注意:本記事には、2024年8月11日現在興行中である、福山雅治全国ツアー『WE'RE BROS. TOUR 2024 Flowers and Bees, Tears and Music.』の演出、MC、セットリスト、サポートメンバー編成等に関するネタバレがあります
昨年の大晦日と今年の元日に参加したライブでは、全国ツアーのチケットを取らせてくれとマグニフィコ国王陛下*1に懇願した。その祈りが聞き届けられ、チケットがご用意されたので、2024年8月4日、さいたまスーパーアリーナ公演2日目に参加しました。
今回のツアーでは、全席指定のチケットのみの販売で、席番は公演日が迫ってから電子で引取手続を経て初めて判明するスタイルだった。早速確認したところ、
アリーナ席
と表示されてひっくり返った。ファンクラブ先行なのにスタンド後列を温め続けて十余年、数えるほどしか縁がなかったアリーナ席。こうしちゃいられねえぜと当日午前に予約していた美容院の担当のお兄さんに「これからライブに行く。アリーナ席である。マジのガチで最高の感じで行きたいから力を貸してほしい」と頼み込み、最高にしてもらった。アイシャドウはMACのイエローのラメのやつ、リップはLAKA、過去公演のタオル、事前通販しておいた新作ライブTシャツ、足元はHOKA ONE ONEのBONDAI8、湯川先生*2のアクリルスタンド、下着は年末のライブ前に駆け込んで新調したワコールのいいやつ。そして肝心のライトバングル*3を忘れたため一旦自宅に引き返し、ついでにライブと映画のために購入したかわいい眼鏡に曇り止めを塗布、顔と首についた細かい髪を全て除去し、日焼け止めを塗り直した。最高の私、爆誕。
スニーカーストーリー
電車に揺られて着いたぜさいアリ。2年前、ソウルメイトの最推しバンド・ACIDMANが主宰したフェスSAIに参加した時以来の来訪。あの日も楽しかった。今日も楽しいといいな。
楽しかった思い出

湯川先生、ここがさいたまスーパーアリーナだよ
今回久方ぶりにツアートラックがあって、写真撮影をすることができる。でも暑すぎて客席直行した。チケットをスマホに表示させてから並び、係員さんに使用済へと操作してもらい、無事に入場。グッズ紹介のパンフレットをもらって、席のブロックを確認。
上手側、最前ブロック。こんなことある?ないよ(あるよ)
神さま仏さまマグニフィコ国王さまありがとう。列は後ろのほうだけど、ブロックだけなら間違いなく最前だった。着席し、タオルを首にかけ、ライトバングルを新旧両モデルとも手首に装着し、眼鏡をかけて待機。鞄は席の下に直置きしたけど、汚れや盗難防止のためにも巨大ビニール袋を持ってくればよかったと反省した。
今回のツアーグッズでは『シンクロライトバングル』が新登場した。元々ましゃ(福山雅治の公式愛称)のライブでは、簡易ライトバングルがあらかじめ席に置いてあって公演終了後に返す方式で運用されていた時期があったが、近年はグッズ化されている。これまでの各色のバングルではそれぞれの色の光しか出せなかったけど、今回のシンクロライトバングルでは自分で8色を切り替えることができ、更にシンクロモードにしておけば、遠隔操作による演出に参加することもできる。事前に席番を専用スマホアプリから登録して動作確認をしておく必要があるため、場内に流れる荘ちゃん*4の操作説明を聞きながらさくさく済ませた。音声に合わせて巨大モニターにも解説動画が表示されていて親切だった。

ましゃが愛機ライカM11で撮影。シンクロライトバングル。アコースティックギターの形
花道は一本でちょっと遠いけど、ステージが近い。こんなことが本当に起こるとは思わなかった。いつも会場にいられればそれでいいと思ってきたから、完全に幸福を持て余していた。これから見るもの聞くもの起こること全部絶対忘れたくないけど、無理だと思う。でもいつも信じてるけど思い出せないだけで覚えていられるとも思う、そうでなきゃさみしすぎる。
