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思考のコピペ

日頃はそのチャンネルを視聴することは稀なのですが、渦中のテレビ局に出稿していた広告主が自社の広告枠を公共広告に差し替えている、という記事を読んで、怖いもの見たさで先日、その局にチャンネルをあわせていました。流れていた公共広告のなかで興味深かったのが刑事が容疑者に向かって

「おまえがやったんだろ」

と述べたあとスマホを片手に

「知らない人がつぶやいていたんだよ」

と迫る決めつけデカという作品(…作品?)で、あなたもこうなっていませんか?という問いかけで終わっています。もしかしたらほんとは笑うところではないかもしれぬものの、直後はリモコン片手にしばらく笑いが止まらずにいました…って、私の笑いのツボの浅さは横に置いておくとして。

話はいつものように横にすっ飛びます。

9日付の毎日新聞の夕刊に石井洋二郎東大名誉教授の記事が載っていて、その中でいわゆるSNSのいいねが「思考のコピペ」であるという指摘がありました。最初はいまいち腑に落ちなかったのですが、上記の決めつけデカを視聴してからいいねがその意見の受容と考えると「ああそういうことか」と腑に落ちています。なんのことはない、決めつけデカは自分の考えがなく、SNS上の知らない人の思考を受容し、つまりそのままコピペして行動してるにすぎないのです。

毎日の記事と決めつけデカが結びついてから、はびこる無根拠の陰謀論の思考を含め、人が容易にその方面に走りやすいとしたら事態は深刻なのではあるまいか…などといまさらながら気が付いたのですが、もちろん解決策など私は持ちえません。なお記事では石井名誉教授は結論を急がず二項対立に陥らず「大事なのは自分で考えることである」と述べています。

さて決めつけデカでひとつだけひっかかるのは、どうして他人のいうことを信じてしまうのか、です。ここ数年追っているラノベの青ブタも最初の物語は病院送りにしたという事実ではない噂が事実のように語られて少数を除いて多くの生徒が信じてしまっている状況からはじまります(『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』)。フィクションとはいえ、なんだかそこらへんが気になるというか。私は疑り深いのでその方面にはいかずに済んでいるのですが…ってこのままゆくと私の性格の悪さの羅列になってしまうので無理やり話を飛躍させると、善悪が絡むような正義感が関係してくると人は思考の慎重さを欠いて思考のコピペを受容しちまうのかなあ、と。

なんだかフィクションを起点にどんどん話が誇大妄想的になってくるのでこのへんで。




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