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自己実現を叶えるために

自己実現

 

こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。

 

叶えたい夢や目標はありますか。

本当はある、だけど現実的じゃないから諦めている・・・

こんな思いを抱えていませんか。

 

大人になると、いつの間にか「こうあるべき」という選択ばかりしてしまうものですよね。

 

生活のため、お金のため、世間体のため・・・

そうして本当にやりたかったことを押し込めて、「やるべきこと」に一日の時間と体力のほとんどを費やす。

そして、ふと我に返ったときに「何をやっているんだろう・・・」と思ってしまう。

 

もしかしたら、こんな日々を送っている人は意外と多いかもしれません。

 

子どもの頃、きっと叶うと信じて思い描いていたあの夢は、ただの儚い空想だったのでしょうか。

 

大人になれば、何だって自分次第でどうにかできるはず。

なのに多くの人が、思い通りにいかないことばかりで「こんなはずじゃなかったのに」と人生に不満を抱えるのは何故なのでしょう。

 

 

 

 

価値観に縛られる私たち

実は私たちは常に望みを叶えながら生きています。

今あるものすべて、何かしら自分で選択をして得てきたものですよね。

人から押し付けられたものであったとしても、最終的に決めたのは自分自身です。

 

しかし、この選択が「こうあるべき」という価値観に縛られたものだったら、真意とは違うものなので不満を感じます。

また、条件付きで「これを選べば〇〇が手に入るに違いない」と選んだ場合、一時的には満たされた感覚になるかもしれませんが、エゴからくる欲求なのでやはりどこか満たされないものを感じます。

 

私たちは生まれてから今に至るまでの学びにおいて、様々な価値観を身に付けてきています。

「これは正しくて、あれは間違っている」

「大人として・社会人として・人として、こうあるべき」

「○○とはこういうもの」

こうした価値観は、社会から はみ出さないための指標です。

人間社会という集団の中で “このルールに則っていれば攻撃されることはないはず” という安心を得るためのもの。

 

「より良い人生を生きていくためには、このルールを守りなさい」

 

そう教え込まれてきたわけです。

 

自分の本心はどうあれ、その教えに従う。

そうして懸命に適応しようとしてきた人ほど、胸の中でモヤモヤと何かが声を上げているはずです。

人からどう見られるかを気にして選んできたものは、そこそこ満足しているけれど何か違う気がする。

 

それが本当の望みに気付く最初のキッカケなのです。

やりたいことだらけの社会

自分を抑えて社会に適応しようとする一方で、娯楽や食べ物などは好きに選ぶことができます。

処理しきれないほどの情報の数々。

美味しそうでお洒落な見栄えの食べ物、有名な宿やお店、見栄えの良い観光スポット、お洒落なファッション、ゲーム、動画、健康食品・・・。

 

数分に一度は触れているであろうデジタルデバイスから、大量の情報を受け取り、あっという間に脳はジャックされています。

それがあたかも本当の望みであるかのように、情報にジャックされた脳は「ほしい!やりたい!食べたい!」と訴えかけてきます。

 

それを叶えるために、やらなければならないことを時短時短で圧縮し、できた余白に詰め込んで毎日ヘトヘト。

SNSには充実した日々をアピールできるけれど、本当の充実感は味わえていない。

 

一時的でその場しのぎの欲求は、すぐに満足感は薄らぎます。

そうすると、また似たような欲求を求めて満足しようとします。

 

自分の望みを叶えているはずなのに満たされないのは、純粋な望みではなく何かの影響を受けた仮初めの望みだからなんですよね。

望み(欲求)とは

望みとは何でしょうか。

一番わかりやすいのは、生きていくために必要な生理的欲求。

ご飯が食べたい、排せつをしたい、寝たいなどは、身体の自然な望みです。

これは我慢すると命に関わるので、誰もが優先的に叶える望みです。

 

自分を守りたい、安心させたいという望みも、感情が動くのでわかりやすいですね。

 

私たちの望みには段階がある、という考え方があります。

マズローの欲求階層説に代表される考え方ですね。

 

 

マズローの欲求段階説

マズロー欲求段階説

 

①生理的欲求

最も低次元の欲求で、上記で紹介した生理現象を満たそうとする欲求です。

②安全・安心欲求

生命の危機にさらされることなく、安全・安心が確保された暮らしがしたいという欲求です。

③愛情・所属欲求

ある程度に落ち着いた生活が満たされることによって生まれる、誰かを愛したり、いずれかの集団や組織に所属したいという欲求です。

④承認・自尊欲求

他者から認められ、尊敬されたいと思う欲求です。

自己実現欲求

自分自身の持っている能力や可能性を最大限に引き出し、自らの夢や目標を実現したいという欲求です。

 