場内アナウンスが間もなくの開演を告げると拍手が起こり、すぐに手拍子に変わる。サポートメンバーたちがにこにこ手を振りながらステージに上がってきた。上手(かみて)側は、高水さん*5、おぐちゃん*6、金原さん*7、拓ちゃん*8だった。拓ちゃんは、かつて推しユニットSpiral Life*9のサポートもしていたのを今更YouTubeで発見したのが記憶に新しくてガン見してしまった。髪型とか雰囲気が全然変わっていなくてかわいい。山ちゃん*10は薄い色のサングラスをかけていてかわいかった!キャプテン*11も今ちゃん*12も元気そうだしかわいかった。朗報!ライブ情報腹いせ早バレ野郎こと三沢またろうさん*13が居ない!このままフェードアウトよろしく✋


左から2番目に小倉博和、いちばん右に金原千恵子、右から2番目に山本拓夫
メンバーが揃ったところで、音出しが始まった。Marcy's Songだった気がする。超かっこいい最高のサウンドで決まったと思ったら、ステージ中央、いつの間にかましゃが四方八方からスポットライトを浴びて立っていた。丸首シャツの上にジャケット、ゆったりとしたシルエットのパンツ、ボリュームのあるスニーカー。ぜんぶ白。かっこよすぎるだろ。そのまま山ちゃんのドラムが鳴り響いて1曲目、虹。最強の夏歌をいきなりブチかまされて、スクリーンに大写しになるましゃが輝きすぎてて、ちょっと泣いた。とはいえツアー後半戦、さすがに顔と声に疲れが滲んでいる。声に不安定さを感じる瞬間が何度かあって心配したけど、それでもここに立っていてくれることへの敬服と興奮も感じていた。スタンド席のシンクロライトバングルが虹色のグラデーションを描いていて美しい。「この勇気をくれたんだ」のところでいつも拳で胸を叩いてくれるのが大好き。
虹
この名曲をましゃと一緒に歌ったときの記録、愛の2万字レポート
続いてAll My Loving。93年のアルバムに収録されている、長く愛されているかわいい歌。間奏の拓ちゃんかっこよすぎだし、ましゃがラララを歌ってくれるライブアレンジがいつも大好き。たぶんこの曲で早くも金テープが降ってきて、宙を舞うのを見上げた、あの景色は忘れられない。隣の人が1本分けてくれて優しかった。そのテープを巻きつけた手をいっぱい振って、電子制御なんかじゃない嬉しさのキラキラがましゃに届けばいいと思った。hey heyを2回やるアレンジも大好き!でもコーラスがないのはさみしい。
All My Loving
KISSしてのライブアレンジでは、サビのフレーズを冒頭に持ってきて、ゆっくり焦らしながら歌って会場のボルテージを上げていってくれるから、どうしたって超盛り上がる。最後「KISSして」の前に「カモン、さいたま……!」と囁かれ、会場の老若男女その他パーソンたち全員で叫んだ。ここでちゃんとKISSしてって言えるとましゃが喜んでくれてかわいいし嬉しい。「ハートの宇宙」のところで両手で胸元にハートを作ってくれるのアイドルすぎる。死ぬまでに写真集あと5冊は出してほしい。真面目な話、ハービーさん*14ご存命のうちにライブ写真集あと何冊でも作ってもらってください。ちなみに西谷監督*15におかれましても、ドラマ1期最終回で床を転げ回った私の夜の責任を取って今後何作でも続編撮ってほしい。
KISSして
KISSしてコールに失敗すると何が起こるのかを目撃した記事
聖域では、息をするようにカメラにファンサするましゃを目撃することができる。スタッフが持ってついて回るカメラにも、周りをぶんぶん飛び回るドローンカメラにも、台所のコップを取るみたいに手を伸ばしてくれる。ほんとありがとう。あとこの曲は高水さんのウッドベースがかっこよすぎて、ましゃとどっちを見るか悩ましい。どうして人間の目は最大で2個しかないんですか?
