2024年12月29日
元々ファンクラブ先行では31日しかチケットを取っていなかったものの、昨年の感謝祭、そして今年のツアーに各2回ずつ参加し、2回行くのいいな……あと何回ライブやってくれるかわからんしな……と思うようになり、急遽プレイガイドでこの日のチケットを取った。
天気は快晴!晴れ男ありがとう!アンパンマンミュージアムを通り過ぎて、会場のKアリーナへ。最寄りの新高島駅付近から、明らかに同志たちですよねという方たちを多くお見かけしてテンションが高まっていく。一緒に楽しみましょうね!


湯川先生、また来られたね
ましゃ(福山雅治の公式愛称)のライブは近年オール電子チケットのため、入場列に並ぶ前にアプリから表示させておく。受付スタッフさんがタッチペンのスタンプ版みたいなものをぽんと画面に押してくれた。お土産*1が!無い!!CMを見かけなくなり察してはいたものの、さみしい気持ちになる。今までずっとありがとうございました。忘れないよ、キユーピー。そして入場!LEVEL 7!福山連峰*2登山開始!
初めての福山連峰は、下手(しもて)寄りの上から3列目というガチ登山席となった。私は健康体だからまだいいが、足腰に不安のある方はLEVEL 7が割り当てられる可能性のあるスタンド席をそもそも購入時に選択肢から外さなければならないだろうし、アリーナ席はスタンド席より値段が高く、どうしようもないとはいえ経済的にもう〜んとなってしまう。車椅子ユーザーの人に映画館やお芝居で座席の選択肢がほとんど無いのと似ている。劇場施設へのアクセシビリティ問題。どこにお金が行き渡るようになれば改善されるんだろう?
Kアリーナは左右の座席同士の間隔が無く、アウターを席の背にかけることがほぼできない。という前年の反省を活かし、廊下で100円均一ショップで買っておいたバカでかゴミ袋にフェスのクロークよろしくコートとマフラー、手荷物を全て押し込み、抱えて席に向かう。事前に電池交換を済ませたシンクロライトバングルに、専用アプリから座席登録。動作確認をして、グッズタオルを首にかける。
場内アナウンスがまもなくの開演を告げるが早いか拍手が起こって、すぐに手拍子になっていく。安心の定刻開演、メインステージ中央を照らすスポットライトの中に真っ直ぐに立つましゃ。黒いレザージャケットにレザーパンツ。いきなりvs. 2022 〜知覚と快楽の螺旋〜!エレキギターで切って落とされたその幕で、GUITAR HEROのコンセプトを一瞬で理解した。各レジェンドミュージシャンたちのソロパートがギャンギャンにはじけて光る。ブレイクで上がる歓声。1曲目からぶん回すタオル(短く持って手首で回すのがコツ!)。楽しすぎる。あんなふうに弾けたらもっと楽しいに違いない。練習しよう。毎回言ってるけど。
そのままPrelude。光が迫り上がっていくような映像がバックスクリーンに映って、同じ速さでテンションも高まっていく。この曲がきたなら次は決まっている、シームレスにHUMAN。ここで初めてましゃの歌声が響いた。でもちょっと調子が悪そうだった。音は外さないし、ファルセットも裏返らないけど、声が張れていないというか、不安な気がする。久しぶりに聴くHUMANを堪能しながら、結局ずっと心配し続けて終わった。しかも珍しく歌詞を間違えていて(『理想への挑戦者でいたい』を『真実への冒険者でいたい』と歌ってしまった?)ますます心配になった。
次のHEAVENは妖艶なパフォーマンスが特徴だけど、ましゃのコンディションが心配すぎてそれどころではなかった。
これも久しぶりのI am a HEROは私がほとんど共感できなくて面白い歌。『嫉妬こそ 努力の根源さ』なんて人生で一回も思ったことない。叱咤や嫉妬がガソリンにならない人生を歩み続けて33年。人と競争するの嫌い。でも『自己アピール下手だし嫌だし』はめっちゃわかる!最後、大サビの『ジンジンジンジン人生のど真ん中で いっぺんくらい調子に乗りたい』を2回やってて本当に調子に乗っていて楽しかった。どんどん調子に乗ってくれ!
