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クリスティーの「もの言えぬ証人」再読

今回、改めて自分が所有しているクリスティーの小説を全部読み直した時、
この「もの言えぬ証人」という小説も楽しく読めたのですが、
どの点が面白かったのかがわかりません。ただ、残念な点はわかります。
なので今回は「もの言えぬ証人」の残念な点について書いてみます。

1937年に発表された「もの言えぬ証人」。

推理小説の形式で【死者からの依頼】という物がありますが、
今回、紹介する「もの言えぬ証人」はこの形式で書かれた小説です。
*【死者からの依頼】とは、依頼人が探偵が調査する前に既に亡くなっている設定です。

先ずは、小説の内容を簡単に説明します。
巨額の財産を持つ老婦人エミリイはある夜、階段から転倒してしまいます。
その時、階段には彼女の飼い犬が遊ぶボールが転がっていました。
なので、周りの人達はボールが原因でエミリイは転倒したと思いました。
しかし、エミリイはある矛盾に気付きました。
そして、【自分の身に何か起きるかも?】と不安になり、

エミリイは探偵ポワロに宛てた手紙を書き始めますが、

ポワロの手元に手紙が届いたのは何故か2ヶ月後でした。

そして、ポワロがエミリイを訪ねてみると彼女は既に亡くなっていました。

そこから、ポワロの調査が始まります。

さて、この小説の残念な点とは少々雑な部分があるからです。
その一例として、

【エミリイの手紙が何故、2ヵ月後にポワロに届いたのか?】について書かれた部分を抜粋して説明してみます。
小説の序盤でエミリイが書いた手紙は、実は投函されなかったのです。
エミリイが亡くなった後、その投函されなかった手紙を使用人が偶然見つけて手紙を投函しました。

これが、2ヵ月後にポワロの手元に手紙が届いた理由なのですが、
では何故、エミリイは手紙を出さなかったのか?という点については、

手紙を出すのを忘れたのではないか?という書き方になっています。

でも、それはおかしいですよね?

何故なら、エミリイは自分の身に何か起きるかもしれないと思って、

ポワロへの手紙を書いたのに、

その手紙を投函する事を忘れるなんてあるのでしょうか?
そして、この小説では、この様な印象を受ける部分が何ヵ所か出てきます。

だから、わからないのです。
何故、再読した時に自分は「もの言えぬ証人」を面白く読めたのかが・・・。




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