聖域
ここでまさかの桜坂。モニターにましゃが撮った桜坂のモノクロ写真が映ったのですぐにわかった。シンクロライトバングルが桜色一色になって、みんなでゆらゆら揺らして、風に舞う花びらみたいにしたのすごく綺麗だった。ましゃからも綺麗に見えていたら嬉しい。歌い直した2024年版、次のアルバムに入れてね!それにしてもいつ聴いても全然飽きなくてすごい。福山雅治のライブに来たら桜坂は絶対聴きたいよね。いつもありがとう。いくらでもゴージャスにできそうだけど、大袈裟にしすぎない絶妙なアレンジと、間奏のbeautiful nightの優しい夜風みたいな歌い方から、「君だけが わかってくれた 憧れを追いかけて 僕は生きるよ」のところいつでも感動する。
桜坂
ヒトツボシは花道の先で歌ってくれた。上から吊られたライトのひとつだけが星になって降りてくる。ギターは白のSG。KOH+*16の時使いがち。

たぶんこれ
途中でギターの逆回転の音がして、生演奏でもできるの!?と感動した。技術の進化ってすごいな!ライブもレコーディングも、お客さんが気づかないレベルで、音響をずっと改良し続けてくれているんだろうな。いい音をいつもありがとう。歌については、最近はファルセットを多用していて、私は低音のざらざらした感じが好きだからあんまり歓迎してなかったけど、どんどん上手くなってきて気持ちよくなってきた。セルフカバー版も次のアルバムに入れてね。
ヒトツボシ
想望は、終戦の日が近いから、この曲か『群青〜ultramarine〜』のどちらかは歌うだろうなとは思ったけど、MCでも全然触れなかったし、ちょっとがっかり。戦争反対は表明したほうがいい。歌ってるんだしわかるでしょの態度だけじゃパレスチナもウクライナも救えない。
想望
東京にもあったんだ、かなり久しぶりに聴く気がして嬉しかった!好きな曲!ふるさとから関東に越してきて色んな違いに戸惑った、子どもの頃を少し思い出す。さみしさと愛おしさが滲む歌声が本当に素敵。帰省しても全然会わなくなった幼馴染たち、君は元気かな。
東京にもあったんだ
家族になろうよは通常バージョンだった(winter versionもある)。この曲に居られる人たち、居られない/居ない人たち、全員が平等でなければならない。国は同性婚の法制化、選択的夫婦別姓、そしてひとりでも家を買ったり借りたりして暮らしていける仕組み作りを一刻も早く進めるべき。
道標。みちしるべ。最後の間奏でwow wowって歌ってくれるアレンジが好き。聴くたびに祖母と母を思う。祖母ともっと話せばよかったな〜。仲はとても良かったけど、祖母も母も、私と妹のために諦めたものや通り過ぎたものが数えきれないほどあっただろう、今もあるのだろう、と思う。謝るのもなんか違うし、何も言えないけど。こないださわった母の手が高齢者のそれでびっくりしたのも思い出した。お互い死ぬまでなるべく今の良好な関係を保っていきたいね。
道標
万有引力は初めて聴いた!ニュース番組に提供した新曲。始まる前に『情報』についてのメッセージと映像が流れた。特定の属性を持つ人を無視していたり、配慮のない内容だったらどうしようとハラハラしたけど、情報は人を救うが攻撃もする、といった主旨のもので、破壊された建物が映った時は、生成AIで作成した旨の注意書きが表示されていた。その後に続いてイラストがいくつか出てきたけど、それらには表示がなかったので、それはちゃんとイラストレーターさんに依頼した、手描きのやつだよね?!と不安になった。大丈夫だろうか……。曲自体はちょっと好きになれるかもしれない感じがしたから、早めに売ってほしい。これも次のアルバムに入れといてね。
ところで、この曲の時にはましゃはお着替えをしていて、あぶない刑事の柴田恭兵みたいなギラギラに輝くジャケットをはじめ、全身黒で決めていた。パンツも細身のものに履き替えていて、足の華奢なシルエットがよくわかる。MCで、全国ツアーに際して各地を散歩して写真を撮っているという話になり、このさいたま公演では前乗り*17してお祭りに行ったそうだ。誰にも気づかれなかったと話すので、全員で「え〜〜〜〜〜〜〜!!!???!???!?」とリアクションしたら、「いや、そりゃちょっとは(気づかれることも)あるよ!?」と逆に反論してきて、後ろでちょこんと座って聞いていた今ちゃんがのけ反って笑っていて超かわいかった。
