※注意※
このブログにはファンタジースプリングス「ラプンツェルのランタンフェスティバル」「スナグリーダックリング」に関する写真・情報が含まれます。
アトラクションの大筋には触れずにプロップスから読み取れるBGSのみをまとめましたが、閲覧にはご注意下さい。
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1.オーナーは腕のいいボート職人!
①ボートハウスの認可証
まず注目するのは机のボードに貼られているこちら。

ボートハウスを営業するための認可証のようです。
認可証上部に書かれている「Josefine」というのがボートハウスオーナーの名前でしょうか。
ジョゼフィーヌはドイツ語圏の女性の名前。ボートハウスのオーナーはどうやら女性のようです。
②ボートの注文履歴
次に注目するのは何やら細かく書き込まれたこちらのリスト。

オーナーが引き受けた注文履歴のようです。
注文者の名前を見ると、映画に登場する荒くれ者たちの名前がずらり。
各キャラクターが何を注文し、ボートにどんな名前をつけたのか知ることができます。
注目ポイント↓
王室が注文したガレオン船『Royal Unicorn(ロイヤルユニコーン)』
ロイヤルユニコーンってどこかで聞いた‥と思い出すのがこちら。
ボートハウスに入ってすぐ左手に飾られている絵です。

額縁には「Inaugural voyage of the Royal Unicorn(ロイヤルユニコーン号の初航海)」と書かれており、沢山の国民に見守られて出港式を行う様子が見て取れます。
船首にはユニコーン像がついていて、まさにロイヤルユニコーンという名がふさわしい船!
こんなに立派な船を作れるのですから、ボートハウスのオーナーはとても腕のいい職人なのでしょう。
また、机左手壁に貼られている設計図もロイヤルユニコーン号のもの。

ちなみに中段2枚の設計図は誰の船なのか分からなかったのですが、どちらにも素敵な名前がついています。
・Up for sail号(帆を上げる、出航する)←Up for sale(売り出し中)ともかけてる?
・Sun seeker号(太陽を探す者)←太陽が紋章のコロナ王国にぴったり☀️
そして、映画内にもロイヤルユニコーン号らしき船が登場しています。1:06:50頃、国王と王妃がランタンを飛ばした後のコロナ王国の入江が映るシーンに注目してみて下さい。
さて、注文書の話に戻りますが、ロイヤルユニコーン号のコメント欄には「approved by RMMA」と書かれており、この船はRMMAという団体に承認されたようです。
ではRMMAとは何でしょう?
そこで注目するのは、様々な箇所に押された青い船の判子。

よく見ると「Royal Marine Manufacturers Association(王室船舶製造社協会)」という文字が。これがRMMAの正式名称のようです。
D.fischerが注文した帆船『The cuddly swan(可愛い白鳥)』
まず気になるのがD.fischerというこの人物。
リストの注文者の中で唯一映画に登場していません。
fischerはドイツ語で「釣り人」→リアリティを出す為にただの釣り人を混ぜたのか、
それとも製作に関わったイマジニアの名前なのか‥
私には分かりませんでした!(ご存知の方いらっしゃったら教えてください!)
また、こちらの船もロイヤルユニコーン号と同様に船の姿を見ることができます。

