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ほっかほっか亭の「黒唐揚弁当」、過去最高のにんにく感で復活

2026年3月16日 発売
黒唐揚弁当5コ

 ほっかほっか亭総本部は、「黒唐揚弁当」をはじめとする「黒唐揚シリーズ」を3月16日に発売する。期間限定での販売となる。

 同社の唐揚弁当は1976年の創業時から人気が高い定番商品。黒唐揚は、鶏モモ肉を秘伝のにんにく醤油だれに漬け込み、こがし醤油の香ばしい衣をまとわせたもの。前回の発売時から改良を重ね、にんにくの風味を過去最高に高めることで、やみつき感を演出し、ごはんとの相性を追求したという。

 価格は「黒唐揚弁当4コ」が680円、「黒唐揚弁当5コ」が760円、黒唐揚3コとポップコーンシュリンプ(2コ、タルタル付き)、ニラ玉、コロッケ、ウインナーを組み合わせた「黒唐揚スペシャル」が820円(いずれも西日本での価格)。

ボリューム満点の「黒唐揚スペシャル」
通常の唐揚(左)との比較

 なお、にんにく風味が強い今回の商品だが、匂いを気にせずに心ゆくまで楽しんでほしいとして、黒唐揚シリーズの購入者を対象に19日からアース製薬の「モンダミン クリアミント 100mL」をプレゼントするキャンペーンも実施される。こちらは無くなり次第終了となる。

 また、3月16日~4月15日には黒基調の車両で営業する日本交通とコラボし、“黒唐揚タクシー”を近畿エリアで10台限定で走らせる。このタクシーに乗車すると、黒唐揚1コのプレゼントクーポンがプレゼントされる。

キャンペーン

 5日に開催された発表会では、常務取締役 商品企画統括本部 本部長の飯沼俊彦氏と商品本部 購買部 第一商品購買課 課長の三木智史氏が登壇し、復活の背景などを説明した。

 飯沼氏は、昨今の物価高に触れ、「我々も家計応援生活キャンペーンをやってきた。ライスの大盛りの値下げやおかずの増量を展開させていただいたり、お手頃価格メニューを発売させていただき、お財布に優しい施策を我々なりに頑張ってきた」と振り返る。

 その上で「これからも家計に優しい、物価高のなかで少しでも救いとなるような形で提供できればと思い、唐揚のバリエーションも我々なりに提供している」とし、その一環として黒唐揚弁当を発売することを宣言した。

 同商品については「お値段据え置きで、にんにくを効かせたフレーバーで満足度がアップする」と説明。同じく鶏肉を使い、価格を抑えた“コスパランチ”として「鶏の黒酢あんかけランチ」(590円、15時まで)を1日から提供していることを紹介した。

鶏の黒酢あんかけランチ

 続いて登壇した三木氏は、50年に及ぶ同社の唐揚弁当の歴史を振り返り、少しずつ時代に合わせて改良を重ねてきていることを紹介。今回の黒唐揚弁当は、2015年に発売された「特黒唐揚弁当」を改良したものとなっている。

 唐揚の元となる鶏肉については、冷凍で仕入れたものを解凍する必要があるが、約12時間かけてゆっくりと解凍する「ミスト解凍」を採用。じっくりと均一に解凍することで繊維を傷つけず、肉汁の流出を抑えることでジューシーさを追求。その後、特注のタンブラーでしっかりとマリネーションした肉を店舗に納品して使用しているという。

 衣についても、提供して30分~1時間で食べられることを想定し、蓋をした状態でもベチャベチャにならないように独自のブレンドを行なうことで、サクッとした食感を実現している。同氏は「僕が店舗に入っていた時は比較的モチモチした食感だったが、今は薄衣の軽いサクサクとした食感で、何個でも食べていただけるようなイメージで作っている」と説明する。

こだわりの製法

 また、味の面では、季節にあわせて塩分値をコントロール。季節ごとに一番おいしいと感じられるような風味を追求しているとのことだ。

 牛肉と比べると安い鶏肉とはいえ、三木氏が仕入れを担当するようになった3年前と比べると、現在の仕入れ値は約1.75倍に高騰しており、生産者から直接仕入れることで中間コストを抑えたり、ハークスレイグループ内でのシナジーを活かしたりすることで、にんにくをふんだんに使いながらも黒唐揚を価格据え置きで提供できるとしている。

 なお、同社では、2月からおかずを自由に組み合わせて自分だけの弁当を作れる「カスタマイズ弁当」「推し盛弁当」の2つのサービスを提供しているが、今回の黒唐揚についても16日から選択肢に追加される。通常の唐揚も併売されることから、一度に両方を食べ比べすることも可能だ。

(左から)企画本部 マーケティング部 広報PR課 課長の永岑しおり氏、常務取締役 商品企画統括本部 本部長の飯沼俊彦氏と商品本部 購買部 第一商品購買課 課長の三木智史氏