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【1990冊目】阿部和重『Deluxe Edition』

 

 

 

短編集。作品のタイトルがすべてポップミュージックの曲名から取っているのは、本全体を豪華版アルバムに見立てているということか。音楽メタファーということでは、カズオ・イシグロの『夜想曲集』を思い出すが、あちらが大人のジャズの味わいだとすれば、こちらは青年のヘビメタだ。

911や311などの出来事を織り込みながら、しかし起きる出来事はファンキーでクレイジー。この人の作品は初めて読んだが、ブラックユーモアや容赦のない暴力性に、どこか初期の筒井康隆を連想した。

発想の奇抜さや短編としてのクオリティは、残念ながら筒井康隆には及ばないが、独特の世界観には見るべきものがある。どうやら長編メインの作家であるようなので、今度は長編を読んでみたい。




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