- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,土屋晃
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 文庫
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舞台は昔ながらの遊園地、ジョイランド。観覧車、メリーゴーラウンド、射的、着ぐるみのマスコット、そして幽霊屋敷。そこで働いた若き日の思い出と、幽霊屋敷で殺された女の子にまつわるミステリーが絡み合う。
キングの作品としては賛否両論あるようだが、個人的にはとてもいい話、いい小説だったのではないかと思う。なんといってもジョイランドで働く日々の描写がノスタルジック。ジョイランドには行ったことがない(当たり前だ)にもかかわらず、そこが懐かしい思い出の場所に見えてくる。まあ、ノスタルジアとはそういうものなのだが。
車椅子の少年マイクと、その母親アニーが良かった(その分、ラストはちょっとショックだった)。この手の小説には案外珍しいのだが、語り手でもある主人公も魅力的。ミステリー小説との触れ込みらしいが、むしろ私には(そういう分類があるとすれば)ブラッドベリの系譜を継ぐカーニバル小説の佳品と読めた。ちなみにミステリーとしては、次作『ミスター・メルセデス』が本格的なミステリー小説とのこと。読まねば。
- 作者: スティーヴン・キング,白石朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/08/22
- メディア: 単行本
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- 作者: スティーヴン・キング,白石朗
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