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【2835冊目】町田康『くっすん大黒』

 

 

町田康のデビュー作ですが、いきなり物凄い。いったいどうして、どこからこういう小説が出てくるんでしょうか。

 

 

家に転がっていた金属製の大黒が不愉快なので捨てに行く。言ってみればそれだけの話なのに、それが思いもかけない方向にどんどん転がっていきます。警察に職務質問され、友人宅に転がり込み、古着屋で働くことになり、そこのおばさんがとんでもない奴で・・・・・・と、物語は脱線につぐ脱線で、しかも大黒はついに捨てられない。

 

これってカフカ的? 筒井康隆的? いやいや、やはりこれは町田康なんです。最初の作品の最初の一文から、もういきなり町田康以外の何者でもない。最初から町田康町田康だったのですね。

 

併録されている「河原のアパラ」も傑作。登場人物の掛け合い漫才みたいなやり取りが面白すぎて、電車の中で吹きました。御用心ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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