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言語化が難しい解き方

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当然のことながら、『ヨーロッパのドボクを見に行こう』に収録できなかった物件が多数存在している。検討しながら涙を流してカットしたものは、ブログやら講演のスライドやらで紹介することで供養する場合も多い。それでも極めて残念な気持ちを持っているのは、ブリュッセルに事務所を構えるローラン・ネイが手がけた構造物の数々。かなりの数を見て回ったのだけど、本書ではチラリとしか取り上げなかった。

単体で扱うには小粒という理由のほか、広域にわたっているためモデルルートに組み込みにくかったという理由もある。しかし本当のところは、そのユニークな構造フォルムに現れている「独特な解き方」をなかなか言語化できなかったことが原因だ。ブログではたびたび取り上げているものの、実はいつもモヤモヤしたままなのだ。

上の写真はブルージュの少し西にある、豊島園の「空飛ぶじゅうたん」のように桁が水平のままスイングする可動橋「Stalhille歩道橋」。メッシュの高欄も構造部材になっているようで、重りやそこにつながるアームの造形もしっかり行き届いている。ものすごく面白いのに、素直にかっこいいとは思えないところが、なんともベルギーっぽいんだよな。ネイさんはルクセンブルク出身だけど。

以下、ネイさんの構造物についての過去記事を列挙してみる。こうして並べてみても、まだブログにも書いていない物件が多数あるなあ。

 




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