「そりゃこれ(ステージ衣装)着てたら、(周りが)"おっ?何だなんだ?"ってなるよ。でも普段は着の身着のままですから。こうやって(衣装を)作っていただいて、ヘアメイクさんもいて、皆さんに仕上げていただいての私ですよ。どうですか、この仕上がり」
とドヤるので、「フゥ〜〜〜〜〜〜〜↑↑↑!!!!」と返した。あまりにも私たちがそうやって褒めるので、「お礼を言おうと思ったのに……」とましゃのほうがちょっと気後れしていた。おれたちに見られることで磨かれ続けてきた長崎の宝石。いちばん綺麗だよ。


いや仕上がりすぎでしょ
ちなみに、ましゃは芸能人オーラを自在に出し入れできることで有名なので、本当に気づかれていなかった可能性もある。





日本各地に出没する福山雅治
「34年間やってきて、ありがたいことに色々な作品のテーマソングを作ってきました。当然作品のために作るんですけど、どうしてもそこに"自分"が滲んでくるもので、いつの間にか自分のテーマソングになったりします。今回は"人生のテーマソング"をコンセプトに、そんな曲を中心に構成しました」
みたいなことも話していたから、ましゃがギターバンジョーを構えた時、えっ!?タイアップ曲じゃないのに!?とびっくりしていたら、「ライブのテーマソング」は幸福論だそうです。こんなにかわいくて優しい曲をそう思ってくれてるなんて嬉しい〜〜〜〜〜!!ましゃ最高〜〜〜〜〜〜!!歌詞は「人類60億」から「80億*18」に変更されていてライブ(生きてる)感すごかった。こうやってずっと歌い続けていくんだね。Cメロの「ずっと君と…」のところで一旦煽りタイムに入って「スタンドの君と、アリーナの君と〜」っていくつか言ってくれて大盛り上がりだった。「ときどき逢えなくっても すこしくらいわからなくても」で音上げて歌ってくれるアレンジが好きすぎる。ちゃんと論として成立してる素晴らしい歌詞だし、これがましゃの幸福論なんだと思うと愛しさだけでどこまでも歩いていける気がする。ていうか、パーカッション無しでもこの曲やる(やれる)んだね。腹いせネタバレ野郎はますます遠慮してもろて……。
幸福論
vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜はマジで好きでギター練習してるけどサボりまくってて未だにうまく弾けない。各パートの超かっこいいソロを見る・聴くのが大好きだから毎回セトリ入れてほしい。チケット代1万円強で日本屈指の最高プレイヤーたちのキレッキレのソロ聴けるのお得すぎる。今後ともましゃと私をよろしくお願いします。あとこの曲はなんとましゃが作曲しました!インスト*19もできます!ましゃへお仕事お待ちしてます!
vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜

使用ギターたぶんこれだった
昨年の感謝祭同様、何曲かの歌詞が織り交ぜられたムービーが流れたので、さあどの曲かなと待っていたらPopstarとステージの魔物で歓喜。どっちも大好き。Popstarはかなり生存バイアスかかってるからヒヤヒヤしなくもない。でも山ちゃんのドラムかっこいいよ……。ステージの魔物も拓ちゃんかっこよすぎ。間奏のドラムも最高。この曲は以前はサビでタオルを投げ上げる振付があったけど、最近はましゃからもサポメンからもリードされない。もうやらないのかな?まあタオルを使うと埃が大量に舞うので、あんまりよろしくないのかもしれない。やらなくてもかなり楽しめるので問題ないです!
Popstar
ステージの魔物
妖はもはや私の中で架空ミュージカルのリードナンバーになっているので、国内の関係者は今すぐましゃのスケジュールを押さえて新作の劇伴を依頼してください。金原さんはアウトロでのかっこいい手拍子をいつもありがとうございます、最高です!手といえばましゃも片手で顔の半分を隠す振付があって、手の大きさにいつも憧れる。私は自分の手が小さいのがコンプレックスだから。あと話変わるけど左目が緑色に光らないの物足りないから、特殊エフェクトでモニターだけでもどうにかなりませんか?
