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古いモノクロネガフィルムの変質(国産フィルムとKodakフィルムの違い)

高校時代(1973年)に撮ったモノクロネガフィルムの一部が、かなり変質してしまった。フィルムのベースにはトリアセチルセルロースが使われていて、これが空気中の水分で加水分解し変質が起こる。酢酸の臭いがするようになり、フィルムが丸まってしまう。

写真はデジタル化してあるので残っているが、変質したフィルムはどんどん悪化していく。なお、フィルムの変質のことはここなど、ネガのデジタル化はここなどに記録してある。

高校時代のネガは2つのファイルにまとめてある。その1つ目のファイルの前半で、フィルムの変質が顕著だ。

より古いほうが変質しているのはわかるが、あるところを境にして大きく異なる。

確認してみたら、後半のほとんどがKodak PLUS X(長巻きフィルムを買って使っていた)、前半のほとんどがFUJI FILM NEOPAN(SSが多く、FとSSSが少し)だった。さらに、前半に1本だけKodak TRI Xがあり、それは無事だった。後半に1本だけNEOPAN SSSがあり、それは変質がはじまっていた(前半ほどではない)。なお、前半にはSAKURA FILM KONIPAN SSが1本あり、これも変質していた。

同じファイルにとじていたので、条件としては同じと考えられる。したがって、国産フィルムは変質が激しく、Kodakのフィルムはほとんど変質していないと思われる。ただ、Kodakのフィルムも少し酢酸の臭いがするので、放置すれば時間の問題かもしれない。




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