以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20230922-microsoft-copilot-ai-companion/より取得しました。



現地時間2023年9月21日に行われた発表会で、MicrosoftがWindows 11の次期大型アップデートとなるバージョン「23H2」を2023年9月26日にリリースすることを発表しました。23H2では、生成AIツールである「Microsoft Copilot」がWindows 11に標準搭載されるほか、「ペイント」アプリに生成AI機能「Cocreator」などが導入される予定です。

Announcing Microsoft Copilot, your everyday AI companion - The Official Microsoft Blog
https://blogs.microsoft.com/blog/2023/09/21/announcing-microsoft-copilot-your-everyday-ai-companion/

Announcing Microsoft 365 Copilot general availability and Microsoft 365 Chat | Microsoft 365 Blog
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2023/09/21/announcing-microsoft-365-copilot-general-availability-and-microsoft-365-chat/

New Outlook for Windows now available - Microsoft Community Hub
https://techcommunity.microsoft.com/t5/outlook-blog/new-outlook-for-windows-now-available/ba-p/3932068

Windows 11’s next update arrives on September 26th with Copilot, AI-powered Paint, and more - The Verge
https://www.theverge.com/2023/9/21/23882173/microsoft-windows-11-23h2-update-features-release-date

Windows 11のバージョン23H2から標準搭載されるAIツール「Microsoft Copilot」は、タスクバーまたはWin+Cキーのショートカットを使用することで起動できます。Windows Copilotはデスクトップ上でサイドバーとして表示され、テキストまたは音声入力でPCの設定変更やアプリの起動を指示したり、Bingチャットのような受け答えを行ったりすることが可能です。


Microsoftが公開したMicrosoft Copilotのデモ映像が以下。

Introducing Copilot in Windows 11, new AI tools, and more - YouTube


Microsoft Copilotを利用すると、ユーザーの好みに合った音楽プレイリストをSpotifyで作成することも可能。


「Turn on dark mode(ダークモードに切り替えて)」という指示に沿ってデスクトップを黒を基調とした色合いに変更することもできます。


複雑な文字入力なしでウェブページの要約を作成することも可能です。


表示された画像をドラッグ&ドロップで選択し、指示に沿って背景を削除することも可能。


背景を削除した画像を、Adobe ExpressでInstagram用の画像に加工することもできます。


そのほかMicrosoft Copilotには上位グレードとして、企業向けの「Bingチャット エンタープライズ」や「Microsoft 365 Copilot」も存在します。

月額5ドル(約730円)で利用可能な「Bingチャット エンタープライズ」は、Microsoft Copilotにデータ漏えいを防ぐようなシステムが付随したグレードです。Bingチャット エンタープライズでは、Microsoft Copilotと行ったチャットのデータがオンライン上に保存されることがないため、Microsoftがチャットの内容を確認したり、大規模言語モデルのトレーニングに利用したりすることはありません。

「Microsoft 365 Copilot」は9月26日に標準搭載されるMicrosoft CopilotやBingチャット エンタープライズの各種機能に加え、「Microsoft 365チャット」などの機能が利用可能になります。


Microsoft 365 Copilotを利用すると、メールアプリのOutlookでは、AIが自動的にメールスレッドを要約し、メールに記載された日時などの把握や返信などを自動的に行うことが可能になります。また、AIを利用してメールの下書きを作成する際に、AIが学習したデータを基に、ユーザー個人の文体を再現して自然な文章を作成してくれる「Sound like me」機能が実装されます。

文章作成ソフトのWordでは、Wordファイル内の文章をAIが箇条書きで要約してくれる機能が導入されます。また、AIに対して段落を書き直すように依頼すると、「ニュートラル」「カジュアル」「プロフェッショナル」の3種類のトーンからユーザーが選択し、その状況に沿ったトーンでAIが文章を書き直してくれるとのこと。

表計算ソフトのExcelでは、AIを利用して高度な分析が可能になります。また、Excel上で2023年8月から利用できるPythonを扱うことも可能で、Microsoft 365 Copilotを使用すると数式の記述やデータの書式設定、およびデータ分析の実行の支援を受けることができるだけでなく、日常的な言葉を使ってデータで何をしたいのかを説明するだけで、Microsoft 365 Copilotが実用的なPythonコードを生成し、Excelに挿入します。

Copilot in Excel | Python Integration - YouTube


Microsoft 365 Copilotは2023年11月1日から利用可能で、価格は1ユーザー当たり月額30ドル(約4400円)です。

Windows 11の次期大型アップデート「23H2」では、Microsoft Copilotの標準搭載のほか、約150もの新機能が追加されます。Windowsにデフォルトでインストールされている「ペイント」アプリでは、画像から背景を除去する機能レイヤーの追加、AIで画像を自動生成できる「Cocreator」機能が導入されています。


保存された画像や撮影した写真を管理する「Photo」アプリでは、AIが被写体と背景を解析して、ワンクリックで自動的に背景をぼかすなどの機能が追加。


受信トレイを自分のスタイルに合わせてカスタマイズできるようになった新しいOutlookでは、メールの作成の際にAIがスペルチェックや文法のチェックを行って、間違いのない状態で送信することが可能です。また、メールとカレンダーを1つのアプリ内で合理化することで、スケジュールをチェックしつつメールの作成を行うことができます。

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