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2024年:今年面白かった本とかコミックとか音楽とか

年末恒例「今年のまとめシリーズ」、今回は「今年面白かった本とかコミックとか音楽」と題して今年ブログで取り上げた本・コミック・音楽の中で特に印象に残ったものを挙げていきたいと思います。では行ってみよう!

今年面白かった本:北欧ミステリ篇

今年読んだ本は約60冊、これはだいたい週に1冊読んでいた勘定になります。毎年このぐらいのペースなので、いつも通りの読書数といったところでしょうか。そんな中で今年集中して読んだのは「北欧ミステリ」ジャンルの小説で、20冊ほど読んだでしょうか。まず最初にこの「北欧ミステリ」の中なら面白かった作品を4冊挙げておきます。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女スティーグ・ラーソン

言うことなしの大傑作。綿密かつ強力なプロット、主人公ミカエルとリスベットの魅力、どこを取っても一級の面白さに満ちていました。続巻があるのでこれも引き続き読んでいこうと思ってます。

大傑作。北欧ミステリ長編『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』が最高に面白かった。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

特捜部Q―檻の中の女― / ユッシ・エーズラ・オールスン

オーソドクスながらそつがなくテンポのいいシリーズ第1作。これは人気シリーズになるのも頷けます。こちらも時間があったらシリーズ作を読んでいきたいですね。

北欧ミステリの人気シリーズ第1弾『特捜部Q―檻の中の女―』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

最後の巡礼者(上・下)/ ガード・スヴェン 

スパイ小説と犯罪小説が合体した緊張感会溢れる北欧ミステリです。第2次大戦の歴史の闇に触れる物語も奥深い。

スパイ小説と犯罪小説の合体した傑作北欧ミステリ『最後の巡礼者』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

許されざる者 / レイフ・GW・ペーション

脳梗塞で半身不随になった元警官が時効の成立した事件解決に乗り出すというお話ですが、主人公となる車椅子中年男のとんでもないパワフルさが魅力なんですね。

北欧ミステリ『許されざる者』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

今年面白かった本:そのほか

黙約(上・下) / ドナ・タート

大学で古代ギリシア語を学ぶ学生たちが起こしてしまった殺人事件とその後に待ち受ける沈痛に満ちた展開。才気溢れる若者たちの失墜を描いた苦く遣る瀬無い青春小説でした。

輝ける青春からの失墜 /ドナ・タートの長編小説『黙約』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

文明交錯 / ローラン・ビネ

15世紀中期、インカ帝国皇帝一行がヨーロッパ大陸に上陸し、ヨーロッパを掌中に収めてしまうという歴史改変小説。歴史がどんどん裏返ってゆく様に興奮させられました。

インカ帝国がヨーロッパを席巻するもう一つの世界を描いた恐るべき歴史改変小説『文明交錯』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

巷説百物語京極夏彦

今年は『狐花 葉不見冥府路行』『病葉草紙』『書楼弔堂 霜夜』と京極夏彦ラッシュが続いたが、その中でもこの『了巷説百物語』は圧倒的な物語展開を見せる重量級の傑作でした。

「巷説百物語」シリーズ完結作『了巷説百物語』は【京極夏彦マルチバース】だった! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

化学の授業をはじめます。/ ボニー・ガルマス

60年代アメリカを舞台に、ガチガチの男社会をものともせず自己実現を目指そうとした一人の女性の爽快な物語です。

ボニー・ガルマスの『化学の授業をはじめます。』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

英国エリート名門校が教える最高の教養 / ジョー・ノーマン 

「英国エリート」とか「最高の教養」とかおっかない単語がタイトルになった本ですが、実はこれ、非常にユニークで敷居の低いブックガイドなんですね。この中から何冊かの本をピックアップして読みました。

SFは最高の教養の一つなのか!?/『英国エリート名門校が教える最高の教養』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

今年面白かったコミック

ルーカス・ウォーズ / ロラン・オプマン(作)、ルノー・ロッシュ(画)

あのジョージ・ルーカスの落ちこぼれ学生時代から『スター・ウォーズ』を製作し成功を手に入れるまでを描くひたすら熱いバンドデシネです。SWファンは号泣必至です!

ジョージ・ルーカスの半生を描くバンドデシネ『ルーカス・ウォーズ』が胸熱過ぎて涙が止まらない! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー / 九井諒子

コミックではなく九井諒子による『ダンジョン飯』設定グラフィック集なんですが、この作者、絵を描くのが本当に好きで好きで堪らないんだなあと思わせるような「漫画愛」の満ちた一冊なんですね。

最近読んだコミック:『九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー』『アンダーニンジャ (12) 』『男おいどん (1-6)』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

テルマエ・ロマエ (1) / ヤマザキマリ

テルマエ・ロマエ』の続編が出る!というだけで大いに盛り上がりましたね。

ヤマザキマリの『続 テルマエ・ロマエ』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

タワーダンジョン(1~3) /弐瓶勉

ダークファンタジィ。弐瓶勉のコミックを読むのは実はこれが初めてなんですが、グラフィックといいストーリーといい図抜けていて、あっという間にファンになってしまいました。他はどの作品が面白んだろう?

『ウルタールの猫 ラヴクラフト傑作集』他、最近読んだコミックあれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

スーパーボールガールズ(1~4)/金城宗幸 (原作), 平本アキラ (絵)

ここしばらく低迷気味だった平本アキラですが、金城宗幸という原作者を得ることで一皮むけた作品を描くことができましたね。 

最近読んだコミックあれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

総特集 望月ミネタロウ ― 創造と破壊と革新と。 ―(文藝別冊)

望月ミネタロウ氏を総特集したムック本。内容はロングインタビュー、描き下ろしマンガ、レア作品採録、対談、特別寄稿、エッセイ、カラーイラストギャラリー、作品解説など盛り沢山。

望月ミネタロウ作品その他最近読んだコミックあれこれ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

今年面白かった音楽

マイルス・デイヴィスの膨大な枚数のアルバム

今年はなんといってもジャズを聴き狂い、その後完全にマイルス・デイヴィス・フリークとなってマイルス・ミュージックを聴きまくっていた年でした。マイルスの映画も観たし本も読んだし、沢山のマイルスCDも買い集めました。

Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition)/ Aphex Twin  

今年後半は引っ越し準備がありかなりお疲れ気味だったオレですが、そんなオレの心にとてもよく沁み込んだのがエイフェックス・ツインの名作『Selected Ambient Works Volume II 』のリイシュー版。もとは1994年にリリースされたアルバムなんですが、時代を超えた完成度を感じさせました。

Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

Retrospective: Selected Recordings 1973-2023 [CD/Super Deluxe Boxset] / Bryan Ferry

ロキシー・ミュージックのフロントマン、ブライアン・フェリーのキャリア集大成CD-BoxSetがリリースされたのも嬉しかったですね。

ブライアン・フェリーのキャリア集大成となるCD-Boxset『Retrospective: Selected Recordings 1973-2023』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

Nonetheless / Pet Shop Boys

それとこれはブログ記事にしていなかったんですが、オレが大のファンであるペット・ショップ・ボーイズが今年リリースしたニューアルバム『ナンザレス』は、ここ10年におけるPSBの最高傑作だったと思います。これも今年よく聴いていたなあ。




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