零 -ZERO- は古谷徹の悪業がどうしても頭をよぎるのでもう心から楽しむことはできない。でもギターの音は最高。あんなにいい音のギターって存在するんだ。
次がGang★だってわかった瞬間に声出た。ましゃの持ち歌の中でも1、2を争うセクシーソング。横に伸ばした片手で指を鳴らす仕草をしながら歌うのが素敵。高水さんのベースとホーンセクションもかっこいいけど、コーラス隊がいなくて物足りない。でもほんとにかっこいいよ。
ながれ星は、有名ギターメーカー・マーチン社にオーダーしたカスタムメイドのアコースティックギターで演奏してくれた。今月届いたばかりらしい。同じアコースティックでも、零 -ZERO- で使っていたクラシックギターとはまた全然違う、とってもいい音!『ふざけて頭を撫でたりしないで』の歌詞にそうだそうだ同意を取れと聴いていたら『もっと無口になってしまうから』と続くので毎回ずっこけてしまう。いや本人がいいならいいんですが……。主人公が最後まで恋をながれ星にしたがっているところは好き。
Dearはアルバム曲だけどBROS.*3に特別愛されている印象。大仰なほどの荘厳なバンドアレンジで朗々と歌い上げるましゃ。ありがとうございます。いつでも愛してるよ。
Walking with youからのひとみは、今年のツアーのセットリストで本編の最後をずっと飾っていた曲。これらを前半の最後に持ってくる構成が、この大感謝祭がツアーを経た、その先のものなんだということを語ってくれる。Walking〜大好き。ましゃのインスト*4大好きだから、もっと世間にも注目されてほしい。ひとみは名付けと願いの祝福が歌われているけど、本筋は『目に見えるものは ほら 見えないもので出来てる』だから、由来がわからない人や、願いが呪いになっている人や、私みたいに特に意味はなく名付けられた人にも等しくましゃからのメロディが届く。名もなき努力、透明な地獄、誰にでもあると知ろう!最後のかわいいウインクをいつもありがとう!
映像作品を挟んで、先日の長崎スタジアムシティ柿落としライブで初披露されたタイトル未定の新曲。映像タイムは即ちお手洗いタイムで、多くの人が離席するから、どうかイントロまでにお戻りになりますように……最初の一音から聴いてくれますように……と毎回祈る。今日のお隣さんたちは微妙に間に合わなかった。でも新曲は容赦なくKアリーナを駆けていく。『夢はなくても生きられる でもどう生きていくのか 日々を愛せるかな 今日を』が刺さりまくる。夢なんて大げさなものじゃないけど、あのお芝居や映画が観たいとかあの人のライブに行きたいみたいなものがないと日々を愛せないかもしれない。エンタメ中毒。本当はただ朝に飲む一杯の水や、散歩道に落ちている葉っぱにこの世の全てがあるのかもしれないのに……。
力強く自由を歌ったあとに来る進化、通称レボエボことRevolution//Evolution嬉しすぎる!これもインスト。と言いつつ『Get DRY! You'll make it!』とか多少の歌パートがあるんだけど、ギターヒーローはもちろんギターを弾きまくってるわけだから、このへんは本人は全然歌っていなかった。やっぱりコーラス隊呼んだほうがいい。それにしても楽しい!この曲もvs.〜同様、ましゃ監修の公式ギター譜が出てるから練習するしかない。
怒涛のギターポップナンバー、HELLO。いつも曲のはじまりでHello!とタイトルを叫ぶように挨拶してくれるのが嬉しい。ハロー、逢いに来たよ、と手を振って応えると、メインスクリーンに色んな言語でのこんにちはの文字が踊る。ましゃ、今ちゃん*5、おぐちゃん*6の3人がイントロに合わせてギターのヘッドを振り下ろすのがいつも楽しい。サビで手を叩く強さで伝わってほしい、ハロー!いつでも言いたいよ!
