匿名を奇貨として書くとわたしは貧乏性っぽいところがあり残すとか残して捨てるということについて「もったいない」という意識がなんとなくあります。
たしかヤマサが先鞭つけたと記憶してるのですが十年以上前から二重構造のいわゆる密封ボトルが流通しはじめました。しかし、最後のほうになると単に押すだけだと出てこないことがあって、残はたいした分量ではないけどそれを捨てるのはなんとなくもったいないという意識があり、一時期避けていました。もっとも、ラベルをはがしてキャップを(イチビキの場合)反時計回りに廻すとキャップが取れることを知り、最後まで使えると知ってからは密封ボトルタイプのものを使っています…って醤油の話はどうでもよくて。
台湾料理を出す店で魯肉飯(ルーローハン)を以前食べ、これ作れる?と問われ、豚バラと玉ねぎ主体であとは調味料さえ揃えればなんとかなるかな、と判断し、醤油やオイスターソースなどはあるので足らない五香粉という香辛料を買いました。花椒とか八角、丁香などが入ってるやつです。実際作ってみると見た目は茶色いですがそのときは小松菜を茹でて添えて、そしてあんがい美味くできています。で、ここで話が終わればめでたしめでたしなのですが。
恥ずかしながら私は料理学校を出てるわけではなし花嫁修業などもしたことがありません。ので、もちろん中華料理に詳しくありません。五香粉を買ったはいいけど使い道が見当がつかず、かといってたまに食べるから美味いはずの魯肉飯をヘビーローテーションにするわけにもゆかず、もちろん眺めるだけでは減りませんし、貧乏性なので捨てるのも抵抗があります。ので(覚えてる限りでは)、焼きそばに混ぜたり、酢と醤油とごま油に五香粉を加えてそれをギョーザのつけダレにしたり、モヤシ炒めに加えたり、としばらく試行錯誤しました。そしてそれは愉しい記憶として残っています。
はてなの今週のお題「自分で作った◯◯」を引っ張ると、魯肉飯を自作して未知の調味料を知り、結果としていくらか世界が広がりました。もっとも私が貧乏性で、かつ、料理の知識の引き出しがないゆえのことで、一般性はないかもしれないのでこのへんで。