さてこの記者会見に奥さんの代理人弁護士が同席していたのですが、不思議なことを言っています。
死者の名誉棄損裁判は、「未だかつて一度もなかった」と強調していることです。
わが師鈴木六林男が代表となって闘った「西東三鬼スパイ説事件」です。
戦中京大俳句会の俳人10数名を、特高が治安維持法で検挙した事件がありました。そのとき特高に密告者がいたことが推察され、その密告者が西東三鬼だと、昭和晩年になって「断定的に」書いた小説家(小堺昭三・ダイヤモンド社)がいました。直木賞にノミネートされた作家。
三鬼は弟子を持ちませんでしたが、六林男は「押しかけ弟子」となって、句友の佐藤鬼房と二人して弟子を名乗りました。
なお、私が調べた限り、世界ではもう一例あるように記憶してましたが、他国のことなので失念しました。