ライブタイトルを知ったときから絶対セトリ入りすると確信していたCherry。ギタリスト三者三様のご自慢の赤いセミアコ*7が光る。フロント*8なら〜の歌詞のところで、名称に合わせて実際にピックアップセレクター*9をさわっていて芸が細かくて最高。後半のギターソロパートでは、今ちゃんは下手花道の手前、おぐちゃんは上手花道の突き当たりで弾いてくれた。今ちゃんはなんと突き当たりに移動した先で客席を指差しするファンサを披露してくれて、指されたわけでもない私が沸いた。
万有引力は歌詞の中で世界の色んなことを急に無視しすぎてる気がするけど、世界に対して問題意識があるだけマシ。と思ってしまうほど、同年代以上のミュージシャンたちの当事者意識がなさすぎるのが問題。最後の「僕らを繋げ 万有引力」のところ好きだから早くアルバムに収録してほしい。続く想望は引き続きキャンセル。ましゃは仕事で受けたんだから悪くないけど、特攻隊を「あなたの犠牲のおかげで私たちは助かった」とか「自らの意思で決めた道」みたいに扱うべきではないと思う。
明日の⭐︎SHOW、リリース時にタイトルが発表された時はふざけてんのかと思って、こんなにもましゃ自身の気持ちが反映されている、ずっと歌い続けられるうたになるとは思わなかった。年々、ましゃの思いが強くなっていくような気がする。それはましゃがずっと同じ場所にはいないからだろう。それはたぶん私を含むたくさんの、それでも今日いまこの瞬間に同じ場所に集まった人たちにも同じことで、笑いながら手を振りあう私たち、遠くまで来たね。ちなみにこの曲でも歌詞を間違えており(『この場所でヒーローになる』を『この場所で戦うよ』と歌った)、本当に今日は調子が悪いんだと思う。早く帰って休んでほしい。
本編はここで終了。早く帰って(休んで)!と思いつつ、アンコール1曲目は無礼者たちへ!We want Mコールに合わせてゆっくり迫り上がってくるましゃは、背中にMのロゴマークが刺繍された特製の白いロングコートを着て、満を持して振り向いてドヤ顔。この曲のためだけのお衣装のクオリティがどんどん上がっていっていて笑う。今ちゃんはこの曲がお気に入りらしく、曲中でましゃと一緒に腕を振っていてかわいかった。たぶんおぐちゃんとホーンセクション3人もやってくれていたと思う。全員優勝や。
2曲目は道標 2022。私も幼い頃は祖父母と過ごす時間が多かったけど、もうちょっと色々覚えておきたかったなと思う。私は2人ともの最期に立ち会えなかったから、ましゃはお看取りできてよかった。私に祖父母に似ているところってあるのかな、あったらいいのにな〜と思いながら聴いていた。
メンバー紹介。近年ましゃバンドのかわいい担当である自覚が出てきた今ちゃんは、お名前を呼ばれた時に長くてまっすぐで綺麗な白髪(はくはつ)をファサ……としてくれて大盛り上がりの会場。最年長の高水さん*10は踊っていた。お元気。ずっとやっててほしい。
そうしてバンドメンバーが退場し、ましゃだけのアンコール3曲目は永遠の名曲、虹。
私たちにも歌わせてくれるんだけど、
「ここ、僕が合いの手を歌って、みんなが主旋律を歌ったほうがいいっていうのは、これまでの何回かの経験でもうわかっています。前に入れ替えてやってみたら大変なことになったんで……」
と言われ、もう少しであの時は調子に乗ってすみませんでした!!!と叫ぶところだった。
gizmooooo.hatenablog.com2024年1月1日のダブルアンコールでの出来事でございました
それで担当パートは決まったものの、どうしてもクオリティを上げたいましゃにはもうひとつ懸念点があって、それをまず練習することになった。
「で、いつもここ(掛け合いのところ)歌えないんだよね。男子、ちょっと男子歌ってもらってもいい?絶対できるはずだから」
「最初の低い男性キーのところは男子が歌って、君は笑って〜のところから女子も参加して……。(そこで)女子の声ドーン!って。やってみましょう」
そうしてプロオーディエンスの我々は練習を重ね、見事本番で歌いきることができた。数々のぐだぐたダブルアンコールを経て、ようやく成功率100%に近い体制を確立できて本当によかった。私たちのことも一緒に進化させてくれてありがとう。
歌い終わって、「18歳でギター1本持って長崎から上京してきた僕が、今こうして2万人の方と一緒に虹を歌える。ありがとうございます」とお礼を言ってくれたけど、それはこちらのセリフすぎる。オーダーしたカスタムギターが大事にすれば100年保つと知って、100年後のその音を自分は聴くことができないと思った時の淋しさ、それでも音を聞いてもらって、その思い出が日々の糧や積み重ねへと連綿と繋がっていくことの意義を信じていること、それを共有してくれること、全部こちらこそありがとう。
うろ覚えMCなど
MC中にステージ上の椅子に座り、観客からフゥ〜〜〜〜!!と盛り上げられた時、「椅子に座っただけ。初めて(ライブに)来てる人もいるんだから、勘違いするでしょ、あー福山雅治はライブでこんなに甘やかされて育ったんだ、って。ま、ただ座ってるだけじゃないですけど(ドヤ顔で足を上げては組み直す)」
「この革パンも特別にオーダーして作ったやつですけど。前にも作ったら、立った時に合わせたから座れなくて。でも今回は立っても座ってもいけるやつです」
