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酒まんじゅう10個

以前書いたことがあるのですが子が居なかった死んだ父の兄にあたる叔父は、なぜか私に酒まんじゅうという酒種を練り込んだ生地を皮に使ったちょっと大きめのまんじゅうをよく山梨土産に渡していました。賞味期限は常温で3日、冷蔵庫で5日くらい持ちます。上野原から甲府にかけて酒まんじゅう屋が複数あって山梨の東部ではいまも食べ続けられてて、名誉のために書いておきますが十人中八人から九人は「美味い」というはずです。

ですが粒あんのみ10個、3日もしくは5日以内に全部食べろ、というとちょっとキツく(ので10日くらいかけて食べてて)、それが年に数回あって、毎回最初のいくつかは食べていたのですが次第に持て余しはじめます。洗礼を先に喰らっていたであろう死んだ父も死んだ母も一切手を出さず、持て余した結果冷蔵庫で干からびたやつは捨てても良い、というルールが出来ると意図的に干からびさせたこともありました。持て余すほど食べてしまったものを美味しいと他人に云えるかというと微妙で、美味しいというのは食べた側の過去の経験と思い込みが何割か左右する(ので万人が美味しいという食べ物はこの世に存在しない)という仮説を私はもっているのですが、その仮説を持つに至った原因の数パーセントは酒まんじゅうにあります。

その酒まんじゅうに今日、三十数年ぶりに対面しました。

用があって休みを取って日帰りで山梨へゆき、帰りに「わざわざありがとう、これ持って帰って」と土産に渡されたもので、(要らないですというほど鬼にもなれず)ありがとうございますと頭を下げて引き取っています。粒あんのみ10個、3日もしくは5日以内に全部食べるというミッションをこの歳になってふたたび経験するとは正直思っていませんでした。ただ子供の頃と違うのは・大人になったいま有難いのは、インターネットがあることで、飽きたら検索して知ったトースターで焼いたりバターを挟んだりをやったりと試行錯誤する予定です。




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