
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
大切な人との思い出に支えられたことはありますか。
どんな生き物もやがては命を終える時が来ます。
大切な存在との別れは悲しいものですが、共に過ごした思い出が必ずあるはずです。
その思い出はきっと、残されたものの支えとなるのではないでしょうか。
今回は、そんなことを教えてくれるお話をご紹介しますね。
ちょっぴり切ない気持ちになりますが、目を閉じて胸にそっと手を当てて、胸の奥でじんわり感じる温かいものを味わってみてもらえたらと思います。
わすれられないおくりもの
作・絵:スーザン・バーレイ
訳 :小川 仁央
発 行:1986年10月10日 評論社
言わずと知れたスーザン・バーレイの絵本です。
エモーショナルな世界観がなんとも魅力的ですよね。
深いお話なので、未就学児のお子さんには少し難しいかもしれません。
このお話から感じることは、きっと人それぞれ違いがあると思います。
読む年代やタイミングによっても変化があるかもしれません。
何度も読み返して、じっくり味わってもらいたい絵本です。
登場人物
・アナグマ
・モグラ
・カエル
・キツネ
あらすじ
賢くみんなに頼りにされているアナグマは、年を取っていて何でも知っています。
自分の年だと、そう遠くはない未来に友達を残して、長いトンネルの向こうに行ってしまうことも。
アナグマはクヨクヨしたりしていませんでしたが、残していく友達のことが気がかり。
みんなには、あまり悲しまないようにと言っていました。
ある日モグラとカエルのかけっこを丘の上に見に行ったアナグマ。
一緒に走ることはできませんが、友達の楽しそうな様子を眺めているだけで幸せな気持ちになりました。
その夜、暖炉のそばで揺りイスに揺られて寝入ったときに、不思議で素晴らしい夢を見ました。
次の日の朝、おはようを言いに来てくれないアナグマを心配して、友達が集まってきました。
キツネがそこで悲しいお知らせを伝えます。
みんなはとても悲しみます。
アナグマは悲しまないようにと言っていましたが、それはとても難しいことでした。
それでもみんなは、互いに行き来してアナグマとの思い出を語り合い・・・
********************
このような、お話です。
残されたアナグマの友達は何を思い、何を語り合うでしょうか。
この後のみんなのエピソードから、どれほどお互いを愛していたのかを感じることができるので、とても胸が熱くなります。
ラストシーンは、涙がこぼれるかもしれません。
胸の奥の大切な部分が優しく動かされる、そんな絵本です。
最後に
悲しみを乗り越えるためには、たくさんの時間と支え合う仲間が必要です。
そして、仲間とともに大切な存在との思い出を語り合うことも。
教えてもらったこと、受け止めてもらったこと、共に楽しい時間を過ごしたこと。
大切な存在は心の中にはずっといる。
そんなことを感じられると、また前を向いて生きていける気がします。
この絵本はきっと、大切なことを教えてくれるでしょうし、支えにもなってくれると思います。
ぜひ一度、読んでみていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
Parent training | 相談支援室ぐろーいんぐあっぷ!
▽最新情報・豆知識をチェック
▽また読みたいな
▽こちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです
▽著書


