今は邦アニベストテン2025の投票中で政治的なことは書きたくないのですが、どうしても書きたいことがあります。解散総選挙と米倉涼子が書類送検を結びつける陰謀論があります。
Xでは↓のリポスト数が多いです。著名なアカウントの方も賛同目的でリポストしています。

はてブでは↓が人気コメントです。政局になると書類送検される芸能人がいるのだ!と多くの、はてブユーザーたちが賛同していることになります。

これを検証するために2026年1月19日以降の読売新聞の記事を載せます。私が紙面キャプチャできるのが読売新聞なのですが、朝日新聞も毎日新聞もだいたい同じです。

↑19日は号外が出ました。





紙面内は連日、選挙ネタ一色です!一面トップは常に解散総選挙ネタ(元安倍首相の銃撃犯の判決以外)。各党の動向も詳細に追い、経済面でも特集し、社会面では「選挙カーが足りない」「選管の準備期間がない」といったニュースを取り上げている。新聞の本領発揮ですね。
その一方で新聞各紙では米倉涼子のことは一切書いてない、一行すら記事になっていない、名前も登場しない。ちなみに米倉涼子は独立したのでスキャンダルを潰す力もないです*1。そりゃそうだ。広末涼子みたいに、高速道路を爆走し、車両に激突し、搬送先の病院で逃げ出そうとして看護師を暴行するというアメリカ映画の破天荒な主人公みたいな事件だったら報道する価値あります。でも米倉涼子の件は同居人が麻薬持っていたという、アメリカ映画の主人公だったら日常茶飯事レベルです*2。
だいたいやね*3、米倉涼子のことを報じたのはフジテレビのFNNオンラインと週刊文春です。米倉涼子の薬物疑惑は週刊文春が去年から徹底追跡していたネタで、他の週刊誌は後追い記事を載せている程度。後追いをしていないメディアは米倉涼子のことを取り上げていません。でも解散総選挙のことは取り上げています。週刊文春ですら解散総選挙のほうがずっと掲載量が多いというか、高市政権を徹底して追い込んでいるのは週刊文春です。
どう考えても目くらましじゃないのに「解散総選挙の目くらましだ!」と騒いでいる人たちがいるのです。騒いでいる人の目が眩んでいるという点では合っていますが。
私から見ると騒いでいる人たちは選挙の記事を何も読んでいないように見えます。
もし現政権を打ち倒したい、または逆に支援したいのなら、すべきことは相手の陰謀めいた悪口をリポストしたりスターを付けたりすることではありません。新聞・雑誌・ウェブの政治記事を読んで自分で考えることです。