Qライン本棚に置いてあるこちらの模型。これがThe cuddly swanのようです。
かなり立派な船ですし、ロイヤルユニコーンと同じくRMMAから承認を受けています。尚更D.Fischerが何者なのか気になってきますね‥
荒くれ者たちのユーモア溢れる注文
荒くれ者たちが注文した船は、それぞれの夢に合わせて非常に個性豊かになっています!
恋人が欲しいビッグノーズは2人でゆったり座れるゴンドラを。ユニコーン集めが趣味のヴラジミールはユニコーン収納庫付きの船を注文したみたい。
シャレがきいててクスッと笑える注文も↓
・フックハンド(ピアニスト)の注文
「"Thug"boat」→Tugboat(タグボート、曳船)とThug(悪党)
・キラー(裁縫)のボート名
「Told you sew」→Told you so(だから言ったのに、ほら見たことか)とsew(縫う)
・ブルーザー(編み物)のボート名
「Knitty-gritty」→Nitty-gritty(物事の核心)とknit(編む)
・ウラジミール(ユニコーン集め)のボート名
「Locking horns」→Lock horn(意見が対立する)とhorn(ユニコーンの角)
・トール(お花屋さん)のボート名
「Man of the flower」→Man of the hour(時の人)とflower(お花)
・アッティラ(お菓子作り)のボート名
「Bake my day」→Make my day(良い一日)とbake(焼く)
また、天使の格好をした不思議な荒くれ者・ショーティーは、本物のボートを注文するお金の余裕がなかったため、ボートではなくブイを1つ注文したようです。それにも関わらず右側のpaid in full(支払い状況)に1人だけチェックが付いていないので、まだ代金を払っていないみたい‥笑
彼がブイにつけた名前は「Loving large」。Short(小)とLarge(大)で、自分の名前と対になるようにしたのでしょうか。
ランタンフェスティバル用のゴンドラ・16艘
こちらは注文者がmyself(自分)となっており、ランタンフェスティバルに参加するゲストへ貸し出すために制作したようです。
机の上に広げている製図がまさにこのゴンドラでしょうか。

船首のお花のイラスト・船尾に付けられたランタンは、これから我々が乗り込むアトラクションのボートと同じ。そして映画でラプンツェルとユージーンが乗り込んだゴンドラとも一致しています。(映画1:04:00頃にご注目)
ラプンツェルはここのオーナーが作ったこのゴンドラに乗り込んで、人生最高の日を過ごしたのでしょう。そして私たちも同じ船に乗り込み、最高の船旅へ出かけることができます。
(ディズニーシー最高だな)
2.オーナーは最恐の荒くれ者?!
①ラブレター
続いて、机の奥に置かれたこちらを見ていきます。

とある男性(といっても「オムツと天使の羽を身につけた男」なんて、ショーティー以外いませんね笑)があひる亭で出会った美しい女性に向けたラブレターです。
この机に置かれているということは、ショーティーがラブレターを送った相手がボートハウスのオーナー・ジョゼフィーヌなのでしょう。
手紙の内容から分かるオーナー像↓
「I complimented you on your horns」(あなたの角を褒めた)
→オーナー・ジョゼフィーヌは、映画に登場する荒くれ者たちと同じような角付きの帽子を被っている
「You punched me in the nose」(あなたは私の鼻を殴った)
→話しかけてきた男を殴る、男勝りで腕っぷしのいい女性
どうやらジョゼフィーヌも相当な荒くれ者のよう‥笑
ところで、殴ってきた女性に一目惚れしてラブレターを送るなんてショーティーは正気でしょうか。ジョゼフィーヌの返事が気になるところです。
②ランタンフェスティバル当日のスケジュール
続いては、設計図と一緒にボードに貼られているこちらのリスト。ランタンフェスティバル当日のオーナーのスケジュールのようです。

ここで注目したいのが、オーナーとあひる亭の関係。
・wee hours(真夜中):Pick up cupcakes from Attila(アッティラからカップケーキを受け取る)
・Midday(正午):Pick up box lunches at Snuggly Duckling(あひる亭でランチボックスを受け取る)
・Dead of night(真夜中):Party at Snuggly Duckling(あひる亭でパーティー)
早朝にアッティラ(お菓子作りが趣味の荒くれ者)から受け取ったカップケーキは、スナグリーダックリングで販売しているダックリングマフィンのことでしょう。

