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絵本【満月の夜の伝説】

絵本のご紹介

 

こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。

 

学問や宗教、言い伝え、大人から教えられてきたもの。こうした知識や知恵、考えは私たちを支えてくれるものでもあります。

しかし、それらは日々新しい発見があり、情報は更新されていくもの。

信じてきたものが覆ることはいくらでもあるものです。

 

何が正しいのかに囚われてしまうと、それが受け入れられなくなることも。

そんな時、その凝り固まった考えから解き放ってくれるのは意外な存在かもしれません。

 

今回は、高尚な隠者が盗賊の男に救われたお話をご紹介しますね。

 

 

 

 

 

満月の夜の伝説

作 :ミヒャエル・エンデ

絵 :ビネッテ・シュレーダー

訳 :佐藤 真理子

発行:1994年12月9日 岩波書店

 

大型の絵本です。今は絶版になっているようで、中古品で読むか図書館で借りるかで読める絵本です。

作者は「モモ」のミヒャエル・エンデ。現実と不思議な世界との境目を見失うような世界観に是非誘われてみてください。

 

 


満月の夜の伝説

登場人物

・隠者

・男

あらすじ

何百年も昔、人里離れた山奥の谷間に、ひとりの敬虔な隠者が住んでいた。

若いころに2つの大きな悲しい出来事に見舞われ、聖なる書物の研究に専念するようになった。

しかし、それさえも無意味だという答えにたどり着き、書物を捨てその場を去り、人里離れた谷に迷い込み、そこで暮らすようになった。

 

ある日、この辺鄙な山峡にもう一人、人間がやってきた。

その男はとても力持ちで怖いものなし。

若い頃に恋人を辱められた仕返しに、その相手を殺めてしまい、死刑を求刑されたが、執行前夜に脱走。その後、盗賊団に加わり好き勝手に過ごしたが、そこでもトラブルになり、制裁を受けることとなったが、命からがら逃げのび、そこからは一人きりで生活するようになった。

 

男が獲物を追って谷までたどり着いたとき、二人は出会った。

 

隠者は男を弟子にし、天使や神について教えるようになった。

男はよく理解はできなかったものの、隠者の話に聞き入り、師として尊敬した。

 

あるとき、師は「満月の夜には、ここへ来ないでほしい」と男に言う。

そこから少しずつ隠者の様子が変わり、その異変に気付いた男は、満月の夜にこっそり隠者の元へ。

そこで男が見たものは・・・

 

********************

 

このような、お話です。

 

どんなに色々なことを知っている人でも、この世のすべてはわからないし、あまり何も知らないような人にこそわかるものもある。

そんなことを教えてくれる物語です。

 

少し難しく感じるかもしれませんが、教養の物語として楽しんでもらいたい絵本です。

 

最後に

私たち人間が集まれば、この世のすべてが分かる。

どこかそんな風に思ってしまうことがあるかもしれません。

しかし、私たちが知るのはこの世のほんの一部。

どんなに物知りな人であっても、この世を正確に捉えることはできません。

目の前のことをひとつひとつ、ありのままに見つめながら、今この時を生きることが、知識を得るよりも大切なことなのかもしれませんね。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

<ご紹介した絵本はこちら>

 

▽ペアレントレーニン

Parent training | 相談支援室ぐろーいんぐあっぷ!

 

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