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【1929冊目】冨田伊織『[新世界]透明標本I・II』

 

 

 

 

 

 

生き物の美しさを、まったく新しい形で表現した「透明標本」。普段は目に見えない「骨」を可視化するという発想がスゴイ。いや、もともとは骨格研究の手法だったのを「作品」に応用したらしいので、転用の発想がすばらしいというべきか。

酵素によってタンパク質を透明にして、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染めたというが、その結果として、例えば『透明標本II』の表紙のような「アート」が誕生するとは。ちなみにこの表紙はエイの一種の透明標本らしいが、そもそも生物であることすら信じられない美しさだ。

美しいだけではなく、アングルによっては異様な迫力も生まれる。エイリアンじみた、この世のものならぬインパクトだ。だいたい、骨というものがこれほど表情豊かであるとは知らなかった。無機的と有機的の間をたゆたう、半・鉱物的な美学。ところでこの「透明標本」でニンゲンを透明化したら、いったいどんなシロモノができあがるんでしょうねえ。




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