衆院選で街がにぎわっていますが、小社では選択的夫婦別姓制度に注目しています。
今朝の東京新聞に『夫婦別姓と事実婚の社会学』の著者阪井裕一郎さんへのインタビュー記事が掲載されていました。
〈衆院選2024 選択的夫婦別姓を求めて〉③慶応大・阪井裕一郎准教授に聞く
議論すべきは「同姓か別姓か」ではなく「強制か選択か」なのだ…同姓を強制することの理不尽さが真の問題:東京新聞 TOKYO Web
ところで東京新聞さんのweb記事の最後に記者さんが次のように書いています。
選択的夫婦別姓制度の導入に向けた機運が高まっている。長年、自民党内の保守派議員の反対で導入が見送られてきたが、6月には自民党の有力な支援団体である経団連が早期導入を求める提言をし、9月の自民党総裁選でも争点に。なぜ導入を求めるのか。衆院選に合わせ、さまざまな立場から制度を求める声を伝える。
「なぜ導入を求めるのか」としているところに、小さな違和感を覚えました。
もはや「なぜ導入を求めるのか」という問いではなく、「なぜ導入を拒むのか」という問いを立てた方が有意義であるように思います。
この点も含めて阪井裕一郎著『〔改訂新版〕 夫婦別姓と事実婚の社会学』は目配りよく論じています。かゆいところに手が届く一冊です。