「ねえもしかしてイジってる?イジってるでしょ??」
「(赤い衣装は)先取りした還暦ではございません」
「発表になりましたドームライブ、東京ドームはないんかいという声がありますけれども。探しますよ。でももう来年は(空いている日程が)ないって言われたから。再来年以降で探してもいいですか?平日でもいいですか?(客席の反応を見て)よーしよしよし言ったからな!」
「(ドームライブは)2月6日、私の誕生日から最速先行行ないます。お祝い、待ってまあーす!」
「みんな紅白(歌合戦)って観るんですか?(多くの手が挙がる客席を見ながら)観るんですね。すごい視聴率ですもんね。緊張してんですよ、あれでも。大泉洋ちゃんにも言ったんですけど、(他の方々がパフォーマンスしているのを)見ちゃダメだ、って。見たらどんどん緊張してくるから。だから今年も見ないでいきます」
29日のセットリスト
M-01 vs. 2022 〜知覚と快楽の螺旋〜
M-02 Prelude
M-03 HUMAN
M-04 HEAVEN
M-05 I am a HERO
M-06 零 -ZERO-
M-07 Gang★
M-08 ながれ星
M-09 Dear
M-10 Walking with you
M-11 ひとみ
M-12 新曲(タイトル未定)
M-13 Revolution//Evolution
M-14 HELLO
M-15 Cherry
M-16 万有引力
M-17 想望
M-18 明日の☆SHOW
En-01 無礼者たちへ
En-02 道標 2022
En-03 虹
2024年12月31日
この日はまず写真展に行った。ましゃは写真家としての一面も持っていて、自分が写っている写真集だけではなく、自分で撮った写真を集めた写真集も出していたりする。それで、若い頃写真家のハービー山口さんにツアーに帯同してもらって2冊出したライブ写真集LEICA・LIVE・LIFEシリーズの名を冠した写真展を、Kアリーナ敷地内で開催しているのだった。実は29日にもチャレンジしたのだけど、想像以上の長蛇の列で、今から並ぶと開演に間に合わない可能性がありますとアナウンスされていたのもあり、最終日の今日、時間に余裕をもって改めて列に並んだ。室内に入ると、白を基調とした広い空間に、大きく引き伸ばされたデジタル写真が、全て同じサイズでプリント・額装されてずらりと並んでいる。モノクロもあれば、カラーもあった。

かわいいね
写真を見るのは好きだ。写真を見るその瞬間、反射した光が目を通って像を結び、脳に届いて処理される、シャッタースピード1/125のその瞬間だけ、撮影者の目になれる。その人がシャッターを切った、本当にその時にその人の目の前に存在したものを追体験できる。それがとても好き。ツアー中に撮ったというそれらの写真は、ライブ会場を写したものから日常風景まで多岐にわたっていて、こういう瞬間をましゃは覚えていたいと思ったんだな、と思うと、とても愛おしく感じた。全体的に微笑ましく鑑賞したんだけど、中にはどう考えても滞在先のホテルのペントハウスから撮っただろと思うような風景写真や、ベッドで寝転がっている自分を撮ったセルフ撮影写真まであり、見る人が見たらホテル特定されそうでその場でひっくり返った。あなた若い頃ファンに追いかけられてタクシーで逃走したの忘れたんですか?!BROS.のこと信じてくれて嬉しいけど、性善説でいられたら困りますお客さま、危機管理はちゃんとしてください。衝撃でふらふらしながら会場を出て、大晦日の横浜の冷たい風に吹かれて落ち着きを取り戻してから、ライブ会場に入場した。


湯川先生、Kアリーナの入場口だよ。楽しみだね
セットリストは29日とほとんど変わりなかったけど、29日に感じた調子の悪さは影を潜めていて、ずっと楽しそうにしてくれていて安心した。vs.で順番に巡っていくソロパートも、ましゃだけでなくバンドメンバー全員キレッキレで、今年最後をブチあげるぜという気概を惜しみなく伝えてくれる。なんならライブ全体を通してホーンセクションのソロが増えた気までする。I am a HEROでは、ましゃがリズムを無視してタオルをぶん回していて、体力温存なんて全然させてくれなくて嬉しかった。金原さん*11はちゃんとリズム取ってくれていてありがたい。

Gang★のセクシーで大胆なスタンドマイクパフォーマンスも、今日は心から楽しめた。
日替わりのmilk tea大好きだからすごく嬉しかった!マーチンのカスタムで弾いてくれて音が良すぎ。本人も「初日から使っているけど、どんどん音がよくなっている」とのことだった。
このカスタムギターのことは本当に嬉しかったみたいで、あんまりしないんだけどこの話にはちょっとだけ自慢が入っています、と言って笑っていたし、水分補給にフゥ〜〜〜!!と盛り上がってみせる観客に「今はこっち(ギターの話を聞いて)」と笑いをとったりしていた。ちなみにこの水分補給の時、そんなに盛り上がるなら……と続けて飲んでみせた後で、スタッフが誰も水を回収しに来ないので、「誰も取りに来ない」とましゃが笑っていたら、今ちゃんがましゃに駆け寄って回収しようとしていてびっくりした。ましゃもびっくりしていた。今ちゃんがましゃバンドに影響されすぎて、こんなところでも笑いを取りにいくようになっていた。お水くらいは自分でテーブルに置こう!
