7月
トム・クルーズ主演映画「ミッション・インポッシブル」シリーズ完結を記念し、どむクルーズをお迎えした。彼は、何年か前に映画「トップガン マーヴェリック」が公開されたときに、あまりにもトムにあやかりすぎているキャラクターとして映画ファンの目にとまってバズった、青くてかわいいぞうさんである。
性格:どむぞう界隈の伊達男。クールなまなざしと性格で女の子から絶大な人気。
好物:飛行機、車、バイク
(公式キャラ紹介より)
どむクルーズはすぐうちに来てくれた。とてもかわいい。購入後には丁寧なメールまで届き、大満足のお買いものとなった。トム、シリーズ完結おめでとう。しばらくは安全なお役だけ演じてほしい。


どむクルーズ、湯川先生だよ。湯川先生、どむクルーズだよ
来月にやるグループ展のため、出展メンバー数人とともにギャラリーと打ち合わせ。その帰りにみんなでお茶をしてから、作品にするための10分耐久正座我慢大会の動画を撮影した。久しぶりにやった正座はマジでキツくて、姑息にも事前に調べた「親指を重ねるのがコツ」を実践してもなお厳しさが残った。30代半ばも近いというのに、未だに各自都合をつけて、1円の利益も出ないグループ展を毎年やって、10分耐久正座我慢大会とかやっちゃって、「やばいやばい」「あと何分!?」「足首が燃える」などと言い合いながら体を張る友達たち、ほんとにありがたすぎる。いつもありがとう。

チーズケーキ、アイスコーヒー、京都(かにのぬいぐるみの名前)

再開した血流に悶える私
いいアウトプットはいいインプットから。というわけで、日を改めてグループ展出展メンバーたちと美術館巡りをした。初めて行ったサントリー美術館には屏風があったのだけど、普通は全体が見えるようにするところを、敢えて中央部分だけ畳んだり、極端に角度をつけていたりして面白かった。飛びだす絵本みたいだった。屏風って今まで平面作品(絵画)だと思っていたけど、実は立体作品だったんだ。




昼食。おいしかった。ご馳走さまでした
次は森美術館に行き、大阪万博のリングを設計した人の企画展を観賞した。かなり盛況で、人の隙間を縫いながら色々なものを観た。当たり前だけれど、建物とか空間っていうのは、そこに人間が居たり、その人間との関係性(身体性、と表現されていたと思う)を前提に作られるんだな〜と思った。人間が人間を思い、そこに居ようとする人間のためにつくるもの。美しい。
進んでいくと、建築物をぬいぐるみ化したやつたちが談笑している展示があり、ここで初めて、彼がSNSで問題を告発された渦中の人であることに気づいた。一気に血の気が引いてその場で事の詳細と顛末を調べ、失望し、感想ノートに「誠実さのかけらもない振る舞いはやめろ。万博パビリオン建設費未払いの件も被害者に連帯しろ。お前は当事者だろうが」とボロクソに書いて美術館をあとにした。ぬいぐるみたちが喋っていた内容もなんか紙兎ロペ*1みたいでクソしょうもなくてつまんなかったし、お察しって感じで萎えた。相手がキャリアの浅い若年女性じゃなかったら、もっと違う態度と対応になっていただろうなと思わざるを得ない。同じクリエイターだろうが。人間に敬意を払え。
この日は最後に、都内某所のギャラリーを、年始ぶりに再訪した。私を過大評価しているTさんが、またまたグループ展に参加していたからである。残念ながら在廊されておらずご挨拶はできなかったけど、展示は彫刻からビーズアクセサリーまで雑多なジャンルの作家さんが集まっており、色々なものが見られて楽しかった。大勢で押しかけてしまったのにお茶まで出していただいて恐縮。
年始の来訪記録
人生初、演劇集団キャラメルボックスの本公演「さよならノーチラス号」を観劇。町田の推し・石田ショーキチさんのバンドScudelia Electro(スクーデリア・エレクトロ)が長年楽曲を提供し続けているので、ずっと気になっていた。中でもこの演目は、冒頭にそのバンドの、その名もGood Bye Nautilusという楽曲にのせて披露されるダンスシーンが有名らしく、初めてキャラメルを観るならノーチラスと決めていたのだった。
私はキャラメルの芝居のことを「万人ウケのするドストレート感情大爆発説明セリフ満載冒険ロマンス青春劇団」だと思っていたのだけど、まあそれは実際一定程度そうだったんだけど、それを真正面からちゃんとやるっていうことの真摯さみたいなものを感じて、ああこれは愛してくれる人がいるだろうなと思った。ダンスシーンはたいへんかっこよく、サンシャイン劇場に鳴り響く汽笛のサンプリングは格別だった。
ストーリーが結構重たくて驚いた。ままならなさから子どもながらに逃れようとして、足掻いて、傷つけて、傷ついて、そして許されてしまうことの残酷さと晴れやかさ。鍛治本さんという方が演じた根本芳樹とかいう、眼鏡・スーツ・既婚(もうすぐパパ)・弟と確執ありのド性癖全開弁護士にメロつき、カーテンコールの様子をうろ覚えでファンアートにしたためてインターネットに放出したところ、ご本人にリポストされて横転。エゴサするんすね。あと犬の役を人間の女性が演じていて最高だった。NTLのジェーンエアを観て以来思うようになったんだけど、犬は人間が演じるべき。かわいいから。

