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【2657冊目】ジェフリー・ディーヴァー『限界点』


プロのボディーガードを主人公にした、ディーヴァーのノンシリーズ長編。人を探し、拷問して情報を引き出す「調べ屋」との、プロ同士のハイスピードの頭脳戦が描かれている。


狙われているのは警察官ケスラーの一家なのだが、誰が、なぜ狙われているのかわからないのが面白い。敵役のヘンリー・ラヴィングもまた、標的を思い通りに動かすために家族を狙い、脅迫するという悪辣な手口を取るため、味方だった相手がとたんに裏切り者に変わる。そのあたりの「先の読めなさ」でサスペンスを演出する手際は、さすがにディーヴァーはうまい。


なので、本来なら読み始めるとやめられないはずなのだが、本書はどうにも読みにくかった。原因ははっきりしている。翻訳がひどいのだ。よほど時間がなくて、やっつけで訳したのだろうか。生硬でぎこちなく、意味が通らない箇所も多数あって、なんじゃこりゃ、という感じ。まあ、読み始めたらやめられないサスペンスの名手であり、きわめてリーダビリティが高い(はずの)ディーヴァーの作品がここまで読みにくいというのは、ある意味レアな体験でありました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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