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【2719冊目】ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』



新潮文庫1002021」全冊読破キャンペーン41冊目。


矢川澄子の訳、金子國義のイラスト、いずれも極上。誰もが知っている、不思議でコミカルでアイロニカルなアリスの世界が、日本語で生き生きと再現されている。


時計をもったウサギ、水ギセルをくわえたイモムシ、帽子屋、ウカレウサギ、チェシャ猫、すぐに「首をちょんぎれ」と叫ぶトランプの女王様。一度読んだら忘れられないキャラクターが勢揃いだ。


おもしろいのは、やはり会話だ。噛み合うようで噛み合わないシュールなやり取り。でも、アリスだって負けてはいない。奇妙な連中にも一歩も引かず、言いたいことを言い、聞きたいことを聞く。そんな「生意気な少女」としてのアリスの強さがなんとも魅力的だ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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