笑)
本日の駄文
嫌な天気ですね。雨が続くと調子が優れない日が続きます。とはいえ、夜が涼しくなってきたのは本当にありがたい。少し前まで2時間程度しか睡眠できなかった私ですが、10月に入ってから毎日5時間以上眠れるようになりました。季節は刻一刻と進んでいるんですね。
Realtek 8156系ドングル+最新Atermでハマった話
まず、最初に結論書きます。長くなりそう&専門的になりそうなので。
結論
Realtek製の2.5GHzで有線LANを利用したとき、速度が異常に遅い(特にUploadが1~2Mしか出ない)場合は、USBドングルを利用し、USBを指す場所を変えると解決するかも。(マザーボード上にUSBが複数挿し口があるなら、前面/背面ですべて試す)
あらすじ(序章)
最近、どうも無線LANが不安定になってきたのでした。利用していたルータは某有名メーカーでしたが、無線LANの瞬断が1日5回くらい。仕事して会議がフリーズすることが続いたため、無線LANルータを変更することにしました。今回は安心と信頼のNEC。しかも最新機種のAterm7200D8BEです。WiFi7にも対応、有線もWAN/LANともに強力。有線を2.5G帯で組んでいる私としては、とにかく安定を求めたのでした。唯一のネックは値段と入手しづらいことかな。(Amazonでも独自型番つけて売ってます、ちょっと高めだけど)
で。これに変えたらどれくらい早くなるのかなぁと思ってスマホで測定したWiFi7計測値は、Up/Downともに400Mbps程度。たしかに早くなってます。ウキウキしながら私のメインPC(有線)に繋いだら、これがまぁびっくりポンでした。なぜだ??

ここからが長い長いトラブルシューティングの始まりでした。
紆余曲折(原因解明まで8時間くらい)
chatGPT先生にいろいろお世話になりました。やることすべて試しました。
- ドライバ古いから入れ直して
- USBのドングル使って入れ直して
- USBの3.0でつながっているかどうか確認して
- Windowsのネットワーク環境リセットして
- OSの再インストールして → さすがにこれはやってない
OSの再インストールはやりませんでしたが、それ以外はすべて試しました。でも無理。Upがとにかく遅くて発狂ですよ。今回はすごい悩みました。で、解決しました。
事象のまとめ(by chatGPT)
■ 概要
Realtek製 USB 2.5GbE LAN アダプタ(RTL8156B)で上り速度が極端に低下。
(例:DL 250 Mbps/UL 1.5 Mbps)
→ USBポート変更により DL/UL 共に 800 Mbps 台へ改善。
■ 環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PC | MINISFORUM BD790i SE |
| OS | Windows 11 Pro |
| LANアダプタ | Realtek RTL8156B(2.5GbE) |
| ドライバ | 10.77.20.2025 |
| 回線 | 光回線のマンションタイプ(実効1Gbps級) |
- どのLANケーブルでも 上り速度のみ極端に遅い(1〜2 Mbps)
- Realtekドライバの設定(オフロード無効、EEE無効など)を変更しても改善せず
- USB-LANアダプタ、ケーブル、ドライバを変更しても再現
- デバイスマネージャ上は正常認識
■ 原因(結論)
USB 3.2 Gen1 Type-C ポートが PCIe 共有ルートを通過していた。
Realtekチップの2.5GbE帯域要求を満たせず、上り方向でバッファ詰まりを起こしていた。
■ 解決策
アダプタを 前面USB 3.0(Type-A)ポート に接続。
(内部的には Genesys Logic GL3520ハブ → Intel XHCIルート直結)
※Powershellの Get-PnpDevice コマンドで確認できる
■ 改善結果
| 項目 | 改善前 | 改善後 |
|---|---|---|
| Download | 118〜250 Mbps | 807 Mbps |
| Upload | 1.4〜1.8 Mbps | 756 Mbps |
| Ping | 6 ms | 5 ms |
■ 補足メモ
- Realtek RTL8156/8125系はUSBバス構成に極めて敏感。
- CPU直結USBホスト(XHCI Root Hub直下) が理想。
- 外付けType-Cハブや背面ポートは内部的にPCIe経由のため避けるべき。
VID_05E3(Genesys Logic)やROOT_HUB30表示なら良好ルート。
■Aterm特有の事情
Aterm(NECプラットフォームズ)の多くの家庭用ルーターは:
- ルータ部がSoC+内部スイッチチップ構成(IntelやBroadcomとは異なる)
- 一部モデルでIEEE802.3x Flow Control(PAUSE Frame)を積極発行
- PHYがRealtekまたはMarvellベースで、自動交渉が厳格
このため、USB NIC 側の Realtek が 送信制御(TX Pause Frame)を誤検出して抑制してしまうケースがあり、結果的に「アップロード 1〜2Mbps」になる現象が出やすいです。
■まとめ
RTL8156系ドングルとAterm系ルーターの一部組み合わせでは、IEEE802.3x Flow Controlによる送信制御が過剰に働き、上り速度が極端に低下するケースがある。本件ではUSB経路変更(GL3520経由)により安定動作を確認した。
---ここまでchatGPTの報告---
人間がまとめたこと
ここまで根の深いネットワーク障害は本当に久しぶりでした。ばりばり現場で考えてやっていた頃ならいざ知らず、おじさんにもなってからここまでハマるとは…
しかし、生半可な知識ではここまでたどり着けなかったのも事実。私の利用しているPCがレアモノ(MinisForumのitx)で、利用しているバスに敏感だったりというchatGPT先生のヒントに気が付かなかったらこの結果に落ち着いていません。というかchatGPTだって最後は投げ出して「Intel性のUSBドングル買うしかないですね」とか言ってましたから。ま、ともあれ今回のわたしの長いトラブルシューティングがどなたかの役に立ってくれれば幸いです…。

おまけ
私が購入したUSBドングルはこちら。(USBドングルに罪はなかったのですが…)
そしていま私が利用しているPCケースがこちら。Flactal Designです。どうしても横長のケースが多いのでいつも「邪魔だなぁ」と思っていたのですが、このケースは数少ない縦型。スタンディングデスクの片隅に置いて、足元も広々です。見た目も良いのでまじおすすめ。(ネックは、この前面にLANケーブルがびよーんと伸びていることくらい…)
このケースの下に置いてあるのは、サンワサプライ製のお盆(?)。私が購入したSサイズだとちょっと小さすぎたので、Mサイズがおすすめです。(リンク先はMサイズになってます)
わたしのメインPCの現在の姿↓
