20年ほど前に亡くなった義父が残した二眼レフ PRIMOFLEX を、これは私にと、義母からいただいた。その義母も亡くなって10年になる。
数年前からフィルムカメラの使用を再開し、手持ちの古いカメラを保管庫から出して試してきた。また、古いフィルムカメラやレンズを買うこともしている。そのような中で、せっかくいただいたカメラも試してみよう、と思うようになった。
百均のプラスチック箱に入れて、ロフトに置いたままになっていた。保存状態は非常に悪い。皮のケースはボロボロになっていて、皮がくずれて粉状になって、箱の底にたまっていた。
皮のケースをはずして、カメラ本体をきれいに清掃。絞りが正常に機能しているのと、シャッターが切れることを確認した。シャッターは、速度を変えると、それなりに変化するので、正確さはわからないが、まあまあ使えそうな印象。
ところが、レンズが最悪だった。前玉と後玉の表面だけはクリーニングしたが、内側の汚れやカビはどうにもならない。これはかなりきびしい。
以下は記録写真。
まずは取り出した状態。皮のケースはバラバラになっていた。

外側をきれいに清掃。これはなかなかいけるかもと、このときは思った。
す
スクリーンに汚れ(カビ?)があるので、上からクリーニングした。

多少はよくなった。

絞りを開いて、シャッター速度をバルブにして、シャッターボタンをテープで固定して、レンズの状態を確認した。
外側から見たようす。これはひどい!

内側から見たようす。

レンズクリーナーを使って、前玉と後玉の表面だけをクリーニング。もう一度、内側から確認した。表面の汚れやカビは多少はよくなっても、内側の汚れはどうにもならない。

ブローニーフィルムを現像できるタンクは持っていないので、このカメラで撮影した場合、どこかで現像を依頼しなくてはならない。フィルム代や現像代を考えると、試しにとはいえ、この状態で撮影するのには躊躇する。