野崎泰伸さんの新刊『「できなさ」からはじまる倫理学』(大月書店)を頂戴いたしました。
版元・大月書店さんの紹介サイト↓
「できなさ」からはじまる倫理学 - 株式会社 大月書店 憲法と同い年
https://www.otsukishoten.co.jp/book/b10155632.html
一読後、『「できなさ」からはじまる倫理学』とは実に巧いタイトルだなと感服しました。世の中が「できる」人ばかりなら、おそらく倫理学という学問は不要になるでしょう。
本書の言う「できなさ」とは、第一義的には身体障害のことを指しているのですが、健常者も相対的に健常であるにすぎず、なにがしかの「できなさ」を抱えています。
できないからこそ、そこからどう生きていこうかという問いが始まる。まさに、『「できなさ」からはじまる倫理学』だな、と感心した次第です。
とにかく読んでみてください。平明なやさしい言葉で、障害学と倫理学の問題がていねいに語られています。
ちなみに、第2章では小社刊エヴァ・フェダー・キテイ著『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』が紹介されています。併せてお読みいただければ幸いです。
https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479964/
