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寄稿いたしました。酒を飲む代わりにXのおすすめタイムラインを見るようになった人間の末路です。
……って言いたいところだが、数人の人間はおれが一つ重要なことを書いていないことに気づいたはずだ。その数人とは、Xでおれのスペースの配信を聞くような奇妙な人間たちのことだ。彼らはなにに気付いたのか。
「おまえ、いま酒飲んでるじゃん」
これである。さんざん配信で「眠れないし、酒も飲めないし、ストーマ とLARSで頭がいっぱいで完全に発狂しそうだ」とさんざん言ってきた。そして、術後8週間過ぎたら酒を飲もうと思うと告白していた。
で、飲んだのである。手術前から始まった禁酒期間は本当に一滴も飲んでいなかった。しかし、もう精神の限界がきて、飲んだのである。なにを? 焼酎のうすーいお湯割りを。
そう、うすーいお湯割だ。飲んでいたころのおれだった、「お湯だな」と判断する薄さだ。しかし、これがすごいんだ、酔っ払ったんだな。脳みその凝り固まってガチガチになった部分がほぐされていった。嫌な想念が薄まった。しかし、何よりも、酔っ払った。酔っ払ったのは何年ぶりだろう? そうだ、おれは飲んでもほとんど変わらない人間だ。酒に強いと言えるのかもしれない。ワイン一本一人で空けるのは、ぶどうジュースを飲むのとほとんど変わらないという人間だ。なので、「酔っ払う」ということも忘れていた。
酔っ払うと、顔が赤くなって、なんか頭が回らなくなって、そのあと酔いが覚めてくると、どうもあまりいい気持ちがしないものだな。これが酒か、と思った。
酔っ払うのは良いところもあるが、悪いところもある。おれはうすーい焼酎一杯を、リモートワークでなく出社して帰ってきた寒い夜だけ飲むようにしている。しかし、これからどれだけ酒飲みに戻るか、アル中の本領を見せてやろう。
……と、言いたいところだが、ストーマ 閉鎖手術を受けたあとはLARSという排便障害が待っている。酒も飲めない。ただひたすらトイレへ通うだけの人生になる。「そんなものこそ酒で紛らわせれば?」とも思うが、酔って漏らすのは嫌だし、肛門の激痛が増すのも嫌だ。酒を飲むのは無理になる可能性が高い。
というわけで、人工肛門造設後8週間過ぎたいまくらいしか、もう、酒が飲めない。依存症は言い訳が上手いというが、これもよくできた言い訳だろう。しかしながら、今月末、というか来週には人工肛門閉鎖手術が待っている。そうなったらお終いだ。おれはもうひたすらにXを見てトイレに行くだけの廃人になるだろう。
しかし、あれだ、べつに酒飲みながらX見ることもできるよな。それが最悪の最悪かもしれない。酔ったら、なんか人に絡んでしまったりするかもしれない。こわいこわい。
はっきり言って、はてなブックマークやってる人、ホッテントリ中心にしかネットを見ていない人は、健康的だよ。はてなのどこが健康的なのか? 野菜を食えと言う人もいなくなったのに? と、思われるかもしれないが、Xのゴミため→Togetterのまとめ→はてブのホッテントリの流れの中で、けっこう浄化されてるよ、なにかが。いや、されてない濃いものばかりが流れてくるのかもしれないが、それでも圧倒的な情報量はかなり絞られている。それを自覚して、楽しいインターネットライフを送ってください。
まあ、なんか話があっちいってこっちきたけど、そんなところで。