中盤のひとみでは、華麗に左目を閉じるウインク。かわいい笑顔を今日もありがとうございます。新曲は今日になってもタイトルが発表されなかった。これはもう次のアルバム収録時にわかるパターンでいいですよね。スクリーンにはcreation becomes imagination step out nowと書かれていて、世間的には同じような曲ばかりのイメージなのかもしれないけど、本人としては新しいものをつくり出そうと日々奮闘しているのがよくわかる。好きになれない曲もあるけど、いつも楽しみにしています。
Cherryのギターバトル本当に好き。巨大スクリーンが縦に三分割されて、ギタリスト3人が映って同じフレーズを弾く、ギタリスト夢の共演。おぐちゃんのギターだけアーム*12が付いていてかっこよかった。グレッチ*13だったのかな。かっこいいよね、グレッチ!途中、花道で弾いていた今ちゃんが、メインステージに戻るのに間に合わなくて、最後のほう走っててかわいかった。おぐちゃんはいつもペース配分が上手で、この辺りはましゃバンド経験値がものを言っていている。今ちゃんもバンドにずっといてほしいけど、そのへんはこのままでいいです。
この曲に限った話ではないけれど、ましゃのライブでは、チーム福山がお客さんたちも同じようにリスペクトしてくれるはずと信じて、ましゃ以外の人たちも大きく扱っているのが大好き。Walking with youでも、ましゃと今ちゃんにスポットライトが(物理的に)当たっていて嬉しかった。ましゃのライブのチケット代は決して安くはないけど、レジェンドミュージシャンたちの演奏拝聴代も込み込みであの価格なら実質無料だから、カネのかかったステージングとハイクオリティな演奏を堪能したい人には、ましゃのライブは選択肢のひとつです。
アンコール1曲目の無礼者たちへでは、今日も今ちゃんが楽しそうに腕を振っていた。映画本編の歌唱シーン映像を使わせてくださるなんて、これは今後ともディズニーさんのお仕事のご縁をいただけるという布石ですか?いつかディズニーランドかシーのパレードにウィッシュ*14が採用されますか?その時はマグニフィコ王*15のボイスは新録になりますか?何時から地蔵*16すればいいですか?次のキングダムハーツの新ワールドに採用してもらえますか*17?