投票に行き、帰りに写真を撮った。大学生のときから愛用している、トイカメラのHolga 135BCに、KodakのISO400カラーネガフィルム。35ミリ。


あらゆる差別に中指を立てていこう!
8月
毎年恒例グループ展を開催。Tさんが来てくれて褒められて嬉しかった。テーマが決まってから開催まで1年近く時間があったのに、今年も直前まで全く作品が進捗せず、かなり強引になんとかした。今回は写真と詩を展示したんだけど、写真は某写真店のプリント半額セールに乗じなければ財布が死んでいた。フィルムカメラは本当に金がかかる。そこがかわいいんだけど。
出展者全員で朝から一日がかりで設営をするのが習わしで、全員でやいやいやりながら、私のスマホでJ-Rockプレイリストを再生する。ELLEGARDENが流れてきて、みんなで感慨深くなる時間があってなかなかよかった。私の中の細美くんは、今でもこの頃の、七分袖のラグランTシャツを着た細美くんだ。
設営は時間ギリギリになんとか終わった。いつもなんだかんだで結構大変だから、制作期間中に作業日を設けたほうがいいということでみんなと合意を得た。来年はそうしよう、本当に。
盆に送り火と迎え火を焚いた。本当は盆期間中にお供えするメニューはうちの宗教的に決まっているんだけど、まあやるわけはない。でも祖母は季節イベントの料理をガチでやるタイプだったことを思い出して懐かしくなった。いつもお節の黒豆は自分で炊いていたし、七草粥も作っていた。本当にいい経験をさせてもらった。
偶然利用した横浜駅で原爆展をやっていたので、見させてもらった。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞したノーベル平和賞の記念メダルがあり、ミーハー魂がうずいてつい見入ってしまった。反戦メッセージも書いてきた。虐殺反対、戦争反対、あらゆる差別に反対。

ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品『バレリーナ』を観に行き、キアヌ・リーヴス演じるジョンのアクリルスタンドを購入した。祖父母の位牌と遺影を守ってもらうことにした。思いのほかデカくておもろい。妹が、ジョン・ウィックといえば犬だろうと言って、ジェヒョン?という韓国アイドルをモチーフにファンが作ったらしい犬のぬいぐるみをそばに置いてくれた。

映画「ニーキャップ」を観た。パレスチナへの連帯を明確に示した勇気あるラップグループということで、私も彼らへの連帯を示すべく、鑑賞を決めた。ラップがうまい人は演技もうまいのかと苦笑いしてしまうほどの傑作。言語を弾丸にしてブッ放すさまは痛快で、これは自分の第一言語と、暮らす国や地域での公用語が一致している私のような呑気な人には、芯からはわからないだろうと思いつつ、以前東京都現代美術館で鑑賞した「翻訳できないわたしの言葉展」を思い出した。ルーツをもつ言語をわざわざ勉強しなければ獲得できないという、身体と文化の断絶の痛み。

愛するましゃ(福山雅治)の、デビュー35周年記念ドームライブ、京セラドーム大阪公演に参加。いつでも愛してるよ。いつでもだよ。忘れないでね。
*1:TOHO系の映画館に映画を観に行くと、強制的に見せられるショートアニメ