私は、選挙期間中、勤労者に2日間くらいの「選挙休日」を設けるべきだと思っている。
それは、普段忙しい勤労者が情報収集と理解するための「お勉強時間」とするためである。
近年特にネットやポピュラリズムによって、どんどん政治家がアホになり、国民の政治へのアパシーと思考の劣化が危惧されるからだ。
投票率を上げることも大事だが、クヲリティ上げることがより大事だろう。
2日間の「選挙休日」を土日連休とすれば、4日間みっちり選挙情報を習得できる。
政党や市民運動団体やフリーの政治塾がそれぞれより詳細な政策を解説する、とくに学者や若手の研究者、市民活動家などの登場を願う。
4日あれば、めぼしい候補者3人くらいはクリアーできるだろう。
塾は認定制度にして、参加者は市からクーポン券がもらえるとか。投票しなければ罰金制度よりこちらの方がアクティブだろう。
橋下健二教授の2022年の調査から読みとれる問題点からこんなことを思いついたのだ。
階級の支持政党と政治参加を見ると、日頃の肌感覚を裏図けている。
自民党支持階級内訳、
資本家階級は断トツ32.8%支持、
新中間階級(専門職・高級事務職等)20.6%支持、
正規労働者(販売・サービス・保安等)19.7%支持、
アンダークラス(パート主婦を除く非正規・一般事務・現場労働・農魚者等)11.8%支持、
旧中間層(資本主義以前からある経営者・販売サービス等)20.0%支持、
となっており所得が高いほど自民党支持率が高い。
では、アンダークラスはどうか。
所得は貧困線(約年200万円)以下がアンダークラスである。
この層は、野党支持が7.8%で、自民党ばかりか野党にも支持は低い。
すなわち、支持政党なしが階級間比較では68.8%で最も高い。
他の階級は、やはり支持政党なしが軒並み50%台、資本家階級だけが44.6%と低く、自民党の岩盤支持層であることがわかる。
次に各階級の政治参加意識をがどう関連するのか。「政治的有効性感覚」の質問二つ。
1.「自分のような普通の市民には、政府のすることを左右する力はない」
資本家階級は、51.4%がそうは思っておらず、半分程度が自分の影響力を自ら誇っている。
アンダークラスは、67.4%がそう思っており自分の卑小さを身に染みて感じていることがわかる。
2.「選挙では大勢の人が投票するのだから、自分一人くらい投票しなくてもかまわない」
資本家は、約21%がそう思うと回答。
アンダークラスは、32.2%がそう思うと回答。
両方とも、自分の政治的有効性感覚が低いのがアンダークラス。
政治参加は意味をないと考えており、無力感を持っている。
対極は資本家階級であり、政治への自己の有効性を確信しているようだ。
なお、正規労働者階級の回答は、アンダークラスにほとんど差がなく、広義の労働者階級全体が政治から疎外されていることが推測できる。
以上は少し政治をウォッチしていれば、おおよそ推測がつくことだろう。
これが、では「幸せ度」とどう関係しているかとなると、どうだろうか。
(つづく)