次は年末年始ソング心color〜a song for the wonderful year〜。これをライブで聴かないことには旧年は終わらないし新年は始まらない。今回は年内に歌われたので、歌詞の変更は無し。Aメロの『少しずつ高く飛べるようになったら』のところの危なげなさに毎回惚れぼれする。歌がうまい。この曲中に、全席に風船が降ってきた!こういうのは普段アリーナ席の一部にしか届かないから、私の席にもやってきてくれてすごく嬉しい!ひとつだけもらって、あとは周りの人がもう持っていることを確認してから、前後にぽんぽんと飛ばしておいた。誰も取りこぼされないようにしてくれたんだから。みんなのものだよ。
次、バンド編成でまさかのもう1曲、しかも桜坂。高水さんの長く美しいベースソロが、ましゃが撮ったモノクロ写真を、そのままで飾っていく始まり。一人ひとりへ余白をくれる歌い方で、ライブで聴くのが大好き。このバージョンも次のアルバムに入れてください。
メンバー紹介では今日も今ちゃんは髪をファサ……としてくれた。山ちゃん*18の「おーーーーい!!」は短め。高水さんの紹介の時には、「(「桜坂 2024」の)素敵なソロありがとうございます」とましゃがお礼を言っていた。この後の紅白歌合戦出場のこともあり、ましゃとメンバーたちは一列になって手を繋いで「よいお年を、よいお年を、よいお年を〜!!」と万歳三唱してすぐ解散。今ちゃんは退場時にも髪をファサ……としてくれて最後までファンサえぐかった。
ステージにひとりきりになったましゃは私たちに向き直って、
「いま何時ですか?……17時半だって。ちょっと急いだほうがいいかな?23時20分頃に紅白(歌合戦に出演)だから」
と言って、すぐ演奏の準備をして、「最後はこの曲かな」と選んでくれたのは幸福論だった。幸福論!全国ツアー、長崎スタジアムシティ柿落としときて、今年最後の音楽ライブのラストに選んでくれるのが、幸福は主観的であるべきだし君が大好きでとても大事さと歌ってくれる、"ライブ"のテーマソングですと言ってくれた幸福論て。このことを幸福と言わずしてなんと言うのか。ずっと君と〜の歌詞のところを、男子、女子、スタンド……と順に変えて歌ってくれて嬉しすぎる。
歌い終わったましゃは晴れやかな笑顔で、「紅白、絞り出してきます!」と宣言して、軽やかにステージを降りていった。私たちは各自の場所でそれを見届けるため、粛々と退場した。もらった風船は盗難防止のため、空気を抜いてバッグに押し込んだ。それは今でも私の部屋にあって、目に入るたびに思い出して嬉しくなる。
うろ覚えMCなど
「(赤い衣装は)気合いの表れでございます」
「ツアー後半で気づいた。お客さんが座ってる時は僕も座ったほうがいい。座るのと座らないのとでは疲労感が全然違う」
「(大げさに足を組み直して)普段からこういう座り方をしているもので……」
「ドームライブの最速先行は私のお誕生日です。お祝いお待ちしております。厚かましくてすみません笑」
「大感謝祭、4日間だと短い気がする」←!!!
31日のセットリスト
M-01 vs. 2022 〜知覚と快楽の螺旋〜
M-02 Prelude
M-03 HUMAN
M-04 HEAVEN
M-05 I am a HERO
M-06 零 -ZERO-
M-07 Gang★
M-08 milk tea
M-09 Beautiful life
M-10 Walking with you
M-11 ひとみ
M-12 新曲(タイトル未定)
M-13 Revolution//Evolution
M-14 HELLO
M-15 Cherry
M-16 万有引力
M-17 想望
M-18 明日の☆SHOW
En-01 無礼者たちへ
En-02 心color〜a song for the wonderful year〜
En-03 桜坂 2024
En-04 幸福論
紅白歌合戦
帰宅して、自宅のテレビで見守った。私はこの番組の、男女でチームを分けるというところに異議を唱えたい立場なので、ましゃにはそれに迎合した真っ白の衣装を着てほしくなくて、祈りながら出番を待っていたら、ましゃは筆で墨色の花を描いたようなデザインが散りばめられた上下白のセットアップスーツを着て現れ、う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んまあええでしょう!!となった。ギリギリセーフ。

ギリギリセーフ
ましゃの披露曲はひとみと少年だった。ひとみは今年発表の新曲とはいえ、世間の認知度はそう高くないだろうし、近年は誰もが知るような爆売れソングがないので、正直出演に関してはネガティブな意見が目に入る。が、本人はそのように叩かれることがわかっていて、それでもなお出演し、"福山雅治"を引き受けているので、尊敬しきりである。ウインクまでしてくれて本当にありがとう。

ウインクありがと〜
まとめ
今年も戦争は終わらなかったし、あらゆる差別に対する理解が進んだわけでもない。ましゃには引き続きあらゆる人々を包括できるような、人への呼びかけ方を選んでいってほしいし、反戦ソングを歌うだけじゃなく、はっきり戦争反対と言ってほしかった。とはいえ、音楽づくしになった2024年の集大成ともいえるこのライブで、そうなりたくて上京してきたギターヒーロー、そして、そのために生きている、と堂々と口にするましゃはすごくかっこよかった。本編ラストの明日の⭐︎SHOWに絡めて、
「憧れ描いた夢とは随分違うけれど、憧れ描いた夢より随分随分随分随分随分随分いいものを見ています。いいところに連れてきてもらっています。本当にありがとうございます」
と言ってくれた。ましゃの今の自分って本当に夢とは違うんだなと思うと、なんだか残念に思うし申し訳なくなるけど、一般人の私たちと同じように、それはそれでなんとかやっていくしかないし、いい景色を見られる時もある。このライブのことも、そう思ってくれたならとても嬉しい。これからもましゃにとっての「いいもの」でいられるような私でいようと思った。
「ドラマでも映画でも、僕でいいのかなと思うけど、福山にやらせてみたい・やってほしいと思ってくれることに応えることが、今回の人生なのかなと思っています。応え続けていきます」
とも言っていた。色んなましゃに会えて嬉しいけど、くれぐれも体調に気をつけながらやっていってほしい。私もいつでも会えるようにこれからを過ごします。健康なライブ鑑賞は健康な肉体と精神に宿る。また逢おう、またやろうな!バイバイ!
