昨日は壊れた。
神戸のまちを迷子になって、炎天下うろうろ、ほうほうの体で帰宅。
14時開始の神戸地裁101法廷は、108人収容なのに、満員で傍聴からあぶれてしまった。
K君の、県庁建造物不法侵入が検察に立件されて、裁判となっていたのだ。
ニュースで聞いた限りの、特別不法行為はなく、単純に一般市民として入庁し、知事室の前まで行って、悶着もなく帰路駅前で追いかけてきた警察に逮捕された、という不可解な事件だ。
庁舎へ入る受付警備でも、知事室の受付でも咎められることは一切なく、しかも路上逮捕とは奇妙である。
3人のうち、K君だけが罰金を払わず抗議したので、刑訴法上の23日間の拘束となったうえ、検察が起訴した。
この事件の重大さは、普通の人々が、公共の建物に入っただけで、県庁職員が政治的意図のある(内心の自由)者だと勝手に認定し通報すれば公安警察が逮捕起訴するという、ファッショ社会になっているということである。
現在の兵庫県の混乱は、偏に斎藤知事の違法行為が引き起こしてきたにもかかわらず、県警の目的を秩序維持だけに絞っているように見える。
そうすれば、当然現状の秩序を乱すものは、現状の知事の無効を訴える者たちが、不逞市民として潜在的に捜査取り締まりの対象となるのであろう。
立花や右翼の不法行為は、外形的行為でほぼ現行犯しか検挙されていない。すべて当事者の告訴に拠っている。
ドンマツ氏(県政を正常に戻す会代表)の立花一派の暴行障害事件でも、警察は暴行現場で制止しても、事情聴取をドンマツ氏共々しただけで終わっている。
ドンマツ氏はこれを不服として、立花一派を告訴している。
マスコミさんよ、その程度の認識でいるからバカにされるのですよ。
もっともこの支援集会を仕切っていたお嬢さんは、「10・8山﨑博昭プロジェクト」を知らないどころか、山﨑博昭も70年反安保闘争も全く知らなかった。
41歳というから団塊ジュニアよりも若いと、もうそういう世代なんだな。
世代の話と言えば、参加者の中に元兵庫県職員がいて、名前を呼びかけられて、過去に小生と喧嘩したという人物がいた。
いかにも善良そうな役人の顔つきをしている。私は全く記憶はない。
確かに、実はSNSで騙される世代は70歳代が多いのだ、今や40%が利用し、ボリュームの分母が多いので、若い世代がおかしくなっているようにみな思っているが、違うのである。
若い世代は発信はしても、これは少数で、騙される側は老年が多いということらしい。
これは特流詐欺をみれば何となく納得する。
それなのに、団塊世代自身が、悪であるという言い掛かりには断固反対であり、粗雑すぎると思う。
そもそも誰が政治でがんばったかなど、統計データもないし、団塊世代が保守を牽引して現在がある、などというのもデマである。
しかも生活者として、生活の中での必然性に従って良心派はコミットして頑張った。これはデーターとして取られていないばかりか取れるものでもない。
山本義隆氏が、党派の手柄話に「みんな頑張ったんだよ」と戒めたが、そういうしかない質のものだろう。
従ってこういう話を世代論で語る利口ぶった無知は、デマに騙されると同様、老人は注意が必要である。
その上で、注意を喚起するのは、確かに団塊の世代が左翼右翼とも起点となったことだ。
生長の家の鈴木邦夫や同じく長崎大の戦旗派全共闘を打倒して後成長の家を乗っ取る、伊藤哲夫らはみな団塊の世代である。彼等は新左翼の運動方法を模倣し、日本会議として大衆運動に成功した。その悪の系譜は、自民党の弱小派閥清和会を最大派閥に膨張させ、安倍や杉田や西田ら極右を生み、維新の会を生み、森友学園を全国の右翼教育のメッカに目論見、教育基本条例改定に成功し、排外主義在特会、チーム関西を生み、今日の立花孝志らと元チーム関西が合流して斎藤知事を支え、尼崎市議に参政党議員2名を当選させた。
私は、69年関大千里丘キャンパスで、日学同の圧倒的なガクランの中へ、20人ほどの赤ヘルと共に牛乳瓶2個もって殴り込んだ。
拉致されたブントの学生を救出するためだった。
小雨降るこうもり傘なかへ、歓声を上げて突進すると、あの広いキャンパスを敷き詰めていたガクランが、綺麗に二つに分かれ、我々の通り道を空けた。
監禁場所で救出したところまでは鮮やかに記憶は残ったがその後はどうしたか全く忘れてしまっている。
あの頃、学生運動は左翼だけでなく、間違いなく右翼も存在し、現在に至っている。
兵庫県知事問題が、水面下の日本の右翼との決戦場となっている認識が、反斎藤派の人々にも意外と弱い。
なぜ斎藤がこれほど法を無視し、居座る精神を持てるか、それはバックにいるものたちの必死さに応えるための攻防戦をしっかり意識しているからだろう。
(書きなぐりのため、間違いなどご容赦願います)