これを拡張した考え方がアルダーファーのERG理論というものがありますが、

上記の①②に相当する「生存欲求」

上記の③④に相当する「関係欲求」

上記の⑤に相当する「成長欲求」

という段階があるということくらいに、今回は留めておこうと思います。

 

マズローの欲求階層説では、低次の欲求が満たされることで次の段階の欲求が生まれるとされていますが、ERG理論では、各欲求は連続的で同時に生じるとされています。

 

マズローの欲求階層説をERG理論の欲求は連続的で同時に生じるという解釈で捉えると、自分自身の望みはいかに多次元で複雑に生じているのかが分かるのではないかと思います。

 

こうした素直な欲求がいくつかの次元で生じているわけですが、これに何かしらの価値観が加わることで、素直な欲求とは少しずれた「こうあるべき」「こうした方が得」などの思考が生まれてしまったり、低次の欲求が十分に満たされないまま絡み合ったりして、何が素直な欲求なのかが分からなくなってしまうのかもしれません。

自分の心の中を内観する

私たちが「望み」として意識するのは高次の欲求ですが、高次になればなるほど他の欲求と絡み合って素直に感じにくくなります。

 

素直に望みを感じていくためには、自分の中にある価値観(思い込み)やエゴを手放していかなければなりません。

 

そのために必要なのが内観です。

 

自分の心の内側で感じていること、考えていることをひとつひとつ丁寧に意識を向けてみましょう。

頭の中を整理するために書き出してみるのも良いですよ。

 

「やりたくないこと」「嫌なこと」といった望んでいないことも含めて意識を向け、複雑に絡んでいるものを丁寧にほぐしていきましょう。

 

これは何日も何週間も何か月もかかることもあり、なかなか難しいことではあります。

しかし、諦めずに向き合い続けることで少しずつ見えてくるものがあるはずです。

 

純粋な望みが見えてきたら、今度はそれが必ず実現させられるものであると信じることが必要になります。

 

望んだものは、心から信じれば必ず叶います。

「肉じゃがが食べたい」と望んだなら、食材を買いに行き調理すれば必ず食べられますよね。食べられるだろうか…?と疑いながら食材を買ったりしていないと思います。

 

叶うと信じて、そこにたどり着くための道をただ進む。

どんなことであれ、ただそれだけです。

 

望みが叶わないと思ってしまうのは、心のどこかで叶うと信じ切っていないから。

もしくは、どこか望んでいない自分がいるからです。

 

なので、信じ切れていないのはなぜか、何が不安なのか。

どこか望んでいない自分がいるのは何が怖いからなのか。

 

そうした部分を内観し、明らかにしていくことでネガティブな感情を昇華する。

 

そうして、純粋な望みを純粋に信じ、その道を進んでいくことで望みは叶えられるようになります。

 

内観を通して、どんな自分でありたいか、どんな人生でありたいかを問い、自分自身ともう一度出会い直してみてくださいね。

叶っている望みに目を向ける

そうはいっても、やっぱり信じるって難しい。

そう思う場合は、すでに叶っていることに目を向けてみることから始めてみてください。

 

ほんの些細な事、今日着る服、食べるもの、今しようとしていること。

「今日だらけちゃって何もできなかったな」という後悔をしても、だらだら過ごして身体を休めたいという本当の望みを叶えているんですよね。

 

「ちゃんと叶っているんだ」と感じられたら、自分には自分の望みを叶える力があるということが信じられるようになっていきます。

 

まずは、小さな望みから意識を向けて、叶うと信じて、叶えていきましょう!

最後に

『夢を叶える』とは大それたことのように感じるかもしれません。

しかし、”こう在りたい” という自己実現の欲求は、私たちの中にある自然な欲求です。

それを封じ込める必要はないのです。

 

純粋にそれを望んだのであれば、ただ純粋に叶えていって良いんですよね。

叶える道がわからないなら、今わかる範囲でひとまず進んでみる。

そうすればまた少し先が見えてくるはずです。

必ずたどり着くと信じて進めば、道は開けます。

何か違うかもしれないと思ったら、信じられる部分まで引き返せば良いのです。

あなたの心からの望みは必ず叶います。

 

色んなしがらみから抜け出して、夢を叶えてみませんか。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

<参考資料>

産業・組織心理学 (放送大学教材 1631)

 

▽ペアレントレーニン

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