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LARSがはじまったかはじまっていないのかすらわからない

 

LARS…….。

直腸がん術後の排便障害 With LARS

直腸がんに対して行われる外科的治療(手術)の目的は、がんが存在する直腸を切除することと、転移の危険性がある直腸周囲のリンパ節を取り除くことです。手術法には、直腸を切除して永久的人工肛門(ストーマ)を造設する方法の他、永久的人工肛門を造らない低位前方切除術(LAR)・超低位前方切除術(uLAR、vLAR)・括約筋間直腸切除術(ISR)があります。人工肛門を造らない場合、退院後も続く排便障害がおこることがあります。

この排便障害をLARS(Low anterior resection syndrome;低位前方切除術後症候群)といい、最大で9割の人に生じるといわれています1)。

 

おれは一時造成したストーマに苦しみ、将来のLARSに恐怖した。そのことは書いた。

blog.tinect.jp

最初に引用したLARSのサイトを隅から隅まで読んだし、ネットにあるLARS当事者のブログもたくさん読んだ。直腸を切除した一当事者としては、ネットの日本語情報でカバーされているかなりの知識を得たのではないだろうか。

 

が、おれはまだ「直腸を切除した当事者」ではあっても、「LARSの当事者」ではなかった。上の記事を書いているときも、ストーマ閉鎖を控えているオストメイトではあっても、LARS当事者ではなかった。

 

それが、先月の終わりにストーマ閉鎖をした。

goldhead.hatenablog.com

ストーマ閉鎖=LARSのはじまり。もちろんその心構えはあった。病院ではパジャマのレンタルのほか、オムツ使い放題のコースも予約していた。最初の三ヶ月はとにかく地獄。オムツを履いて暮らすしかない……。

 

が、おれに訪れたのは「便秘」であった。なるほど、術後の病院食は重湯と具無し味噌汁など、そもそも便になるような量がない。オムツを履きながら、病院食が五分粥、全粥になっていくなか、いつくるのか? いつくるのか? と、思って怯えていた。

 

が、結局病院で下痢になることはなかった。漏らすこともなかった。ほんの小さな便をポロッと出したくらいだ。オムツの出番はなかった。いや、履いて備えることがオムツの役目かもしれないが。

 

とはいえ、LARSの兆候がなかったわけではない。切迫便意、これである。切迫便意。まあそのままだ。いきなりMAXの圧で便意に襲われる。突然来る。だが、病院では空振りに終わった。

 

帰宅した。食べ物はどうしよう。とりあえずお粥か? 雑炊か? よくわからないので、ストーマのときの低残滓メニューをつづけた。病院からは退院後の食事についてなにも言われなかった。本当に、なにも。だから、AIに相談して、そのようにした。そのようにしている。

 

最初は、家でもオムツを履いた。いつ下痢、水様便がくるかわからないからだ。切迫便意→垂れ流しの可能性は高い。だから備えた。……が、便秘のほうが勝っている。これはなんなのだろうか。ポロ、ポロっとは出る。切迫便意もある。空振りもある。結果として、LARSにありがちな1日10回以上のトイレにはなっている。ただ、下痢ではない。あまり出ない。

 

そもそもの話をすると、希少がんになる前のおれはたくさん野菜を食べ、たくさん出していた人間だった。1日3回、4回は当たり前。便秘の悩みというか、体験自体がほとんどない。

 

なので、おれは便秘が怖くなってきた。思えば、希少がん切除手術のあとも、いったん腸が詰まった。そのせいで入院が10日くらい伸びた。そういう体験もある。このままでいいのだろうか。ひょっとして、やはりバルーンで拡張したりしたけれど、腸が狭窄して詰まっているのではないか。便秘というのは、腹が減っている分にはものを食べていいのか。いきなり内臓は破裂しないのか……。

 

AIに聞く。手術後にありがちなことで、まだ大腸が戻っていない、再起動中だというような説明をされた。少量でも便があり、ガスも出ているならそんなに問題はないだろう。そうかもしれない。

 

ただ、おれはオムツをやめて、女性用生理ナプキンに変えた。その次には、もっと小さな便モレパッドにした。便は、だんだんと出るようになってきた。ついには「あれ、これは普通の便では?」ということもあった。まあそれでも、何度もトイレに行っては、ちょっと出るの繰り返しだが。

 

まあ、現状そんなところだ。「いつLARSの本番がはじまるのか?」というこわさはある。一方で、「このまま頻便+便秘気味がおれのLARSの症状なのでは?」という思いもある。もちろん、後者であれば、水様便などで肛門が荒れることもない。漏らす可能性もあまりない。希望的観測というか、楽観視したときのことだ。

 

もちろん切迫便意は困るし、残便感もなかなかに厄介だ。空振りでトイレから出た直後、またすぐにトイレに行きたくなる、なんてこともある。それでもしかし、このていどであれば、なんとか……。

 

今はこのような状態である。「LARSがはじまったらブログを書こう」と思っていたが、はじまらないので現状を書いた。まあ、切迫便意や残便感、始まっているといえば始まっているか。

 

とりあえず、いま火曜日で次の病院が金曜日。医師の見解を聞いてみよう。

 

今のところのLARSグッズ

 

  • TOTO

TOTOから二種類出ているが、べつに性能は変わらなそうということでこちらを選んだ。水道水が冷たいと、やはり冷たい。お湯を入れるとそれなりにいい。勢いは備え付け型に比べたら弱いし、ためておける水の量にも限りはあるが、しかしまあ役に立つ。

 

 

  • ハビナース

とにかく切れ痔状態になると嫌なので、やさしくお尻を拭きたい。泡でやさしい。

 

 

  • 花王(Kao)

サニーナも使う。サニーナは「皮膚の保護もしてやろう」と、使用後に膜を作ってくれる感じがあるので、フィニッシュに使いたい。

 




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