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ソフトウェアテスト徹底指南書を執筆しました

 2年前から、ソフトウェアテストをテーマにした「ソフトウェアテスト徹底指南書」を執筆していました。今月、その書籍が発売されます。
 今回はその書籍の概要と、執筆活動記をまとめたいと思います。

gihyo.jp

ソフトウェアテスト徹底指南書

 ソフトウェアテスト徹底指南書の内容は、開発チームが備えるべきソフトウェアテストの技術・アプローチ・知識を包括的に・体系的に解説したものになっています。開発チームを構成する様々な方(テストエンジニアに限らず、開発者やマネージャも含め)に広く読んでいただければと思います。

 アウトラインは次のようになっています。

  • Part I ソフトウェアテストと品質マネジメント
  • Part II テストの戦略とプロセス
    • テスト戦略
    • シフトレフトテストなど定番のテスト戦略
    • アジャイル開発、継続的デリバリ、DevOps、SPLEを支えるテスト戦略
    • テストプロセスの構築
  • Part III テストの作成と実行
    • テスト分析
    • テストアーキテクチャ設計/VSTeP
    • テスト設計
    • テスト実装
    • テスト環境構築
    • テスト設計技法の活用
    • テストの実行
    • ユニットテストの設計/性能テストの設計
    • リスクベースドテスト/探索的テスト/ユーザーストーリーテスト/静的テスト
  • Part IV 自動テストの活用
    • 自動テストの開発
    • 自動テストの品質作りこみ/フレーキーテスト/脆いテスト
    • 自動テストの評価/ミューテーションテスト
    • 自動テストの設計・実装の原則
    • 自動テストコードのパターン・イディオム
    • 開発者テスト
    • テスト駆動開発
  • Part V テストの計画とマネジメント
    • テスト計画
    • テストのモニタリングとコントロール
    • リスクマネジメント
    • テストで求められる能力
    • テストを担う組織の構築
  • Part VI テストを支える基礎作り
    • CI/CDの構築
    • バグ管理とバグチケット設計
    • テスト容易性の確保
    • テスト設計を支えるモデリング
    • テストを支える契約による設計
    • ブランチ管理とテストの連携
    • システムエンジニアリングで支えるテスト

 Partごとに独立して執筆しているため、読み方としては気になるPartをピックアップして選択的に読んでいただければと考えています。

執筆活動記

執筆のきっかけ

 本書の執筆のきっかけは、出版社の方が本ブログを読み、ブログ記事のようなテーマで本を執筆してみないかと直接連絡していただいたのがきっかけでした(はてなブログ様々です)。もともとテストをテーマとした本を書きたいと考えていたため、これ幸いと機会に飛び乗りました。そこから提案書とアウトラインをまとめ、出版社とすり合わせたのち、契約を結んで、執筆を開始しました。

執筆の経過

 執筆活動は2023年10月から本格着手し、2024年7月に脱稿しました。
 執筆進捗は文字数と清書度で管理していました。グラフは次のようになっています。

 執筆の主な課題は、本業との両立でした。
 当初の目論見は年末年始の連休で一気に書こうと想定していましたが、理想のようにはいきませんでした。(グラフ中の理想進捗線が年始に計画変更されている通りです)。
 自分は一気にたくさん書けないということで、そこで毎日2p分、(たとえ体調を崩していたり、酔っていたり、深夜残業があったりする中でも)書き進めることを習慣化する戦略に転換しました(Githubの草をはやす習慣づけを書籍執筆でやりました)。この書き方は自分の性分と合っていたようで、従来の働き方を変えずに、半年程度で原稿を書き上げることができました。

レビューと洗練

 書き上げた原稿に対しては、多くの方にレビューに助力いただきました。

 本書は、急逝された西康晴先生(にしさん)への恩義に報いたいという思いが執筆の原動力の一つとなっていて、にしさんの成果を商業出版で記録したいという思いを強く持っていました。その思いは、にしさんと長く共同で教材開発していた、JaSST Tohoku実行委員会の梅津正洋さん、浦山さつきさん、高橋理さん、竹内亜未さん、真鍋俊之さんの監修・レビューのご協力で実現されました。本書のVSTePの執筆は、その監修の力があってこそ実現されました。
 また妻、末村拓也さん、鈴木一裕さんには、全体にわたって詳細にレビューいただき、本書全体の洗練にご協力いただきました。末村さん、鈴木さんいずれも、本業と並行して書籍の翻訳や登壇、国際規格の作成など多忙な生活を送っている中にも関わらず多くの時間を投じていただき、深く感謝しています。
 さらにテーマに応じてエキスパートの方々にレビューをいただきました。静的テスト・プロセス改善については安達賢二さん、テスト自動化については山口鉄平さん、テスト設計については秋山浩一さん、伊藤由貴さん、河野哲也さん、テスト戦略については風間裕也さん、テストマネジメントについては朱峰錦司さん、松木晋祐さんにレビューいただきました。中でも秋山さんにはテスト設計について厳しく適確にご教示いただき、本書の洗練だけでなく、自身のテスト技術の向上の機会にもなりました。

 改めてご協力ありがとうございました。

今後の活動について

 本書を脱稿した後も、毎日技術文章を書く習慣が抜けず、暴走気味の執筆意欲も収まらずで、別テーマで新たな技術本を執筆しています(Mark Wardさんに出版社ととりなしていただき、ご機会を作っていただきました)。こちらは来年以降、情報を出せればと考えています。
 




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