今宵の一杯
最初から最後までフルーティな「キリングッドエール」、新定番になってほしい
2025年10月14日 00:00
- 2025年10月7日 発売
IPA系のクラフトビールがちょっとした流行となってから、ビールのおいしさの基準の1つに「フルーティさ」というのが加わったように思います。ガッとくる苦味もいいけれど、新鮮なフルーティさも時には味わいたい。そんなところへ、本格的なフルーティさをリーズナブルに堪能できるビールが登場しました。10月に登場したキリンビールの「キリングッドエール」です。
ビールにフルーティさを求めると、たいていはIPA系を深掘りしていくことになるのですが、同時に財力が試されることにもなるので、気軽に、という感じにはなりにくいものです。しかし、今回のグッドエールはレギュラー商品の価格帯(想定価格は350mL缶が253円前後、500mL缶が330円前後)でありながら、そんなIPA系にも勝るとも劣らぬフルーティさを実現しています。
できればグラスに移して飲んでみてほしいのですが、そうすると近づくだけでフルーティさがふわっと漂ってきます。口に含んでもそのフルーティさは変わらず、飲み口としてはややライトめではあるけれど、しっかりとしたジューシー感もあって、後味もずっとフルーティ。キリンとして初めてクライオホップというものを採用し、独自の製法でフルーティさを余すことなく引き出したという工夫がきいているようです。
ところで、オレンジのパッケージがどこかで見たことがあるなあ……と思ったら、同じくキリンのSPRING VALLEY豊潤ラガー 496とたいへんよく似ていました。ただ、飲み比べてみると明らかに別物。豊潤ラガー 496の方はコク深めで、なんならロースト感すら漂っていますが、グッドエールはそれより軽快で、食前酒としてもよさそう。
グッドエールはとにかく純粋に「おいしい」と思えるビールで、一番搾りなどと並ぶような定番として、スーパーに常に並んでいてほしいなあと思います。