妖
零 -ZERO-ではましゃがクラシックギターをガットギターみたいにピックでガンガン弾くので、う、うわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!ってなる。でも私がギターだったら部屋でコレクションされるより弾いてもらってみんなにいい音聴いてもらって褒められたいから、今後もそれでお願いしたい。いい音です!アツい曲なのに歌い方はずっと優しいから、全然知らないけど降谷くん*20は優しい人なんだろうなと思う。アウトロの高速ストロークも、全編通してバチバチにキメてくるサックスも、腹に響くドラムもベースもギターもストリングスも全部かっこいいのに、古谷徹*21の最悪の所業*22が頭を離れなくていまいち盛り上がりきれないのが悲しい。マジで一生許さねえ。でもステージ前方で噴き上がる炎の熱さを感じてめちゃくちゃ嬉しくなった。前方席最高〜〜〜〜!!
零 -ZERO-
Walking with you、ツアーに協賛してくれた日本生命のCMに提供したインストゥメンタル。ましゃ作曲。短いけどすごくかわいい!次のアルバムに絶対入れて。
Walking with you
ひとみはドラマの主題歌。ツアーのサブタイトル『Flowers and Bees, Tears and Music.』に表れている、目に見えるものと見えないものの共生関係を思う歌。既にデジタル販売されているけど、このライブを初視聴にするために1音も聴かずに過ごしてきた。名付けに関する歌詞があって、子どもの頃母に自分の名前の由来を尋ねた時のことを思い出した。私の本名はちょっと珍しい名前で、さぞかし素敵な意味があるんだろうと思ったら「意味は特にない。響きで付けた」と言われて大層ショックだった。かなり気に入っているので結果オーライではあるものの、皆さま名付けには慎重になってください。
ひとみ
ここで本編終了となり、ましゃとサポートメンバーたちはあっさりとステージを降りていく。すぐにアンコールのおねだりが始まった。ましゃのライブでは、客席の端や前方から順に両手を上げて立ち上がっていってウェーブをつくるのが恒例なんだけど、うまくいかない時もある。今回は、シンクロライトバングルが勝手に光でウェーブを作ってくれて、お客さんたちは手元が光るのを合図に両手を上げたり立ち上がったりして楽しんだ。賢い使い方!今後もこれがスムーズだと思う。
メンバーたちが最初にステージに戻ってきてくれた。みんな第2弾のほうのグッズTシャツに着替えている。いつも優しいな〜とホッコリしていると、「We want "M"!!」のコールが始まり、モニターにあのロゴが映る。え?ほんとに?と大混乱していたら、ましゃが客席に背を向けてステージ中央に立っていた。青いロングコートの背にMのロゴ。そのまま顔だけで振り向いて、すましたドヤ顔が大写しになる。客席からの悲鳴に近い歓声をさらったまま無礼者たちへ*23が始まった。ふくやマグニフィコ国王陛下〜〜〜〜〜!!!マグニフィコのMは雅治のMだよ〜〜〜〜〜〜!!!🫶🫶🫶🫶🫶🫶しかもモニターには歌唱シーンの本編映像まで流れる。神さま仏さまディズニーさまありがとう。ましゃが大河ドラマ*24以来声を枯らしたという力作、しかと堪能いたしました。サポメンみんな楽しそうだったけど、特にギターの魔法使いこと今ちゃんはまさかキャリアの中で魔法使いの曲を弾くことになるとは思わなかったに違いない。今後も弾いてください。あと個人的にましゃは実写の演技より声の演技のほうが上手いと思うので、関係者各位オファーお願いいたします。
無礼者たちへ
アンコール2曲目は明日の☆SHOW。サビで手を揺らすのが気持ちいい。ましゃでさえも「憧れ描いた夢は ちょっと違うけれど」な人生を生きていて、それはどうやら本当らしいというのはずっとわかっていた。それでも生活は続く。2008年発表の曲だけど、歌い続けてくれるたびにリアルになっていくように感じるのが怖くもあり、同時にほんとにしょうがねえよな人生ってやつはという、諦めを含みつつもそれだけでは終わらないその音が、あってくれて助かる気持ちにもなる。
明日の☆SHOW
バンドセットでのアンコールはいつも2曲で終わりなので、メンバーがニコニコ笑ってハイタッチし合いながらステージの前に集合する。今ちゃんがましゃに近づいて、口元の前で手をパクパクと開いては軽く体にふれていて、おしゃべりが上手だね〜!みたいな雰囲気でかわいかった。更に、ましゃの現場ではかわい子ぶっても大丈夫だということがわかってきたみたいで、メンバー紹介でお名前を呼ばれた時、あの綺麗なさらさらストレートの白髪(はくはつ)をファサッ……と両手で靡かせてくれて会場は大盛り上がり。キャプテンの紹介の時には中腰で両手で指さしてキラキラ〜って手を振ってて、かわいさ天元突破だった。歌舞伎ファンが役者だけでなくそのご家族のファンにもなってしまうように、私はましゃのサポメンたちのファンでもあるので、かなりありがたかった。世の中のスタジオミュージシャンは全員アイドルだろ。山ちゃんとは恒例の「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」のコールをし合って嬉しかった。いつまでもお互いこれやれるくらい元気でいようね!