我が最強のメンバーたち
ギター:今剛
ギター:小倉博和
ベース:高水"大仏"健司
ドラム:山木秀夫
パーカッション:三沢またろう
バイオリン:金原千恵子
トランペット:西村"チビちゃん"浩二
サックス、フルート:竹野昌邦

後列左から、今剛、高水"大仏"健司、山木秀夫、井上鑑、今回(少なくとも私が参加した回では)不参加の山本拓夫、小倉博和。前列が金原千恵子

左から、村田陽一、西村"チビちゃん"浩二、竹野昌邦
*1:これまでの大感謝祭では、ましゃがCMに出演しているキユーピー株式会社が、ましゃの顔がプリントされた特別パッケージのマヨネーズを1人1本ずつお土産として入場時に渡してくれていた
*2:ふくやまれんぽう。KアリーナでLEVEL 7にあたる座席のこと。あまりにも高い位置にあり、階段をたくさん上らなければならないことから付けられた、ましゃのライブ限定の呼び名
*3:ぶろす。ましゃのファンクラブと、その会員の名前。ましゃは「福山雅治・友の会」と呼んでくれる
*4:インストゥメンタル。歌詞のない、器楽のための曲
*5:今剛。こんつよし。レジェンドギタリスト。いつも謎のTシャツを着ている
*6:小倉博和。おぐらひろかず。激うまギタリスト。ギターオタク
*7:セミアコースティックギター。通常は空洞のないエレキギターのボディに若干の空洞をつくることで、エレキギターでありながらアコースティックギターのような響きが出せる
*8:フロントピックアップ。ピックアップはエレキギターのパーツのひとつで、内蔵マイクのこと。全部で2〜3個がそれぞれ異なる位置に配置されていて、フロントピックアップは、そのうち最もネックに近いもの。比較的柔らかい音色が出る
*9:エレキギターのパーツのひとつ。異なる位置に配置されている、ピックアップと呼ばれるいくつかの内蔵マイクのうち、どれからどの割合で音を拾うかを手動で選択するための切替レバー
*10:高水"大仏"健司。たかみずけんじ。激やばベーシスト。帽子がおしゃれ
*11:金原千恵子。きんばらちえこ。激うまバイオリニスト。バンドの紅一点。いつも素敵
*12:エレキギターのパーツのひとつ。ブリッジという、弦がセットされている台座のそばから伸びていて、握って揺らすことによってブリッジと弦が揺れ、結果として鳴っている音も揺れる
*13:エレキギターの種類のひとつ。SHERBETSという日本のロックバンドのフロントマンの、ベンジーというあだ名のミュージシャンの代名詞でもある。説明に「の」が多いな
*14:ディズニー創立100周年記念の長編アニメーション映画。この映画のヴィランをましゃが演じた
*15:映画ウィッシュのメインヴィラン。ましゃが吹替を担当した
*16:イベント開始の数時間〜数十時間前から、イベントをベストポジションで鑑賞するために場所取りをすること
*17:人気ゲーム「キングダム ハーツ」シリーズでは、主人公ソラが、ドナルドやグーフィーといったディズニーの人気キャラクターたちと共に、ディズニー作品の世界を冒険できる。新作が出るたびに、どの作品世界に行けるのかが話題になる