今日は曇りのち晴れ。

(昨日目撃の双発機)
10月21日、第219回臨時国会で自民の高市早苗氏(64)が104代首相に選出された。高市新政権誕生については絶賛・大歓迎の識者等がいる一方、他方で懸念を抱く多くの識者もいる。
まず、元東京都知事「舛添要一」氏(76)に、「まさに『ミニ安倍晋三』である」と言わしめた「高市早苗」新首相に寄せる期待は、極右や新自由主義者らの間で極めて高い。その証左として、読売の世論調査が71%、日経が74%、産経・FNNが75.4%もの高い支持率(ただし、共同は64.4%、毎日は65%、朝日は68%)となって表れている。※1
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20251022-OYT1T50164/
https://www.sankei.com/article/20251022-CPCZJ63YAJMTJJEEFDCN23TZLI/
他方で、高市氏が女性初の首相としてガラスの天井を破ったとされる割に、進歩的良心的知識人等の間では、極めて歓迎されない御仁(高市・維新政権は安倍政治極右化V.)にもなっている。それは、内閣や党役員の人事構成にも表れている。※2
https://www.sankei.com/article/20251006-RFHCPC2JNBENPGNF2E5YUM4PE4/
https://www.youtube.com/watch?v=7_hPKVE4wUU
安倍政治の後継を自認する高市新首相への懸念は、確かにグダグダであったにせよ少しは庶民に寄り添おうとした岸田・石破政権の「新しい資本主義」の受継ぎ拒絶と、小泉・安倍政治の真骨頂であった弱肉強食社会への更なる邁進・深化にあろうか。と言うのも、成長戦略あれど分配との好循環を完全に引っ込めているからである。※3
https://mainichi.jp/articles/20251025/k00/00m/010/175000c
このことは、今回、これまで政権暴走のブレーキ役を担っていた公明が連立から離脱し、その代わりに同アクセル役ともなりそうな維新が連立に加わったことから、なお一層鮮明になっている。※4
今後、高市政権の繰り出される極右的・新自由主義的政策(格差拡大の深化&軍備増強等)の実行に、当分は目が離せそうにない。
https://mainichi.jp/articles/20251022/k00/00m/010/322000c
※1 政権寄りのマスコミの世論調査は、なぜか政権支持率が高くなる傾向にある。それでも、高市自民総裁就任後20日間で自民党入党希望者が2万件を超えるのは、彼女の人気度の高さを物語っていよう。https://mainichi.jp/articles/20251023/k00/00m/010/156000c
※2 高市内閣の財務大臣「片山さつき」氏(66)は、裏金議員の世耕弘成氏(62)と共に、社会的経済的弱者の生活保護者叩きを展開して、世間の顰蹙を買った御仁である(例えば、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一親族糾弾等)。しかも、旧安倍派に所属していた。奇しくも、舛添要一氏の元妻である。
副大臣・政務官に裏金にかかわった7人を登用し、彼らの中には堀井巌外務副大臣や高橋はるみ財務政務官(71)等の旧安倍派が含まれている。
党の役職に、旧安倍派大幹部の裏金議員兼旧統一教会関係議員である「萩生田光一」氏(62)を、自民幹事長代行という要職に起用したことに批判が持ち切りである。
<社説>裏金議員の起用 「決着済み」通用しない:東京新聞デジタル
また、安倍政権で首相補佐官として辣腕を振るった「今井直哉」氏(67)の内閣官房参与の登用については、まさに安倍政権の再現化だと言われている。
※3 高市首相は、物価対策として①2万円~4万円の給付金の交付は実施しないとのこと(>_<)である(https://mainichi.jp/articles/20251021/k00/00m/010/364000c)。また、鈴木憲和新農水相(43)も、価格高騰を理由とした②政府備蓄米の放出はしないとのこと(https://mainichi.jp/articles/20251022/k00/00m/020/318000c)。勿論、石破政権時の③米増産の方針を転換するようである。
そしてあろうことに、鈴木新農水相は石破前首相の米5kg3000円台相当発言に対し猛反論しており、石破前首相のような庶民に寄り添うつもりも毛頭なさそうである。こういうことだと将来、のっぴきならぬ米騒動が日本各地で勃発しても可笑しくないであろう(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202510270000482.html)。
以上のことは、安倍政治再現化の一里塚とも言える、岸田・石破政権の目指した政策の大転換であり、今後、「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」という社会経済的状況の新局面(階級社会の深化)も予想される。
「格差社会」の行き着くところは? - 諦観ブログ日記(9月18日)
※4 維新が大阪府議会等の議員選挙で一強他弱体制を構築したのは、一人区を激増させて、弱小政党等の府政等参加を封じ込めたからとも言われている。そして今回の衆院比例定数50人の削減も、少数政党の消滅や新規政党の参入阻止を諮り、よって既存の大・中規模政党だけで政治を壟断し合う(馴れ合い政治)ものとして危惧されている。
結局のところ、維新の目指す「身を切る改革」とは誰のための改革なのか、特に竹中平蔵氏との関りが深いだけに、多くの疑問が投げかけられている。https://note.com/seikatsukun0/n/n555b336e067a
最後に、恒例のフィンランドの女性ポップシンガー「Saija Tuupanen(サイヤ・トゥパネン)」が歌唱している、次の2曲を紹介して本記事を終える。
❶ 「Kaksi kulkijaa」(2018年)
https://www.youtube.com/watch?v=hyP25KnQfJ8
https://www.youtube.com/watch?v=WnU6japFfsU
https://www.youtube.com/watch?v=IfLuyCMs7_8
https://www.youtube.com/watch?v=QTJ6-XAcuJo
❷ 「Sininen huivi」(2019年)
https://www.youtube.com/watch?v=P_FnhbhsgmE
https://www.youtube.com/watch?v=G7pFmab5ja8
(追記)
10月29日、快晴。