下手(しもて)がなかなか手を繋げなくてわちゃわちゃした後、ましゃ含めメンバー全員一列になって手を繋いだまま万歳三唱。客席も動きを合わせて、みんなであたたかい拍手を送り合って、メンバーだけ退場。直前にましゃが上手下手とハイタッチの挨拶をしに行って、談笑していた上手チームが遅れてそれに気がついて、おぉ俺たちもか!みたいに慌てて応えててかなりよかった。
ましゃと一緒にメンバーたちを見送った後、「外出たらまだ明るいんですよ、さいたま!*25」と煽られてもう1曲、ひとりだけでダブルアンコールをやってくれた。あの夏も 海も 空も。ツアー最大キャパ1万8千人の前にひとりきりで立つのを、何でもないようにやってくれるけど、どんな気持ちなんだろう。ましゃにとって安全な場所であるようにといつも願っているし、行動しているつもりで、これからもずっと祈り続けることになる。CD音源だと音が多いこの曲をアカペラで歌い出して、良さが剥き出しになっていくのが素晴らしかった。最後はギターのサウンドホール*26に口を寄せて歌ってくれて、1万8千がそれぞれに選んだ静寂がそれをじっと聴いていた。「いいテイクだったんじゃないかな」と笑ってくれた通り、とても素敵な時間だった。それからいっぱい拍手を送って別れた。ツアー、最後まで無事に走り切れますように。
あの夏も 海も 空も
帰りは規制退場がなかったのでそのまま自分のタイミングで家路についた。かなり混んだけど、けやき広場で少し時間をつぶしたら案外あっさり電車に乗れた。無事に帰宅するまでがライブです。ちなみに、荷物は置き引きには遭わず、財布その他貴重品や、金テープ、それから紙吹雪のかけらも無事だった。当然とはいえ、周りのお客さんたち、安全に楽しませてくれてありがとうございました!今後もお互いそうやっていきましょう。
その他、断片的な記憶
モニター見るよりも実物の(実物の?)ましゃを見るほうが早くて嬉しかった。電気信号よりも速く目に飛び込んでくる光の名前は福山雅治。10年以上愛し続けてきて、ライブも何度も参加してるし、音楽番組の事前収録の観覧まで行ったのに、未だにましゃを生で見るとスゲ〜〜!!福山雅治って実在するんだ〜〜〜!!でもあれは集団幻覚では?と高速反復横跳びしてしまう。たぶんましゃが死んでもずっとそうだと思う。ましゃ今日ほんとに近かった。アリーナ席に味を占めてしまう。こんなことがあるなら、ピックをキャッチできるまでライブに行き続けるしかない。MOTORWORKSの田村くん*27みたいに、サポートメンバーたちが勝手にましゃのピックをばら撒いてくれてもいいです。
ライブ初参加の人、これまでにも参加したことがある人、をそれぞれ出席確認して、ご挨拶していてよかった。初めましての人はいつだっているんだということを忘れない精神と行動はとても大事。「これからの30年よろしくお願いします。来年は35周年です」と言って回っていて、ということは来年もまた何かちょっと大きめなイベントがあるのかもしれない。お互い忙しくなりそうですね。楽しみだけど体調第一でいこう!私も昨年の紅白の伊藤蘭さんのファンみたいに、何十年経ってもある日突然召集かけられても推しの名の下に集えるファンでいたい。
「スタンド(席にいるお客さんたち)、どうもありがとう。全部見えてます、全部届いてます」と今回もお礼を言って手を振っていてよかった。私も500レベルまでライトバングルきらきらしてるの全部見えてました。ましゃは客席全部見て回って景色も音も確認するので、本当に見えていたし聞こえていたと思う。あと歌詞がモニターに表示されるのもいつも優しさを感じる。こういうの嬉しいよね〜。



いつかの客席確認