↑包み紙にアッティラ作と書いてあります
I've got a dream(誰にでも夢はある)の歌詞「Attila’s cupcakes are sublime(アッティラのカップケーキは最高)」にもあるようにとっても美味しいメープル風味のマフィンです🧁
つまり朝も昼も夜もあひる亭のご飯を食べていることが判明!
立地的にお隣さん・オーナーは荒くれ者たちのボート注文を受けている・そもそもオーナーが荒くれ者ということで、確かにあひる亭の常連客であってもおかしくないですね。
そして気になるのが1番下の欄。
・look out shorty because here I come♡(私が行くから気をつけろよショーティー♡)
ショーティーのラブレター「I'm not leaving till I see you again」(あなたにまた会えるまでここ(あひる亭)から動かない)に対する返事になるのでしょう。
ハートマーク付きなので告白成功!?と思いきや、「ブイの代金未払い+あんな馬鹿げた手紙よこしてきやがって、お前もう一回殴ってやるよ覚悟しやがれ」的な文面だと思った方がよさそう‥笑 かわいそうなショーティー!
また、少しメタ的な視点からだと、既に実行済みとしてチェックマーク☑︎がついているのがwee hours(真夜中)とsunrise(日出)の2つのみ。
どの時間に来園しても整合性が取れるようになっているのが流石ディズニーですね。(夜に来園してチェックがついていないことに関しては、スケジュールが押して実行できてないorチェックのつけ忘れ、つける間も無く忙しく働いているで説明がつきます)
③レディースナイトinあひる亭
お次は、机の手前に置いてあるこちらの2枚のメモ。


まず右側が、毎週木曜日にあひる亭で開催するレディースナイトのお知らせ。フックハンドの演奏を聞けるのがとってもいいですね。是非参加したい。
そして左側のメモ。ずらっと並ぶFood、Drinkのメニュー名からレディースナイトのメニュー表かな?と思いきや、衝撃的なDamage(損害)の一覧。オーナー・ジョゼフィーヌがレディースナイトに参加し、これだけ飲み食い+破壊したと考えた方が良さそうですね。
トータルコストは
3 large rowboats(大型ボート3隻)
6 oars (オール6本)
and an axe handle (斧の柄1本)
ボートハウスのオーナーらしく、船で払うことを求められたようです。
これでジョゼフィーヌは酒豪かつとても威勢の良い女性で、映画に出てきた彼らにも劣らない最恐の荒くれ者だと分かりました。
ちなみにこちらのリストのドリンク。どれも悪党にちなんだユニークな名前のオリジナルドリンクなのですが、なんとスナグリーダックリング内で提供している形跡を見つけることができました。



スナグリーダックリングで食事をする際は、上の棚を見上げながら店内を一周してみてください。
いつか本当にこの名前のドリンクを販売してもらえるといいですね!(頑張れオリエンタルランド!)
④本棚
最後に、オーナーがどんな本を読んでいるのか見てみましょう。
《机の上》
・An illustrated histry of the royal lantern festival (図解ランタンフェスティバルの歴史)
・Boatbuilding for thugs(悪党のための船造り)

《棚》
・Best Day Ever! a daily guide to following your dreaming(今までで最高の日に!夢を追いかける為の毎日のガイド)
・Boats made for raiding(襲撃用の船)
・Thugs deserve hugs too(悪党もハグを受けるに値する)
・Legends of golden flower(魔法の花の伝説)
・Rivers and waterways of the kingdom(王国の川と水路)

どれも映画の世界観に合ったオリジナルの本になっています。読ませて欲しい‥
最恐の荒くれ者としての一面、ランタンフェスティバルを案内するボートハウスオーナーとしての一面、魔法の花の伝説に心惹かれるコロナ王国の住民としての一面‥
本棚からこれだけの要素を読み取ることができ、ジョゼフィーヌがそこに"生きている"ことをより一層感じられますね。
終わりに
ここまで、ラプンツェルのランタンフェスティバルQラインにあるプロップスからボートハウスのオーナーの正体に迫りました。
ファンタジースプリングス内他のアトラクションに比べると、一見シンプルで寂しい?と思いがちなランタンフェスティバルのQライン。
じっくり見てみると情報量が多く、どこよりも深いBGSが隠されていました。
ボートハウスのオーナーというTDSオリジナルのキャラクター設定を通して、コロナ王国の解像度がより上がった気がします。
最後に、
一部写真の提供+翻訳を手伝ってくれたお友達(https://twitter.com/Mai25508840)と
ここまで読んでくださった方に感謝を申し上げます。ご覧いただきありがとうございました!