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過熱した相場では何が起きるのか?(前編)

*今回の記事は【自分が解る範囲の事】しか書いていません。
また、記事を簡潔にしたかった為、仮定の設定をしたり省略している箇所もあります。
金利の変動や担保評価や債券売買の仕組みなど)
その点をご了承ください。

 


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2016年に公開された映画「マネー・ショート」
この映画は2008年に起きた「リーマン・ショック」を題材にした映画で、
【金融市場が崩壊すると見抜いた男たちが、どの様に動いて莫大な利益をあげたのか】というドキュメンタリー的な展開と逆転劇を合わせた様な映画です。
でも、この様に書くと『この映画、面白くなさそう・・・』と思うかもしれませんが、
映画の原作「正規の空売り」を読んでいた自分からすれば、
『何で、あの本を映画化しようと思ったんだ?』という気持ちと『原作をあまり崩さずに映画として成立させた制作陣はすごいな』という思いがありました。
何故なら、この本は2000年代のアメリカの好景気の原動力であり【リーマン・ショック】が起きた原因でもある【モーゲージ債】に関わった人達について書いたノンフィクション小説だからです。




まずは「モーゲージ債」という金融商品について簡単に説明します。
例えば、以下の様な事を仮定してください。
①銀行が【年利5%で返還機関は10年】という条件のローンを10人と締結しました。そして、銀行が10人に貸し出した総金額を1億円と仮定します。
②次に銀行は証券会社と【年利5%で返済期間は10年】で締結した10人のローンをひとつにして【所有者は10年後に1億円+年利5%を受け取る債券】を作ります。
以上が「モーゲージ債」の簡単な説明になります。

*今回の記事は上記の書籍を参考にしています。

さて、このような経緯で作られた「モーゲージ債」を売却すると証券会社には手数料が入り、銀行はローンを組んだ人たちに貸した金額が入金されます。(ローンの月々の支払いは銀行の収入になります)
つまり、銀行は「モーゲージ債」が売却された時点でローンの返済を待たずに貸し出した資金を全額回収できるので、銀行はどんどんお金を貸し出す事ができます。
なので、銀行はどんどんローンを組ませて「モーゲージ債」を発行するのですが、
需要と供給のバランスが崩れると粗悪品が出る様に「モーゲージ債」の品質も劣化していきます。
というのも、「モーゲージ債」とは銀行とローンを締結した人たちがローンを全額支払う事が前提になっている金融商品です。
なので、初期の「モーゲージ債」と連動したローン締結者は[銀行の基準]をクリアした人だけでしたが、その人たちの需要が満たされてローンを組む人が減少してきたので、銀行は[銀行の基準]を下げてローンの支払いも危ない低所得層ともローンを組んで新たな「モーゲージ債」を作りました。
なので、先ほど出した仮定を嵌めると以下の様になります。

・初期に発行した「モーゲージ債」
「所有者は10年後に1億円+年利5%を受け取れる債券」=「年利5%で返済期間は10年」で締結したローンを問題なく払える収入がある10人。

・後期に発行した「モーゲージ債」
「所有者は10年後に1億円+年利5%を受け取れる債券」=「年利5%で返済期間は10年」で締結した10人(問題なく払える人と払えなくなる人がごちゃ混ぜ状態)

つまり、後期に発行された【モーゲージ債】ほどローンを組んだ人が破産する可能性が高くなっています。
そして、ローンを組んだ人が破産をすると【モーゲージ債】の支払いが止まって債券自体が無効になってしまう可能性も出てきます。
でも、そんな【モーゲージ債】が2000年代のアメリカの金融市場を動かしていた原動力だったのです。

さて、映画「マネー・ショート」は、
『ローンを組んだ人たちが月々の支払いが出来なくなって「モーゲージ債」のひとつが無効になったら「モーゲージ債」自体の信用がなくなり最終的には「モーゲージ債」の投げ売りが始まって金融市場全体が大混乱する』
と予想した3つのグループがどのように動いたか?という話であり、
原作「世紀の空売り」も似た様な内容です。
だから、映画に関しては『ドキュメンタリーが好きな人なら楽しめるかな?』としか思いません。
ですが、この記事を読んだ貴方が『何らかの投資をしたい』と考えているのなら、
原作「正規の空売り」は読んでも損はないと思います。
何故なら、【過熱した相場では何が起きるのか?】について書かれているからです。
なので、次回はその事について書いてみます。


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