中学1年生でギターに出会って、ちょっと弾けるようになったと思って18歳で上京したら、楽器屋さんの店員さんのほうが上手かった……という話もしてくれた。私の相棒(エレキギター)は父親から借りパクしたやつだから、楽器屋さんで楽器を購入したことはないんだけど、試奏とかハードル高いんだろうな。みんな勇気を出そう!私もギターさわろう。数ヶ月ぶりnn回目の決意。
「今日は収録が入ってますから、でっかい声聞かせてもらっていいですか?」と言われたので、全員で「イエ〜〜〜〜イ!!」「フゥ〜〜〜〜〜↑↑↑!!」って返したし、拍手もいっぱいした。そうしたら「いい素材が録れたと思います。昨年、ライブフィルムを公開しましたけど、あれにも皆さんの歓声が色んなところに貼り付けてありますから」と言われた。いくらでも便利に使ってください。円盤お待ちしています。過去分もよろしくお願いします。
どこかの曲で、今ちゃんがましゃとハイタッチしてからソロ弾いてて超かっこよかった。ましゃのライブは国内指折りの名プレイヤー勢揃いで、各パートのソロや見せ場がたくさんあるから、私個人としては例えばソロのたびにイェーイ!!とかフゥ〜〜↑↑!!とか言って拍手を送りたいんだけど、そういうのやってるお客さん周りにいないからいつもやれずにいる。小心者でごめん。
映像タイムでお客さんを座らせる時「お座りください、お掛けください」で及第点。男子女子のほかにスタンド席アリーナ席での呼びかけもあったから、今後もそういう感じで、性別に依らない呼びかけもセットでお願いします。
女子に呼びかけてみんなが応えたら「これが噂の仔猫ちゃんたち」と言い出して客席が騒然とした。私も一瞬仔猫ちゃんだって〜〜〜!!って沸き立っちゃったけど、それ某大泉洋がファンを呼ぶやつだから、そうじゃなくて、ましゃはましゃの言葉でましゃのファンを呼んでもらっていいかな?私たちはあなたに逢いに来てるんでよろしく。

それはそれとしてドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』は続編を早く撮ってください
全体的にライブアレンジが神。全然覚えてないけど。キャプテンいつもありがとう。
30年ぶりだったという島根の松江公演の話を何度かしていた。その30年前のライブに参加したお客さんたちも会場にいらしたそうで、よほど嬉しかったんだろう。30年という長い月日の中で、「ご家族や友人や自分の仕事に色んなことが起こって、順風満帆というのは本当にちょっとで、それが人生なんだと思っています」というようなことも言っていて、そういう色んなことに自分の楽曲が寄り添えたことが感慨深そうだった。来年はデビュー35周年、最新こそが最良であり続けられるように、長くやっていく機会をくれていることに感謝するツアーですとも言ってくれた。こちらこそずっと居てくれてありがとう!いつでも愛してるよ。
終演後はモニターにましゃからの「また逢おう またやろうな!!」の直筆メッセージが毎公演の日付入りで表示されるのが恒例なんだけど、ステージの写真撮影は全面禁止なのに記念に撮っちゃう人が昔からたくさんいて、対策なのか今日はすぐに画面が消えていた。ステージのセッティングに著作権などがあるのかもしれないから、撮られるリスクがある以上あのメッセージの場面だけを撮影許可するわけにはいかないのはわかる。でも毎回毎回、どんな特効が降っても通路に駆け出さず、電子機器の電源を切り、規制退場のアナウンスに従い、公式グッズ以外は持ち込まず、MCやダブルアンコールで叫ばず、合唱せず、出待ち入り待ち追跡もしない、私をはじめとする多くの良識あるファンではなく、ルール無視の悪人たちだけが記念写真を手にできるこの状況は、どうにかならないかなと思う。配布物にダウンロード用のQRコード載せるとか……?とにかく、いつもメッセージをありがとう!また逢おう、またやろうな!!
