
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
人の優しさに触れたとき、ホッとして肩の力も緩まりますよね。
安心とは生きるうえで大きな力となります。
そんな優しさを受け取った人は、きっとまた誰かに優しさを贈ることができるでしょう。
それが繋がって巡り巡っていけば、みんなが優しい気持ちをもつ優しさにあふれた世界になるかもしれませんね。
今回ご紹介する絵本は、そんな優しさの連鎖のお話。
心がほっこりと温かくなりますよ。
あなたがおおきくなるひまで
文 :ケイト・バンクス
絵 :ナオコ・ストゥープ
訳 :浜崎 絵梨
発行:2019年12月31日 岩崎書店
可愛らしい絵柄が物語の優しい世界観にすごく合っていて、ゆったりとした気持ちで物語の世界に入り込むことができます。
ただ愛でるだけではなく、叱らなければならないところはしっかりと叱る。
そんな心からの愛を感じさせてくれる素敵な作品です。
登場人物
・オオカミの子
・シロクマ
あらすじ
北極にいるオオカミたちは、厳しい冬を迎えます。
吹雪の間、群れで吹き溜まりの中に隠れていましたが、吹雪がやんだ朝に外に出て歩き出します。
しかし、そんな中で一匹のオオカミの子が家族とはぐれてしまいます。
氷の大地に一人ぼっちのオオカミの子。
おかあさんの迎えを待ちながら眠ってしまいます。
ふと気配を感じ目を開けると、そこには一匹のシロクマがいました。
そのシロクマは優しいまなざしを向けています。
「たべられちゃうんじゃない?」と尋ねるオオカミの子に、
「いいえ、ぼうやを たべたりしないわ。さあ、せなかに おのりなさい。わたしの すあなに つれていってあげる」と首を振りながら答えるシロクマ。
その出会いから2匹の暮らしが始まります。
シロクマはオオカミの子を守り、生きるための知恵を教えました。
たくさん一緒に遊び、悪さをしたら叱ります。
本当のおかあさんのように。
季節は何度もめぐり、オオカミの子はひとり立ちの時を迎えます。
自分の足で歩き出したオオカミは、やがて群れを率いるようになり・・・
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このような、お話です。
シロクマに育てられたオオカミには、助けられて生き延びることができたという感謝の気持ちがあります。
わが子のように大切に育てられ、愛された経験があります。
そんな心が育ったオオカミは、今度は誰かを助ける立場になれるでしょう。
この物語の結末は、そんな優しさの連鎖を感じさせてくれるものになっています。
ぜひ一度読んでみてくださいね。
最後に
種族を越えた親子愛、優しさの連鎖。
寒い北極が舞台のお話ですが、心はとっても温かくなります。
気持ちをふわっと丸くして、優しい気持ちで生きていく。
そんな心掛けができたら、自然と周りにも優しい気持ちで接することができるようになるのかもしれません。
心からのゆったりとした優しさで、素敵な連鎖が生まれるようにしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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