就職した年、1982年の夏に買ったminolta XD。デジタルカメラを買ってから、使うことがなくなった。このカメラを買うとき、Nikon FEと悩んだが、最終的には両優先AEのこちらになった。標準ズームとセットで買った。かつてはズームレンズは写りがイマイチだったが、この頃のレンズは改善されていて、35mm-70mmという2倍ズームで便利だった。その後、100mmマクロ、50mmマクロを買い、最後はCosinaの24mmを買った。
使わなくなってからも、気まぐれに保管庫から出して、電池を入れてシャッターを切ったりしていた。その頃は、またフィルムカメラで写真を撮るとは思っていなかったが、何となく古いカメラを動かしてみたくなる。
いつだったか、数年前のように思う。電池を入れてシャッターを切ると、しばらくミラーが戻らない。潤滑油が固まってしまったのか。夏に試したが同じだった。暑くなれば油もやわらかくなるのでは、という単純な考えでは解決しなかった。
ネットで調べると、ミラーの動作に関わるダンパーのようなものの動きが悪くなって、このような症状が現れる、と言う記事があった。分解して清掃・注油すれば治ると。いつか自分でやってみようと思っていたが、最近は細かい作業に自信がない。
高校入学時に親に買ってもらったPENTAX SPも、同じようにミラーの戻りが悪くなったことに気づいた。名古屋で古いフィルムカメラの修理をやっている「イエネコカメラ」のことを知人から聞き、ネットで場所を調べて相談してみることに。
SPは修理ができた。そのことは別に書いた。そして、XDは修理ができなかった。
ミラー駆動部の動きが悪くなっているのではなく、電子系統のトラブルのようで、これもXDの持病のようなものらしい。ミラーが戻らないから次の操作ができないと、私は勝手に思い込んでいた。
でも、実際に確認してもらうと、ミラーが上がってからシャッターが切れるまでにタイムラグがある。そして、シャッターが切れるとミラーが下がる。この症状は、電子系等のトラブルらしいのだ。
電子系等のトラブルは交換部品がないので修理が難しいらしい。また、古い電子装置は、フレキシブルケーブルやコネクタなどが変質していて、はずそうとすると壊れてしまうこともあるらしい。
本当はSPよりもXDの方が使いたかったので、ちょっとショックだ。
とりあえずはまた、保管庫に入れて置くことにした。