我が最強のメンバーたち
ギター:今剛
ギター:小倉博和
ベース:高水"大仏"健司
ドラム:山木秀夫
バイオリン:金原千恵子
サックス、フルート:山本拓夫
セットリスト
M-01 虹
M-02 All My Loving
M-03 KISSして
M-04 聖域
M-05 桜坂
M-06 ヒトツボシ
M-07 想望
M-08 東京にもあったんだ
M-09 家族になろうよ
M-10 道標
M-11 万有引力
M-12 幸福論
M-13 vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜
M-14 Popstar
M-15 ステージの魔物
M-16 妖
M-17 零 -ZERO-
M-18 Walking with you
M-19 ひとみ
En-01 無礼者たちへ
En-02 明日の☆SHOW
En-03 あの夏も 海も 空も
*1:ディズニー100周年記念映画『ウィッシュ』のヴィラン。ましゃ(福山雅治)が日本版にて声優を務めた
*2:ドラマ『ガリレオ』シリーズで、ましゃが主演を務めたキャラクター、湯川学
*3:公式の光りものグッズ。手首に嵌めて使う
*4:ましゃと同じ芸能事務所アミューズに所属しているフリーアナウンサー、荘口彰久、そうぐちあきひさ。ましゃと10年以上一緒にラジオ番組をやっている相棒
*5:高水"大仏"健司、たかみずけんじ。ハットがおしゃれな凄腕ヤバベーシスト
*6:小倉博和、おぐらひろかず。長年サポートしてくれている激うまギタリスト
*7:金原千恵子、きんばらちえこ。いつもお客さんを盛り上げてくれるかっこよくて優しい凄腕バイオリニスト
*8:山本拓夫、やまもとたくお。いつもかっこよすぎるサックス&フルート奏者
*9:車谷浩司と石田ショーキチによるユニット。全曲良すぎる奇跡の存在。解散してるけどふたりともまだ音楽業界にいてくれてるの嬉しすぎ
*10:山木秀夫、やまきひでお。最高のドラマー。飼っている犬がかわいい
*11:井上鑑、いのうえあきら。サポートメンバーのリーダー。いつもおしゃれでかわいい
*12:今剛、こんつよし。意味がわからないくらいうまいギタリスト。実弟は『パプリカ』などで知られるアニメ映画監督の故今敏さん
*14:写真家のハービー・山口さん。ましゃのライブやツアーに帯同してたくさん撮ってくれたものをまとめたライブ写真集を、これまでに何冊か出してくれた
*15:『KISSして』が主題歌として使用されたドラマ『ガリレオ』第1期および映画3本全てを撮った監督。いつもありがとう
*16:こうぷらす。ドラマ『ガリレオ』シリーズで共演した柴咲コウとのユニット。ボーカルは柴咲コウ、ギターはましゃ。シリーズのドラマ主題歌、映画主題歌を担当
*17:用事がある日の前日に現地に到着しておくこと
*18:2022年時点では、世界人口は79.51億人らしい
*19:インストゥメンタルの略。歌詞がない、器楽のための曲
*20:『零 -ZERO-』が主題歌を務めたアニメ映画『名探偵コナン ゼロの執行人』のメインキャラクター。ましゃは彼を研究してこの曲を書いた
*21:ベテラン男性声優
*22:ファンの女性と不倫して暴力妊娠中絶させた。コナンの降谷役からは降板が決定している
*23:ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』でましゃが声優を務めたヴィラン・マグニフィコのソロナンバー
*25:15時開演
*26:ギターのボディに空けられた穴。アコースティックギターの場合はほぼ中央に丸く空いている。この穴がある場合、ギターの内部の一部または全部は空洞になっており、そこで音が響くことによって、サウンドの音量は大きく、また広い空間で響いたようなものになる
*27:もーたーわーくす。Scudelia Electroの石田ショーキチ、町田直隆、スピッツの田村明宏、ウルフルズのサンコンJr.、そのほかの皆さんによる掛け持ちバンド。結成当時メインボーカルを務めていた元L⇔Rの黒沢健一の逝去以来、長らく活動休止していたが、新たに町田さんをボーカルに迎えて昨年電撃復活した。その復活ライブにて、ベースの田村くんが終演時にショーキチさんのピックを勝手に客席に投げまくった
*28:2024年10月7日追記