
マイルス・デイヴィスのオフィシャルアルバムをなんとなく全部集めた
一昨年の暮れに突然ジャズにはまり、その中でもマイルス・デイヴィスの音楽的物凄さに圧倒されてしまい、結局マイルスばかり徹底的に聴いていた。そしてマイルスのアルバムをあれもこれもと購入していたら、オフィシャルアルバムを殆ど全部集めてしまっていた。
マイルスのディスコグラフィの全体像は、マイルスの専門的な書籍でも購入しなければ正確に把握しきれないのだが、個人的にはWikipediaの記事を頼りに収集した。この中のボックスセットの記述のあるもの以外をとりあえず全て購入した。
とはいえ、探してみるとWikipedia記事に記載されている以外にもオフィシャルアルバムが存在していて、見つけたらこれもぽつぽつと購入していたのだが、さすがにもうこれ以上はいいだろうと腹をくくり、「コンプリート」とはいえないものの「(取りこぼしもあるが)なんとなく全部」のマイルスのオフィシャル・アルバムを収集し終えた、ということにした。
その数は正確に数えたわけではないが70~80枚程度、Wikipediaに記載のなかったライブ盤などを含めると100枚弱ぐらいになるだろうか。古いジャズアルバムCDは新品でも1000~1500円程度と値段がこなれており、また安価な中古CDも出回っていたため、それほど膨大に出費したわけでもない(と思う)。ただ入手困難な高額ボックスセットなどもあって、それは比較的安価なD/L販売でお茶を濁した。
そんな中でもお気に入りのマイルス・アルバムを羅列してみようかと思う。特に解説はしない(その知識もない)のでそこの部分はご容赦を。
お気に入りのマイルス・アルバムをあれこれ
とりあえず『Kind of Blue』は鉄板として『'Round About Midnight』や『Cookin' 』、Cannonball Adderley名義の『Somethin' Else』は曲も粒揃いで誰にでも勧められる良いアルバムではないだろうか。
とはいえ、『Milestones』や『1958 Miles』、『Workin' 』や『E.S.P.』の落ち着いた味わいも悪くない。佳曲も多い。
『Nefertiti』や『Sorcerer』のミステリアスな雰囲気もなかなか捨てがたい。
エレクトリック期はやはり『ビッチェズ・ブリュー』は外せないだろう。
ライブアルバムでは『'Four' & More』における”早弾き「So What」”には驚愕させられた。『My Funny Valentine』もいい。
エレクトリック期のライブは沢山あるが、まとまりのいい『Miles Davis At Fillmore』、分かり易く派手な『Live At The Fillmore East: March 7, 1970 - It's About That Time』あたりで手を打っておこう。
それと後期の復活ライブ『We Want Miles』や『Live Around The World』が結構好きだったりする。
『In Person Friday Night At The Blackhawk, Complete』『In Stockholm 1960 Complete』『Transmission Impossible』も良いライブアルバムだ。
編集版では『サークル・イン・ザ・ラウンド』、『ディレクションズ』が好きだ。
ボックスセットではマイルスが1955年から1956年にかけてプレスティッジ・レコードに残した伝説的な録音をまとめたボックスセット『The Legendary Prestige Quintet Sessions』がなかなかいい。
『Live Evil』に収録されているライヴ音源をコンプリートBOX化した6枚組『Cellar Door Sessions 1970』もそのボリュームに圧倒される。
『The Complete Bitches Brew Sessions』はもう何がどうなってるんだっていうぐらい混沌として楽しかった。