ちょっとのお休みだと、長文を書くのが難しいですね。きちんとした根拠のある話を資料を見ながら書こうとすると尚の事です。
そういう訳で、最近は日記ブログばかりを更新し、解説記事や考察が少なくなっています。
今日は思い切って、脱線し思いついた事を気ままに書いてみます。
尾張守という言葉をご存じでしょうか?尾張の藩主の事ではなく、インターネットスラングです。もう終わりだ終わりだと、コンテンツの終わりを願い、そればかりを語る人の事です。日本はもうおしまいだというような事を連呼するTwitterアカウントなどを指して使われる言葉です。
似た言葉に「外国では」という言葉を連呼する出羽守が挙げられますね。
私自身も尾張守の傾向を持っています。
日本は少子高齢化、労働人口の減少、資源の乏しさ、災害の多さなどで元々発展するのが困難な状況にありますが、そこに政治の遅滞や混乱、腐敗が加わる事によって日本国が終わったコンテンツ、オワコンになっているという考えです。
これ自体は完全に事実だと思います。
少し前に、子供の自殺が多いという事が話題になっていました。これは統計上は日本だけでなく、先進国で見られる現象で、どこの国も似た問題を抱えているのだと思いますが、この理由として、大人達が尾張守になって、終わった終わったと絶望を連呼するせいで、若者が希望が持てないのではないかという事が主張されていました。
まあ、なきにしもあらずだと思います。しかし、希望を持つのは難しい事です。
私も、いつ日本が国の形を保てなくなるのか?行政サービスが破壊されていくのか?そういう事に備えなければならないと思っています。
しかし、最近になって急にこれはいけるかも知れないと思うようになりました。
主にそれはシンギュラリティによってなされる技術革新によるものです。
この記事に簡単に書きましたが、最近はAIと再生可能エネルギーの発展が目覚ましく、AIの性能は上がり、消費電力量が減っています。再生可能エネルギーも発電量が増え、蓄電池の性能も向上しています。カーツワイルによればシンギュラリティ、つまり汎用人工知能が人間以上の知性を獲得するのは2045年とされていますが、それよりも早く何らかのブレイクスルーが起こるかも知れないと予感しています。
詳しくは、専門家の解説を調べてみて欲しいのですが、トピックだけを列挙していきたいと思います。
①Deepseek について
中国の開発したAIです。このAIはどうもChatGPTを盗用して作られているらしいのですが、ChatGPTよりも電力消費が少なく、これによってアメリカの株価が暴落しました。同じ技術を用いて、今後様々な企業が電力消費が少ない仕組みを作るでしょう。又、それらを並列化する事で、性能の向上も図れるかも知れませんね。詳細な仕組みの解説は専門家の情報を追ってみて下さい。
②太陽光パネルについて
今は、使えなくなったパネルのリサイクルの技術も確立しつつあり、廃棄物問題も解決されつつあります。又、様々な素材が検討され発電効率も上昇しています。更に、透明な太陽光パネルというものも存在し、ビルの窓などへの利用が検討されています。屋上を光を反射する素材で覆う事で、都市の温暖化対策ができるのではないかとも期待されています。当然ですが、太陽光パネルはCO2を直接的には出さないので(生産過程で発生しますが)地球温暖化にも良い事になります。生産によって必要なエネルギーを発電によって回収する事もできます。これはエネルギーペイバックタイムという指標で表されます。ですので、作っても実はトータルではエネルギーの損失だという事もありません。
③蓄電技術
最近は、家庭用蓄電池の普及が進んでいますね。再生可能エネルギーとの組み合わせで災害にも強いのではないかと期待されています。昔は売電しても、政府が補助金を出しても元を取るのは困難だったのですが、最近の性能が良いものを家庭用の電気消費に充てる目的で使うと、使う筈だった電気代の節約によって10年程度で元を取れるようになっています。蓄電池の開発は技術的、物理学的障壁の問題で困難だったのですが、それでも数十年前に比べると3倍程度の性能の向上があるようです。他の科学技術による電力消費が莫大すぎて、それを全部上述した再エネと蓄電池で賄うのは現段階では不可能ですが、進歩はしています。電気抵抗で失われる電力について考えると、各家庭に太陽光パネルと蓄電池を設置していくのはかなり良い施策だと思いますね。
先ほど、書きましたが日本は資源に乏しいです。ですから輸入した物を加工して、輸出する事で主な利益を出しています。分かりやすく企業名を挙げるとトヨタの自動車とかがそうですね。
ですが、再生可能エネルギーが普及すれば、外国から燃料を沢山輸入する必要が減りますね。これによって燃料価格の高騰による損失が回避できますし、地球温暖化の原因となるCO2が減らせます。政府もその事を考えてでしょうか、数十年後に再エネの割合を全体の4割にする目標を掲げているようです。
又、電気をある程度、自由に使えるようになればAIを含む様々な技術に用いる事ができます。機械を含む生産にも使えますし、日常生活を助けるインフラストラクチャにも使えますね。あらゆるモビリティの自動運転もそうですし、他の街の安全を制御する様々なオブジェクト、信号機とかにも使えます。これによって、人口の減少による労働力の不足を機械化で補う事ができるかも知れません。
AIの技術が進んでくれば、スマート家電などによってお年寄りの一人暮らしを助けたりもできるかも知れないですね。介護の問題も解決できる可能性があります。
これらには多分に私の希望的観測も含まれますが、日本、いや世界の未来は暗いばかりではないという事を示せたのではないかと思います。AIが、例えば兵器利用などで脅威になる可能性も考えられますし、又、新たな問題や脅威が迫ってくる可能性も否定できませんが、悪い事だけではないという事は分かって貰えたでしょうか。
私も終わり終わりの尾張守のように、ダメだダメだと言うばかりではなく、物事の明るい面を紹介し、示していけたらなと思います。